BLニュース

この世界にはクソデカ感情BLが多すぎる！！！

 

「好き」の二文字じゃあまりにも軽い。
相手への想いが重すぎて、もはや重力が発生してるんですが？？？

こんにちは！
激重クソデカBLを読んでは泣いて、泣いては読んでを繰り返している限界オタクのみなさん、お元気ですか～!! (元気なわけない)

この世界には数えきれないほどのBIGLOVE作品が溢れていますが、まだまだ開拓していきたい方もいらっしゃるのではないでしょうか？

「もっとクソデカ感情BLをくれ～～～～～～～！！！！」

そんな飢えた皆さんの声にお応えして、先日ちるちるのXアカウントにて「読んでいて血肉沸き立った【ベスト・オブ・クソデカ感情】な作品」のアンケートを実施いたしました！
なんと集まった作品は170作品‼
たくさんの投稿、本当にありがとうございました‼

今回は、皆さまから寄せられた熱い回答の中から、読者のSAN値を削りながらも心を鷲掴みにする10作品をピックアップして紹介いたします！
ただでさえ重いのになんと10作品も紹介しちゃいます……‼ (嫌がらせじゃないよ、「愛」だよ……♥)

ハンカチ……いや、バスタオルの準備はいいですか⁉
いざ、感情の樹海へ！ ぜひ最後までご覧ください‼

 

◆目次◆
1．800年の想いは「重い」通り越して「神話」
2．身体に刻まれた愛は消えない……執着と嫉妬の臨界点
3．20年越しの計画的犯行?! 執着変態策士×チョロかわ社畜
4．「リアルな地獄」と「救済」のフルコース。BL界のバイブルが来たッ
5．「キモい(褒め)」が止まらない！ 信仰と執着が重すぎる
6．13年の時を超えた「激重」執着スパダリ
7．トラウマと恋の境界線。青春はこんなにも痛い……
8．配信者×古参オタク。ネトストとメンヘラが織りなす強火共依存
9．ヤンデレ暴走Dom×素直になれないSub。本能が理性を食い尽くす
10．地獄のような青春を生き抜け

 
作品詳細はこちら

 

STORY
八百年、貴方に焦がれ続けた。

仙楽国の太子・謝憐(シエ・リェン)は、十七歳の若さで飛昇し天界の武神となった。
しかし、自らの行動が原因で二度も天界を追放されてしまう。
それから八百年後――。三度目の飛昇を果たし天界に復帰したものの、
今や謝憐(シエ・リェン)の信徒は残っておらず、
他の神官たちからもはみ出し者扱いされてしまうのだった。
地道に信徒を獲得しようと下界で一人奮闘する謝憐(シエ・リェン)は、
ある日、三郎(サンラン)と名乗る美しい少年に出会う。
行くあてがないと言われともに過ごすようになり、
慕ってくれる彼と仲を深める謝憐(シエ・リェン)。
だが、なぜか天界や鬼界に詳しい三郎(サンラン)には秘密があるようで――?

 

数々の名作をおさえ、堂々の第1位(7票)に輝いたのは、あの大ヒット中華BL『天官賜福』です！！！

はい、解散～～～‼ 勝てるわけがない！！！

ちなみに、「歴戦のBLオタクが選んだベスト・オブ・スパダリ攻めランキング」でも第1位に輝いたのが、まさしく『天官賜福』の花城でした。

すごい、もうね、避けられないんですよ『天官賜福』は……

なんと言っても攻め・花城の感情のスケールが桁違い。
「800年」 ですよ？
受けの謝憐を、800年間ずーーーーっと一途に想い続け、探し続け、彼のためなら死んでもいいし、彼のためならなんだってする。
生殺与奪の権、自ら差し出しちゃってます。

スパダリという枠に収まりきらない、究極のクソデカ感情……‼
圧倒的な愛の質量で殴られたいなら、この作品しかありません。 

Xでも「800年もの執着は規格外」「こんなクソデカ感情抱えて生きている人は見たことない……」など、もはや人間の尺では測れない時間と感情のデカさにただ手を合わせるしかできないオタク多数……合掌。

世界中のオタクが震えた、至高の愛の物語がここに君臨です！

 
作品詳細はこちら

 

STORY
「好きな子には優しくしろよぉ」
「だっておまえノンケだからさ勝てねーだろ女には」
後孔を開発してきたウリ専・貴宏が忘れられず、女を抱けなくなったホスト・レオ。
一度でいいから抱けと懇願して以来セフレの延長で同棲をはじめ、限界まで蕩かされやらしく淫れる毎日。
好きかもと思いはじめた頃、レオは客に「枕」を要求される。
そんな姿を貴宏に見つかってしまったレオは、嫉妬に冷静さを欠いた怒張をねじ込まれ
太客に見せつけるように抱き潰されてーー!?

