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上下巻BLは名作が多い、は本当か?2024
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2024/04/13 16:00
宮田は岩永に振り回されていましたが、筆者の情緒は宮田のかわいさに振り回されました……。今回は胸アツ展開となったドラマの最終回を含め、作品全体の萌えポイントをご紹介させてください‼
※ネタバレありまくりでお送りしますので、未試聴の方は視聴後にこの悶える気持ちを分かち合いましょう!
◆目次◆
1. 岩永の反則級な色気
2. ツンデレな宮田の酔っ払いぶりがズルすぎ
3. 過去のエピソードが垣間見える「食べ物」
4. 素顔がこぼれ出す両想いの2人にキュン止まらん
5. ここまで見せてくれるんですか!!?超濃厚なラブシーン
6. 過去を乗り越え愛を育む…純愛に涙
まず、筆者が語りたいのは古屋呂敏さんが演じるクセモノ大学准教授の岩永崇。ミステリアスで、どこか人と一線を置いているような雰囲気は大人の色気がムンムン漂っております。助手の白石に手を出していながら、学生時代ぶりに再開した宮田をご飯に誘ったり、キスをしたり……。落とす気満々のムーブと満ち溢れる自信がもう完全に“攻め様”です。
そんな岩永にも「弱み」を見せる瞬間が。特に第3話で体調不良になった際、髪の毛をセットしていない弱々しい姿は普段とのギャップで心臓がギュンっっっっと掴まれました。だんだんと宮田への真剣な恋心が見えてくる様子も必見です!
そんなスパダリ攻め様のお相手はツンデレ年下後輩!! 長谷川慎さん演じる宮田は、岩永からのご飯の誘いやアプローチを必死に躱します。作家と編集として仕事上の割り切った関係を築こうとしていた宮田。しかし、お酒を飲むと本心が漏れてしまい……。
ツンツンしていた宮田が、でろでろになった瞬間「先輩……」と甘え、挙句岩永に甘えたりバックハグしたり……。こんなことされたらたまったもんじゃなくないですか!!?!? 視聴者には岩永への恋心がダダ漏れなのですが、シラフになった瞬間「俺には恋人がいるんで(ツーン)」な態度に戻ってしまうのもまた罪。岩永が振り回しているように見えて、実際は宮田が振り回しているような関係性が最高に美味しいです。
本編では2人の恋愛模様がメインで描かれますが、その中に登場する食べ物にもご注目! 一つ一つの描写が2人の感情を引き出してくれるんですよね。たまんねえ……。
一つ目はチョコプリン。体調を崩してしまった岩永にチョコプリンを差し入れた宮田。すると、岩永から「好きな物を覚えていてくれて嬉しい」という旨のメールが。そのメールを見てる時の宮田の顔!!!! その嬉しそうな笑顔に「「「好き」」」が詰まっていて、こちらまで幸せになってしまいました。
二つ目はカニクリームコロッケ。2人で居酒屋に行ったとき宮田はカニクリームコロッケを注文します。すると岩永が「好きだったよね?」と一言。お前のことちゃんとちゃんと覚えてるよアピですか? そんなマウント取らなくても、もうあなたの宮田ですよ!!!!
それに対して宮田は、「学生の(頃に食べたカニクリームコロッケ)が一番おいしかった」とキラーワードを放出。……それって、岩永との思い出があるからですよね?? しかも、学生の頃の回想シーンでは、宮田のカニクリームコロッケを宮田のお箸を使って岩永が食べるサービスショットまで見せてくださいます。本当にありがとうございます。
今まで余裕を見せていたとしても、両想いが確定したら逆に素の気持ちが出ちゃう感じが両想いの魅力!
宮田を落としにかかる岩永と、避け続ける宮田。飄々と宮田を口説きにかかっていた岩永ですが、お互いに気持ちを伝え合った途端、初心な少年のような素顔が垣間見えるように♥
特に、宮田と2人並んで腰かけたとき、宮田をチラチラ見ながらはにかみ笑顔を向ける岩永に喜びが滲み出ています。今までのキャラと違いすぎる、キュートな笑顔もまたいい!! この表情は宮田にしか見せないんだと思うとさらにグッときます。
2人の距離がだんだんと近づく様子にじりじりする『恋二度』ですが、理性と本能がせめぎ合うラブシーンが……あの……本当に最高です。ぜひ皆さんにも見ていただきたいので、ご紹介させてください……!
