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狂児と聡実くんの“奇妙で深い愛”に涙腺崩壊…映画『カラオケ行こ!』が傑作すぎた

2024/01/23 16:00

アツすぎる「紅」とちぐはぐな2人が最高過ぎた

 

 

紅だ~~~~~!!!!!!!!!

 

1月12日に公開された映画『カラオケ行こ!』。成田狂児役に綾野剛さん、岡聡実役に齋藤潤さんを迎え、中学生とヤクザの奇妙な青春を描いた本作ですが、皆さんはもうチェックされましたか?

エンドロールが終わった瞬間から「紅」が頭から離れなかった方、とても分かりますよ……!
友情あり、青春あり、笑いあり、涙あり、歌あり! という盛りだくさんの内容で、早くも2024年を彩る映画になりそうですよね……!

今回はそんな狂児と聡実の不思議な友情にエモを感じまくった筆者が大興奮のレポをネタバレありでお届け!

ご覧になった皆さま、ぜひコメント欄に熱いコメントをお待ちしております♥

 

◆目次◆
1.狂児と聡実くんが「居た」
2.ちぐはぐな2人の青春がたまらん
3.全人類が涙した紅

 

 

 

まず本作の魅力といえば、狂児と聡実くんのリアルさにあると思います。次元を超えて「居る」んですよ、2人が。
SNS上で「脚が長すぎる」「股下5キロメートル」と話題になっていた綾野剛さん演じる成田狂児。筆者も劇場で「スタイル良すぎない⁉」と叫んでしまいそうになりました。


カラオケに忘れてしまった聡実くんの傘を届けに来るシーン、上から見ても正面から見ても「良い男」すぎて……ここで限界化した方も多いのではないでしょうか。
何より関西弁のゆったりした口調、そして良すぎる声などあまりにも再現度の高いずるい男っぷり。深すぎる狂児の沼にまんまと落ちたオタクはここにいます。


そして齋藤潤さん演じる聡実くん! ヤクザにビクビクしながらも、毒舌で肝が据わっているというキャラクター性が輝いていましたね! 狂児との身長差やずっとリュックを握りしめる仕草に悶えてしまいました。
聡実くんが抱える悩みも見どころの一つ。変声期という繊細な悩みを抱えた聡実くんの心情や葛藤もしっかり描かれていて……あまりにもリアルな「中学生」すぎて、引きこまれましたよね!

お2人とも演技力が高すぎる……最高だ……。

 

 

狂児と聡実、絶妙なバランスの2人の青春も本作の醍醐味。原作のシュールな雰囲気が忠実に再現されていました!

強面の狂児が聡実くんのアドバイスを健気に聞いている姿にもくすっとしてしまうポイント。ギャップがたまらんすぎる……!

狂児が真剣に気持ち悪い裏声(by聡実くん)を披露したり、淡々ととんでもない話をしたりするため、「ここって笑っていいのか!?」と笑いを堪えるのに必死になってしまいました。この不思議な雰囲気も唯一無二すぎて、魅力的ですよね!

基本的に聡実くんにグイグイ行く狂児でしたが、引き際はしっかり見極めているのもずるい大人ポイントですよね。一つ一つの眼差しが優しいし、「普通の中学生として」の聡実くんの青春を尊重しているんですよ……。

そんな狂児に次第に絆され(?)狂児のために歌いやすい曲をピックアップしたり、紅を和訳したり、お守りをあげたりする聡実くんも健気でした……(合掌)。
あとヤクザに怒鳴られて狂児の腕にしがみつく聡実くん、完全に狂児のことを信頼していて可愛かったです。2人の距離が徐々に近くなっていく過程に萌えまくりでした。

何気ない会話も演技ということを忘れるくらい自然で、2人の青春を覗き見しているような気持ちになります!

