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耽美な世界観に酔いしれよう



5月に、ルネッサンス吉田先生の初原画展が開催された東京銀座にある「ヴァニラ画廊」がこの夏アツい!!
なんと「少年」「お兄さん」にフォーカスした展覧会が開かれるというのです。

neychi展「少年蒐集」
neychiさんは、「少年」をモチーフに作品を展開。捕獲少年シリーズなど捕われたいたいけな少年をテーマにした作品を多く制作されています。また、ベジェ曲線を使用したイラストからは独特な世界観が漂っており、目が惹きつけられます。



白い肌と赤い縄のコントラストが美しい!! この縄を外したとしても縛られていた痕が紅くしっかりと刻み込まれるのでしょうか。自分の中の悪い所有欲が突き動かされそうになります。おっといけないいけない。



左の作品、少年についつい目が行きがちですが彼らの後ろを見てみるとセーラー服のおさげ少女らが！ しかも左に居る女の子は縄を持っています。まさかこの子たちを愛らしくしたのはチミらか!! まったく！ 風紀委員さんまでいるじゃないかっ！ 悪い子だなぁ!! (グッジョブ)

右の作品の少年はプリンとくまのぬいぐるみ、さらに色鉛筆という最強可愛いオプションによって尊さが増しています。また、なぜ縛られているのが右足だけなのか。そこにそこはかとない意味深要素を感じざるを得ません。
どの作品も妄想が捗るとても深い作品です。

▼neychi展「少年蒐集」
―捕われた少年達を愛でる
手に入れたものは少年の心なのか身体なのか
捕われたのは心なのか身体なのか―
 
【会期】
8月17日(月)～8月22日(土)
【会場】
ヴァニラ画廊　展覧会室B
【営業時間】
平日(月～木) 12:00～19:00
金曜 12:00～20:00
土日 12:00～17:00
【入場料】
500 円
展覧会室Aにて開催する春川ナミオ展「マグナマテルMagna Mater～豊饒の海～」もご覧いただけます。

カネオヤサチコ展「おにいさんの絶対領域　改」
カネオヤサチコさんは、成人男性の「白ソックス」「髭の剃り跡」「縦縞パンツ」など「おにいさん」へのニッチな愛情とフェチ心を作風で国内外問わず人気を得ています。



この二つの作品の男性から、仕事に疲れ少しくたびれたおにいさん、という印象を受けました。ただ、この状況からして二人とも普通のサラリーマンではなさそうですね。ナニをしていて疲れたのでしょうか。

気になるところ満載なのですが、どうしても筆者が目を奪われたのは左作品。
しゃ、社会の窓からお金が突っ込まれている!! (しかも縞パン！ )
これはオジサンたちがキャバクラとかでよくやる胸の谷間にお金を挟む娯楽のおにいさんバージョンなのか…!? その手があったか！ と、目から鱗です。
首に巻かれたネクタイ、肌蹴た胸元をチラみせしているところもエロい！

おにいさんの『絶対領域』には無限の可能性があるということを再確認させられました。もっとその魅力を知るためにも、展覧会に行ってひとつひとつ萌え要素を探すのも楽しそうですね。

▼カネオヤサチコ展「おにいさんの絶対領域　改」
―おにいさんの布と皮膚の隙間の向こうには無限の夢と浪漫が広がっている―
腕まくりしたシャツの袖と腕時計の間、作業着と軍手の間からチラリとのぞく手首、電車などで脚を組んだ際に思いがけなく覗く靴下の足首や諸々の隙間…それはおにいさんの絶対領域。

【会期】
8月24日(月)～8月29日(土)
【会場】
ヴァニラ画廊　展覧会室B
【営業時間】
平日(月～木) 12:00～19:00
金曜 12:00～20:00
土日 12:00～17:00
【入場料】
500 円
展覧会室Aにて開催する春川ナミオ展「マグナマテルMagna Mater～豊饒の海～」もご覧いただけます。

直接的なBL作品ではありませんが、腐女子の好奇心を揺さぶる作品が盛りだくさんの展覧会です。興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか♪