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これが「エモい」の最上級。2人の若さが眩しすぎる…

集英社「君恋」から絶賛配信中の阿部はちた先生の作品『かじつ』。
読者からは「読み応えがありすぎる」「泣きたくなるほど切ない」というストーリーへの評価が寄せられていることはもちろん、「香り、音、温度が伝わってくる」とその絵の臨場感に引き込まれる人が続出しているんです！

沖縄で繰り広げられる湿度120％の義兄弟BLに、きゅんがとまらない…♥

今回はそんな『かじつ』の中身をチラ見せいたします！

主人公は、親同士の再婚で過去6年間義理の兄弟だった恭一と松真。両親の離婚により離れ離れになった2人は、夏休みに1年ぶりに再会することになります。

しかし沖縄の松真の家を離れ、実母のもとで暮らす恭一には秘められた思いがあって…。

そんな『かじつ』の第1話から記者のお気に入りシーンをチラ見せしちゃいます！

結局両親は離婚。恭一は縁さえ切れなけば、また松真に会えるかも…と期待を抱きつつ、実母のもとで暮らすことに。2人は離れ離れになってしまいます。
「好き」と伝えたらどうなるだろう…と想像する恭一。





なんでしょうこの緊張感…。松真の天然不意打ちハグずるすぎでは？
そんなとき松真に電話が。漏れ聞こえるのは女子の声。恭一は動揺して誰からの電話か聞きます。すると…。

恭一は松真が告白されたことを知らされていなかったことで感情のリミッターが外れてしまいます…！

恭一は額についた傷をわざと見せつけます。実は2人が海に行ったときにできたもので、松真はそのことに負い目を感じているようなのです。
そしてついに、恭一は隠された思いを告白してしまいます…。

無理矢理キスしても、松真の気持ちが自分のものにならないことなんてわかっていても衝動をとめられない恭一。
それでもお前は兄弟だよ、と言う松真。

2人の熱、息づかい、海の匂いや風のざわめきまでがこちらまで伝わってくるような作画に、思わず息をつめて展開を見守ってしまいます。

とにかく若さ溢れ出る作品なのですが、そこにある純粋な下心が生々しく描かれているところがリアルな緊迫感を生み出していてたまらないですよね…。

義兄弟という関係性、松真の家族への思い、恭一のまっすぐな恋心、過去の事件。すべてが絡まり合ってすれ違う2人の恋。

一体どこへ向かっていくのか。ぜひその目で、そして五感で体感してください！

阿部はちた先生の作品『かじつ』は集英社「君恋」から絶賛配信中です。