 

「性愛」と「執着」がドロドロに溶け合った傑作といえばこれ！
akabeko先生の『蜜果』！

「身体の相性が良すぎて人生狂っちゃう」系の最高峰がここにランクインです！

元ウリ専の店長・貴宏と、彼に「開発」されて以来、女性を抱けなくなってしまったホスト・レオ。

 ……もう設定だけでいろいろ妄想がはかどっちゃいますね？こういうの大好きなんですよ私……(聞いてない)

嫉妬という感情をそのまま形にしたような激しさで最高です……

「お前を満足させられるのは俺だけ」という圧倒的の説得力でねじ伏せられる快感と、互いに離れられない共依存の沼。

「愛」と「性」が不可分に溶け合った、濃厚すぎるクソデカ感情を浴びたい方は必読ですよ～‼

 
作品詳細はこちら

 

STORY
日々残業漬けで疲労困憊、限界社畜の広告マン・黒岩直斗は
同僚に勧められ、スゴ腕と絶賛される岸辺整骨ラボへ行くことに。

同い年だというモデル顔負けのイケメン院長・岸辺一舞の
人懐っこくて積極的すぎる性格に圧倒されるも、
施術を受けるとまさに異議なし天国!!

「とろっとろに…
気持ちよくして差し上げますんで」

ねちっこい手つきと的確な指圧に思わず声が漏れ、
心地よい手さばきに寝落ちてしまって気づけば翌朝…。

すっかり岸辺の施術の虜になってしまいラボへ通うようになるが、
施術はまるで前戯かのようにだんだんと過激になっていき
おかしいと感じつつも、じわじわと体の奥から
作り変えられる感覚に抗えなくなっていく――。

しかし、幼少期に野球で右肩を痛めている黒岩は、
岸辺がそこを避け施術していることに気が付いて――…?


人懐っこい溺愛執着整体師×限界社畜のズタボロ広告マン
巧みな話術と施術でカラダの奥まで解される、
陥落トラップラブ!

 

「癒やし系」だと思ったら「沼らせ系」でした。しかも底なしの。
限界社畜の黒岩を救う(？)イケメン整体師・岸辺。

「とろっとろに…気持ちよくして差し上げますんで」という甘い言葉で始まった施術は、次第に過激な愛の侵食へ！

実はこの岸辺、ただの整体師じゃありません。
なんと幼少期から「20年」もの歳月をかけて黒岩を落とす準備をしてきた、筋金入りの執着変態策士だったのです‼
爽やかな笑顔の裏で外堀を埋め、黒岩が自分を求めるように仕向ける完璧な計画的犯行。その目はもはや獲物を狙う肉食獣！

なのになぜか憎めないのは、その執念の源が純度100%の愛だから。
「変態」と「純愛」のパラドックスに脳がバグる！

そんな重すぎる愛を知らず、ゴッドハンドでとろとろに開発され、チョロく陥落していく黒岩の姿(と立派な胸筋!)も絶景です。

拗れる暇すら与えない完璧な包囲網で愛される、そんな夢(と恐怖)が詰まったデビュー作とは思えない完成度の怪作です！

 
作品詳細はこちら

 

STORY
松岡洋介には週に一度、美しく女装して街に出かけ、男たちの視線を集めて楽しんでいた。ある日、女の姿でナンパされ、散々な目に逢い途方にくれていた松岡を優しく助けてくれた男がいた。同じ会社で働く、不器用、トロイと評判のさえない男、寛末（ひろすえ）だった。女と誤解されたまま、寛末と会ううちに、松岡は「好きだ」と告白される。松岡は、女としてもう会わないと決心するが・・。

 

読了後、号泣ののち泣きながら嘔吐……するらしいこの作品。
ほんっっっっとうにひとつの作品が持っていい感情エネルギーを優に超えています。
致死量です。気を付けてください(ガチ)

