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江戸時代のローション「通和散」とは何か

2023/06/29 16:30

ローションは江戸時代にもあった!?使い方や原料を徹底解説!

 

 
性行為の際、挿入の痛みを和らげるラブローション。穴をほぐすだけでなく、ローションガーゼやローションプレイなどなど……。BLオタクにとって、ローションはとっても馴染み深いものですよね。

そんな現代の床事情に深く根付いたローションですが、江戸時代にローションの前身となるものがあったのをご存知でしょうか?

江戸時代に使われた潤滑剤、その名も「通和散」。なんと、男性同士の性行為のために作られたそうです!

今回はそんな通和散について徹底調査しました~~~!  誕生に至った由来から、使い方や原料まで徹底調査。通和散を使うシーンのあるガチ本格的な時代物BLも紹介していますので、江戸浪漫を細部まで感じたい人は必見ですよ♪

◆目次◆
・通和散って何?
 男同士の性行為でローションが必須だったのは江戸時代も同じ!
・どうやって使うの?

 使用には人の「○○」が必要!
・通和散の原料は一体……?

 気になる材料とレシピをご紹介!
・通和散が出てくる本格時代BLはコレだ!!



 

 (画像は「角匠 春画展示室」公式サイトより)

 
前述のとおり、通和散とは江戸時代に使用されていた日本のぬめり薬のこと。現在でいうラブローションと同じ役割を持ち、男性同性愛「男色」の方に強い支持を得ていました。

ここで、筆者の脳内に浮かんだ疑問が1つ。

男色は江戸時代より前からあったはずなのに、どうして江戸時代に通和散が作られたんだ……?

そう、通和散ができる江戸時代以前にも、男色の武将はいたという記録がちらほら。かの有名な織田信長も男色だったと言われています。しかし、どうして江戸時代になって通和散が生まれたのか……? それには、江戸時代の男色文化の発展が大きく関わっていました!

江戸時代になると、美少年たちが女装して踊る「若衆歌舞伎」の登場で、男色文化は町人にも拡大。「陰間」と呼ばれる男娼まで出現するようになり、男性版の遊郭「陰間茶屋」まで作られるようになります。

しかし、男色の間では「挿入の際に愛液が出ない」という問題が。愛液の代わりに唾液を使うものの、やっぱりすぐに乾いてしまう……。すぐに乾かず、すんなり挿入できる潤滑剤が欲しい!
そんな男色文化による圧倒的ローション需要の高まりから、通和散は作られたと考えられています。
 
余談ですが、様々な通和散の中でも湯島天神下の薬屋「伊勢七」で製造・販売されていたものは男色の中で特に好評を得ていたらしいです。学問の神様は保健体育もぬかりなかったってワケ。

 

 

 

では、通和散はどうやって使うのでしょうか? 今回は、江戸にタイムスリップしてしまった時のために(!?)通和散の正しい使い方を教えちゃいます~~! これから江戸時代に行く予定がある人、必見ですよ(?????)。

①通和散を口に含む
なんと、通和散の使用には人の唾液が必要不可欠! 通和散単体だけでは役割を果たさなかったようです。味はほんのり甘いらしいですよ♪

②唾液でふやかし、ぬめりを出す
口にいれたら、次は唾液で通和散をふやかします! ここで初めてぬめりが発生するようですね。

ちなみに、普通の湯水で溶かして使うと、通和散の効果は減ってしまうよう。さらさらなものより、少し粘性のある唾液が望ましかったようです!


③陰茎や肛門に塗りつける♥
十分にぬめりを作れたら、遂に使用が可能に!口からぬめりを取り出し、局部に塗るようです。

 

 

 

江戸時代の男色に大人気だった通和散。一体その原材料は何だったのでしょうか?

まず前提として、通和散は人の粘膜に塗るものなので、人体に影響がなく、かぶれを引き起こしたりしない材料じゃないとだめですよね。皆さんは何で作られていたと思いますか?

通和散は、オクラの仲間「トロロアオイ」と呼ばれる植物の根をすりつぶして作られていたそう! また、庶民が自分で作るときには、ふのり等の海藻や葛粉、卵白を使っていたようです。これなら確かにぬめぬめになりそうだし、口に入れる抵抗感も少なそう……! 全部食べられる原料なので、局部に塗りたくっても安心ですね。
 
そしてここで朗報。なんと、通和散は現在でも作れるようです!
材料と根気さえあれば、当時のローションも再現可能! 詳しいレシピは春ガールさんのブログで紹介されているので、冒険心10000点の方は是非挑戦してみては♪

 

4.通和散が出てくる本格時代BLはコレだ!!

 

ここまで通和散について詳しくご紹介しました! 今回はそんな通和散が登場する本格江戸時代BLを紹介しちゃいます♥

 

 

あらすじ

時は江戸時代・後期。
真夏の蒸し暑くせまい長屋で、
熱い吐息交じりに
まぐわう男がふたり――。

元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に
卍(まんじ)に出逢い拾われた。

陰間の仕事としてではなく、
やさしく愛おしく
恋人として抱かれる瞬間は
まるで夢のようで、
そんな日々に百樹は
幸せでいっぱいなのだった。

たとえ過去に、
どんなことがあったとしても。

 

受けの百樹は、以前陰間だった頃、実の兄弟・醒を想っていました。しかし、醒は自分を慕ってくれる百樹の口に通和散(いちぶのり)を含ませ、性行為を何も知らない百樹の身体をひらいていきます!

陰間の商品として出すために、大好きな醒に穴を開かれてグズグズになる受けの百樹は可愛くて切ない……! 百樹の一途で報われない想いや醒の葛藤は必見ですので、是非表題カプ・卍と百樹と一緒に楽しんでみては♪

 
 
******
 

以上、通和散の紹介でした! いかがでしたでしょうか?

エッッッッのために便利なものを作る人間の探求心は、今も昔も変わらなかったようですね。筆者的には、ローションのルーツは遊郭などではなく、まさかの男色だったという事実に驚きました。
 
通和散づくりに挑戦する勇気あるオタクの方は、是非コメント欄に作った感想を教えてください♥
 

担当記者:ブチ太郎
あま~い幸せ満載ストーリーを読んだ後は暗くておも~いストーリーが読みたくなっちゃう系オタク。この世の絶望を味わった後に幸せをつかむ受けを見てはニチャニチャと笑っている。

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