 

 
 
 
まさか「紅」で涙する日が来るとは思いませんでした(ハンカチを取り出す音)。
 

物語のクライマックス、とある事件がありヤクザたちのカラオケ大会に乗り込む聡実くん。いかつすぎるヤクザに対し、狂児曰く「フ〇ーザみたい」なキレ方をする聡実くんに痺れました。掠れた声がたまらない……!

そして聡実くんは狂児の代わりに「紅」を歌うことになりますが……。
変声期に苦しめられるボーイソプラノと、確かに感じられる歌のうまさ。これが聴けて良かった……もう思い残すことはない……と、前半は笑いを堪えていたのに、今度は涙を堪えてしまいました。

聡実くんの叫ぶようで真っ直ぐな歌声、そして喉を抑えてゆがめた表情に胸を締め付けられました。これはぜひ劇場の音圧で味わっていただきたいポイントですよね!

そして皆さん。エンドロール後の狂児の腕を見ましたか? ごつごつした腕に掘られた、カラオケ大会の罰であろう入れ墨

実際にご覧になったみなさん、中盤の会話を覚えていますでしょうか。
「カラオケ大会の最下位はボスに嫌いなものの入れ墨を入れられる」という狂児の話に、「好きなものを嫌いって言えば良い」とまんじゅう怖い方式を提案する聡実くん。そして入れられた狂児の入れ墨は……。

ええ~~!? そういうこと~~~~!? (心の底からの叫び)(※映画館ではやめましょう)

こちらのシーン、「原作の補完がされた」とSNS上でも密かに話題になっていましたね! ありがたすぎる伏線回収でした。

『MIU404』『逃げるは恥だが役に立つ』などで知られる野木亜紀子さんが脚本を手掛けていることでも話題の本作。ほかにも、原作の魅力を生かしつつ、映画ならではの補完がされているシーンがたくさんありました! 原作ファンの方にもぜひ観ていただきたい……!

シュールな笑いの中に泣けるシーンや、刹那的なエモに溢れた青春。こんな嬉しすぎる映画があるこの世に全力で感謝です!!

*****************

 

さて、ここでは書ききれないほどの魅力で溢れていた映画『カラオケ行こ!』。見終わった後すぐにカラオケに行きたくなったり、自分の青春も振り返りたくなる映画でしたね!

あわよくばもう一度劇場で見たい……! そして配信が待ちきれない! と、何回でも見たいという気持ちが抑えられません。

そして皆さま、原作の続編『ファミレス行こ。』は既にチェックされましたか?

なんとこちら今作の評判が良ければ続編の映画化もあるとのことで……! 今後に期待が高まりますね!

上映劇場などの詳細は公式サイトをチェック! まだご覧になっていない方はぜひ劇場に足を運んでみてください♥
 
原作情報

カラオケ行こ!』作:和山やま

 

あらすじ
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!!

 

[ 登場キャラクター紹介 ]

〇岡 聡実:森丘中学校合唱部の部長。
とある悩みを抱えているのだが、なぜか狂児に歌を教えることに。
真面目だが毒舌な中学3年生。
【得意な歌】教えません。

〇成田 狂児:四代目祭林組若頭補佐。
組長が主催するカラオケ大会の罰ゲームを回避するために歌がうまくなりたい39歳。
【得意な歌】紅

〇組長:狂児の組の組長。
絶対音感がある。
1番好きなことはカラオケで、2番目に好きなことは刺青。
【得意な歌】タイガー&ドラゴン


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コメント3

投稿順 | 最新順

匿名1番さん(1/1)

観に行きました。
本当に最高の作品でした。
何回も「おかわり」したい。
狂児が狂児で聡実が聡実だった。

匿名2番さん(1/1)

当時は紅の歌詞を断片的にしか聴いてなかったけど、こんな意味があったんですね。
狂児が聡実を見つめる眼差しがやたら優しかったなあ。
それにしても聡実くんを見つけ出した人すごい!まさに聡実くんだった。

匿名3番さん(1/1)

キャストの見た目が原作と似てない気がして観るの躊躇してるんですが評判良いですね
いずれ配信された時に観ますね

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