上巻では「女装していた自分」を愛されることになった受け・松岡の地獄を描いた後、下巻ではなんと視点が攻め・寛末へ。
女じゃなかった松岡を拒絶したくせに、寂しいからと近づき、友達としてキープし、無自覚に松岡の傷口をえぐりまくる寛末……

「いい人特有の無神経さ」と「リアルな葛藤」の描き方が巧すぎて、読んでいて胃に穴が開きます。

それでも、冷たく突き放しても、寛末のタバコの吸殻を捨てられない松岡の健気さ……。

 「早く好きだと言って。こんな気持ちから早く助けて」


読み終えた瞬間、誰もが深い溜息とともに「……よかった……」と虚空を見つめることでしょう……

バスタオル必須です。いや足りないかも。(天を仰ぐ)

 
作品詳細はこちら

 

STORY
憧れの級友に抱く、信仰にも似た想いーースクールカーストLoveストーリー。

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!?　絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!

 

ドラマ・映画化もされ社会現象となった『美しい彼』、これを語らずしてなにを語ろうか‼

「清居くんは神様だ」「同じ空間で空気を吸ってごめんなさい」

スクールカースト最底辺・平良一成にとって、頂点に君臨する清居奏は「推し」を超えた絶対的な「神」。

この平良のクソデカ感情(信仰心)がとにかく凄いんですよ……‼(笑)

いじめられても清居のためなら平気、パシリにされても「神への奉仕」と解釈して喜ぶ。
あまりの自己肯定感の低さと、清居への異常なまでの崇拝が、一周回って清々しいほど「キモい(褒め)」‼

……いや、ほんとにキモいんだけど、それがいいんだよな……(わかる人にはわかる)

一方の清居も、そんな平良の重すぎる愛がないと満足できなくなっていく……
くらった瞬間、ギャップ萌えで爆発すること間違いなしです♥

切なくて可愛い、歪だけど最強に尊いラブストーリー
ぜひご覧ください♪

 
作品詳細はこちら

 

STORY
時を超え待ち続けた、運命の再会。

かつて「悪の道に堕ちた」と人々から恐れられた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、
すべてを失い非業の死を遂げた。
しかし、それは自らの信念を貫いた証だった。
それから13年後――別人の体に召喚され、思いがけず現世に蘇る。
正体を隠し過去と決別しようとするが、
よりによって少年の頃から文武を競い合った宿命の相手、
藍忘機(ラン・ワンジー)と再会してしまう。
自由奔放で快活な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と、
品行方正で寡黙な藍忘機(ラン・ワンジー)。
前世の記憶の中では衝突してばかりいたはずなのに、
なぜか彼はそばを離れようとせず――。
あの日の旋律が再び二人を巡りあわせる。

 

アニメ、ドラマ(『陳情令』)でも世界を熱狂させた本作(ファンミーティングもあるよ)

攻め・藍忘機の執着は、受け・魏無羨が死んでからの「13年間」に凝縮されています。

自由奔放な魏無羨と品行方正な藍忘機は、仲良くなりようがないほど性格が正反対。
好き勝手して次々と問題を起こしていく魏無羨に、藍忘機の眉間のシワは深まるばかり……

しかし、誤解されようと孤独になろうと、自分が信じる正義を貫く魏無羨の姿に、藍忘機は静かに惹かれていきます。

でも‼
いい感じに徐々に仲良くなっていた２人ですが、いい意味でも悪い意味でも目立つ魏無羨は、なんやかんやあって(辛)、死にます(急)(辛)。

魏無羨を信じ抜くことができず彼を失ってしまった藍忘機は、魏無羨がなんやかんやあって生き返る(幸)までの13年間に、彼への想いをBIGBIGBIG×∞に膨らませていました。

いやね、生前でも自分の名前＝藍忘機と魏無羨の名前からとった「忘羨」っていうタイトルの曲を自作して魏無羨に聞かせる(付き合ってない)とか、13年前の藍忘機もまあバグってるっちゃあバグってるんですけど……

魏無羨が生き返ってからはほんとーーーーうにすごいです。過保護。
「魏無羨絶対守るマン」です。

たとえ事情を詳しく知らなくとも、魏無羨が言ってるってだけでもう全部信じます。
戦いでは絶対守るし、(生前はあんなに厳しく注意していた)お酒も自ら持ってきてあげるし、「遠くには行くな」とか言っちゃう(付き合ってない)。