第1話から何度も交わされる大人なキスが展開された本作ですが、第3話と第4話では、画面越しに匂い立つようなベッドシーンが描かれます。
まず、画がとにかく美しい。艶やかに濡れる肌、芸術品のようなお2人のご尊顔、映画のように上質な映像……。2人が体を交わり合わせる姿、国宝にしたいほど大変麗しいです。これだけで1兆円は払える……と生唾を飲み込みました。
そして、表情から滲み出る「感情」がたまらん!!! 第3話では「抵抗しないと」と思いつつ流されてしまう宮田の葛藤が表情一つ一つに表現されています。一方、愛おしそうに指を絡める岩永には宮田への愛しさがこれでもかと溢れており、2人のすれ違いが切ない……。
また、気持ちを通わせ合う第4話では、愛を囁きながら幸せそうに肌を重ねる様子がたっぷりと描かれております。この感情の揺れ動きが表現された、美しすぎるベッドシーンがもう……もう……! こんなとんでもないものを見せてくださった長谷川慎さんと古屋呂敏さん、制作スタッフの皆さまに足を向けて寝られません。
と、このように第4話までは2人の恋愛模様がたくさん描かれてきましたが、所々に出てくる過去の回想シーンに不穏な空気がありました。完璧に見える岩永でも抱えている問題は大きく……。2人がその問題にどうやって立ち向かうのかも気になるポイントです。
最終回までは、家の話をしてくれない岩永に対して怒ったり、不安になってしまう宮田。しかし、岩永が宮田を守るためにあえて話さなかったということを知り、これからは宮田もその過去を一緒に背負って行くという覚悟を決めます。岩永の母親と話に行く時の宮田の表情は今まで見たことのないキリッとしたものに変わりました!
母親との話し合いの後、学生の頃よく行った川辺で寝そべっていると、
「俺ずっとそばにいますからね。愛してます。」
と、ついに宮田が言いました!!
最初は完璧に見える攻めの岩永が、いつのまにか宮田にも弱さを見せるようになり、最終的には受けが攻めの全てを一緒に背負って生きていく。この流れ最高すぎませんか!? 第1話からは想像もつかないくらい宮田の成長が感じられました!! 本当に末永くお幸せに♥
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『恋をするなら二度目が上等』いかがでしたか? 過去の出来事や家庭事情を乗り越えて成就した2人の恋に、拍手喝采です!
MBS動画イズム、TVer では一週間限定見逃し配信、FODでは見放題独占配信中ですのでまだ観ていない方も、一度観た方もぜひご覧ください!!
【STORY】
ビジネス誌の編集者・宮田晃啓(長谷川慎)は、新しいコラムの執筆依頼のため、売れっ子大学准教授・岩永崇(古屋呂敏)のもとを訪れる。しかしそれは、黒歴史と化した高校時代に別れた、《初恋相手》だった―! 上京して十数年…駆け落ちを約束するほどの大恋愛をした過去を封印し、結婚を考える彼女・福田あこ(永瀬莉子)もできて、“それなり”に生きてきた宮田だったが、この出会いをキッカケに、仕事もプライベートも岩永のペースに翻弄されまくり….。岩永の助手・白石優人(髙松アロハ)や、ワイナリー社長の椙本恭介(白石隼也)らの登場で2人の恋も急展開?! 素直になれない<オーバー30男子>の偶然の再会から始まる、駆け引きだらけの「二度目」の恋の行方は―。
キャスト:長谷川慎 古屋呂敏 髙松アロハ 永瀬莉子中村久美 白石隼也
監督:安川有果
脚本:綿種アヤ 安川有果
音楽:小山絵里奈
幹事会社:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
製作:「恋をするなら二度目が上等」製作委員会・MBS
オープニング主題歌:Mel「コヨイノウタ」(HPI Records)
エンディング主題歌:Ayumu Imazu「BANDAGE」(WARNER MUSIC JAPAN)
木下けい子が贈る、クセ者大学准教授×ビジネス書編集者の、再会ドラマティックLOVE♡
執筆を依頼した相手は、黒歴史と化した元恋人──!?ビジネス書の編集者となってはや十年目の宮田。新しいコラム原稿の依頼で、売れっ子の大学准教授を訪ねるけれど、その男・岩永はなんと、宮田が高校時代に駆け落ちを約束しながら、揶揄われたと知って逃げた相手だった……!!「昔みたいに先輩って呼んでよ」──昔と変わらず食えない笑顔を向けてくる岩永に、今度は仕事相手として振り回されることになり…!?
コメント1
匿名2番さん(1/1)
すれ違いがきっかけで長年の両片思い、14年ぶりに再開しても色んなしがらみで素直になれなかった2人が紆余曲折ありながらも最後はちゃんと想いを伝え合って結ばれて…
宮田くんと岩永先輩、本当に良かったね!2人で幸せになってね!と祝福したくなる最高のハッピーエンドでした。
映像も役者さん達も本当に綺麗で美しく、毎週夢中になって観ていました。こんな素敵な作品を作って下さったキャスト、スタッフ、関係者の皆様に感謝感謝です。
その後の2人をもっと見守りたいので、是非シーズン2、劇場版と続くよう願っています。