……俺から離れるなってこと？！？！？！？！？！？！？！？！？(クソデカボイス)

絶対絶対絶対履修してください。お願いです(私情)
ちなみに筆者の最推しは温寧です。薛洋と聶明玦も好きです。
よろしくお願いします(？)

 
作品詳細はこちら

 

STORY
全寮制の高校に通う矢野久哉の悩みの種は同室で学校一の問題児、小田島苑だった。
門限を守らず、男子寮に女子生徒を連れ込み性行為に耽る姿を目撃し初めて見る男女の生々しい営みに混乱と欲情を感じてしまった矢野に半ば強引に自己処理の手伝いを行う。
「生真面目な優等生」を揶揄う小田島、かと思いきやそこには誰にも言えない恋愛感情とトラウマが混在していてーー。

 

「一見ただのヤリチンに見える攻めが、実は誰よりも深く傷つき、怯えている」
……このギャップに弱い方、覚悟してください。

全寮制の男子校。
生真面目な矢野の同室になったのは、毎晩のように女子を連れ込む問題児・小田島。
しかし、彼の女遊びは快楽のためではありませんでした。

幼少期に父親の同性愛現場を目撃し、精神を病んだ母親を見て育った小田島。
「自分は父のようにはならない(同性を好きにはならない)」
そう自分に言い聞かせる彼は、矢野への恋心を「異常」だと断じ、それを「矯正」するために、まるで自分に刻印を打つように女性を抱き続けていたのです……

特に、矢野の首筋を見て欲情してしまった直後、逃げるように女を抱きに行くシーン……
あれは浮気でも遊びでもなく、「俺はまともだ」と確認するための悲痛な叫びだったんですよね……(泣いた)

だからこそ、下巻『二葉』での救済が沁みる……！！！！

「一葉」から「二葉」になる奇跡を、ぜひセットで見届けてください！

 
作品詳細はこちら

 

STORY
配信者とファン、歪んだ2人の共依存BL！
大学生の春日帝は、配信者のちゅーりっひ（本名：中原理人）に対し依存とも言える推し方をしていた。推しを真に理解しているのは自分だけと思う帝は、念願のリアルイベントに向かうが…。そして、ちゅーりっひも帝に特別な執着心を抱いていて…？配信者とファンの粘着質な共依存を描く、SNS大反響の異色BL。

 

「ガチ恋」「同担拒否」「盲目信者」……この言葉に覚えがある全オタクに告ぐ。
これは、あなたのための物語です。

中堅配信者・理人(ちゅーりっひ)と、彼を推す古参オタク・帝。
一見、ありがちな「推しとファン」の関係に見えますが、蓋を開ければ地獄(天国)のような共依存が待っていました……！

受けの帝は、地雷系ファッションが似合う超イケメン。
で・す・が、中身は推しへの独占欲が限界突破したヤンデレ＆メンヘラ(最高)

そして攻めの理人は、承認欲求つよつよな配信者……かと思いきや、なんと古参ファンの帝を特定してネトストしているという執着っぷり‼
帝だけじゃなくて帝の友達とかもフォローしてます。怖い。狂気。

「自分を救ってくれたのは彼だけ」

互いが互いを唯一の拠り所とし、帝がどこにも行かないように、さらに自分に溺れさせようとする理人のゾクゾクするような支配欲……

ヤンデレ＆メンヘラ＆執着etc……と属性盛り盛りなのもそうなんですが、それだけじゃないんですよ！
表情とかコマ割りとか字体とか、漫画表現もすごすぎてさらにダークな雰囲気になっているところも、この作品のつよつよポイント‼

顔面偏差値も最強な二人が堕ちていく、甘美な共依存の深淵……覗いてみませんか⁇♥

 
作品詳細はこちら

 

STORY
カウンセラーの白宮は自らがSub ということを隠し、生きてきた。しかし抑制剤も効かなくなり、本能を抑えているために具合は悪くなるばかり…。 そんな時にかつての幼なじみ高雛が職場に訪ねてくる。 高雛は、かつて白宮に“命令”をした初めてのDoｍで…？！ 支配と独占、愛憎入り混じるDom×Sub BL ！

 

「支配されたい」という本能は、幼い頃からの「呪い」だった。

Dom/Subユニバースの傑作であり、「ヤンデレ暴走攻め」が大好物な方への延命装置です！
毎回言ってるような気がしますが、筆者こういうの大好き。

幼馴染の二人、Domの高雛とSubの白宮。

特に攻め・高雛の執着は半端じゃありません。
白宮のことになると余裕をなくし、愛が重すぎて暴走してしまう「ヤンデレ」っぷりがほーーーーんまに心配になるくらいです。
ちゃんと白宮を大切にしたいのに、積年の渇望とDomの本能が彼を暴走させちゃうんですね……(つらい)(でも好き)

そして普段は強がって素直になれない白宮。
(しかも眼鏡をかけてて職業は医者。ありがとうございます)

そんな白宮も、高雛のコマンドの前では本能に抗えず、へにゃへにゃに溶かされてしまう……‼
このギャップ‼ 必死に自分を保とうと頑張ってる白宮さんには大変申し訳ないんですが、萌えます(土下座)
「嫌だ」と言いながら、本能レベルでは誰よりも高雛に支配されることを望んでいる白宮。
イチャイチャ甘々なだけじゃない、本能が理性を食い破るごとき「闇」と「安らぎ」。

Dom/Sub初心者でも玄人でも、「これが読みたかった！」と沼に落ちる、危険な幼馴染ロマンスです♥

 
作品詳細はこちら

 

STORY
"皆が妊娠させたい男子"
転校生のカナエを見た同級生達は全員彼を犯したいと本能で感じてしまう。

一目で犯したいと思った相手、そこに愛は芽生えるのか。

閑静な田舎町に訪れた転校生・カナエ。
カナエを見た瞬間、クラスの全員が彼を犯したいという思考に捕われてしまう。
それはカナエの特異体質により本能が刺激される拒絶不可能な誘惑だった。
クラスのリーダー的存在であるオウギもカナエを自分のモノにしようと策をねり始める。
自身の意思に関係なく周囲を欲情させてしまうカナエをオウギは守り続けるが、
ついにカナエがクラスメイトにレイプされるという事件が起きる。
性欲、恋、友情、嫉妬…
交差するそれぞれの思惑が描く波乱の青春BL。

 

"皆が妊娠させたい男子"

……このキャッチコピー、初めて見た時の衝撃、まだ覚えてますか⁇
私は覚えてます(震え声)

転校生・カナエの特異体質により、クラス全員が「彼を犯したい」という本能に支配されてしまう……
まさに地獄のクラスルーム。

ただのオメガバース設定じゃないんです。
社会的な葛藤、学級ヒエラルキー、全部綿密に練り込まれてます……！

心では愛を求めているのに、身体は誰にでも反応してしまうカナエの「こんな体脱ぎ捨てたい」という絶望が、痛いほど突き刺さります。

そんな彼を守ろうとするのが、「ハイスペッククズ」なα・オウギ。
本能に翻弄されながらも、それでも理性でカナエを愛そうと足掻く姿が最高にかっこいい……！(そして少しクズで人間臭いところも良い……！)

ハードな展開の先にあるのは、「本能の嵐」を乗り越えた者だけが辿り着けるハッピーエンド。
ダークで、苦しくて、でも最高にロマンチックな愛の物語がここにあります。

覚悟を決めて、ぜひ読んでみてください……‼

 
******************************

 

いかがでしたか？

「クソデカ感情」と一口に言っても、800年の純愛から、共依存、救済、喪失まで、その形は様々。共通しているのは、「相手がいないと私の人生は成立しない」という強烈な引力……でしょうか。

今回紹介させていただいた作品を履修すれば、間違いなくあなたの情緒はぐちゃぐちゃになることでしょう。
(元気があるときに)ぜひ履修してみてくださいね♥

他にもたっっくさんの作品が集まったので、気になった方はぜひ元のアンケートの方もチェックしてみてください！

あなたのイチオシ「クソデカ感情」作品も、ぜひコメント欄で叫んでいってくださいね♪

担当記者：午後3時のたこ 闇堕ちしてない激重過去持ちキャラが好き。年下攻め、男前受けが好き。ヤンキーもチャラ男も全員受け。体格は大きければ大きいほどいい。