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結局BL作品の「サビ」ってどこなん???

2023/06/29 18:00

サビって200種類あんねん。 大調査の結果はいかに!



突然ですが皆さまは、なぜBLを読まれますか??
受けを溺愛する攻めを見たい……ツンツン受けがめっちゃデレる瞬間にニチャつきたい……受けからのご奉仕にたまらず喘いじゃう攻めを拝みたい……。

などなど様々あるかと思うのですが、共通して言えるのは
己が心の底から渇望している癖(ヘキ)を満たすためだということ。

歌で言うならば「サビ」にあたる性癖ドンピシャのシチュエーションですが、ある時筆者は気付いてしまいました。自分のサビが誰かのイントロかもしれないということに。

ということで今回は、ちるちる内にて「BL作品のどこで一番テンションが上がるのか選手権」を開催!
記者たちのテンション爆アゲシチュをインタビューしてまいりました!! 萌えポイントだけでなく、爆アゲシチュが見られる作品についても紹介していきますよ~!!!

それでは、さっそく始めていきましょう!!

◆目次◆
その1:やりきれなくなって自暴自棄からの……
その2:おや……?攻めチンの様子が……?
その3:必殺・無自覚メロ顔晒し
その4:受け「俺ばっかり好きなのかな……」
その5:おかしい……なんでこんなに感じちゃうの……!!
その6:濁点喘ぎが脳内再生余裕の強引シチュ
その7:恐怖と苦悶に歪む表情がたまらん♥

 

ちるちる記者たちの「サビ」、集めてみました

 


テンションの上がるシチュ
受けが攻め関連で辛くなりどうしようもなくなって投げやりに他の相手としているorしそうになるところで攻め登場

萌えポイント
これから絶対に攻めが怒ってお仕置きックスが始まるかすれ違いが発生して状況が悪化するか様々なケースが予想できてドキドキするところ。
・今世紀最大の攻めの激怒を拝める
・攻めが来てくれたという希望と攻めに見られたという絶望を一度に体験している受けを見れる


1人目から最高of最高なシチュが登場してまいりました。

普段は受けを思いやって自分の感情を押し殺しながら側にいるような一見ジェントルな攻めが、自身の本能のままにガツガツ責め立てて受けが他の男なんて考えられなくなるぐらいぐっちゃぐちゃに抱くの、筆者も大好きです。

このシチュ、オスみ100倍の攻めもさることながら、いつもより激しいおせっせ感じまくりながらも、罪悪感で「ごめんなさい」を連呼しながら涙と汗でトロトロに乱れる受けも同時に楽しめて一石二鳥ですよね♪

◎攻めの大激怒お仕置きックスが楽しめる作品

憐れなβは恋を知らない 1』作:屋敷シマ 


 

STORY
私たちは運命になれない。
名家の嫡男・伊勢崎 凌介(α)に専属執事として仕える瀬乃 凉晴(β)。自由奔放な凌介はΩのセフレを寝室に連れ込むだけでは飽き足らず、瀬乃に性的なちょっかいをかけて来る。本気でないと知りつつも、身体に疼きを溜め込む瀬乃だったが…。『淫らなΩは恋をしない』待望のスピンオフ!歪な愛の罠に絡めとられる、α×βの主従関係オメガバース。

 


テンションの上がるシチュ
受けがなにもしていないのに攻めのチソチソが臨戦態勢なところ(そのチソチソを受けが目の当たりにするところ)

萌えポイント
攻めがそれまでなんと言ってようがどんな状況だろうが、一番わかりやすく攻めの心境を物語っている&受けの挿確(挿入が確定しているところ)がイェーイ! です!


続いてはこちら。
「挿確」……なんと素晴らしい響き……。声に出して読みたい日本語圧倒的No.1です。
いくら澄まし表情をしてたって、アソコ♂の様子を見ただけでバッキバキに大興奮してるのが丸わかりな攻め、愛おしすぎる。

そのまますぐにずっぷり奥までハメるもよし、攻めちんにキュンキュンした受けちゃんが堪らず無許可でパクっとしちゃうもよし、突如として現れた攻めのバキちんは無限の可能性を秘めていますね♥

挿確必至の攻めチンが楽しめる作品

親愛なるジーンへ 1』作:吾妻香夜 


 

STORY
NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない“ジーン”について綴られていた。――1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが――。

 

 

テンションの上がるシチュ
受けがやだって言ってることを優しさでゴリ押しして「大丈夫だよー可愛いよー」とか適当なこと言いながら攻めがくっそ緩んだ顔で受けを愛でてるとき。尚、受けは攻めのこの表情に気づいてない。

萌えポイント
ゴリゴリの攻めがカッコつけてるとこよりも、受けのことが好きすぎて弱そ~チョロそ~に見えるのがガード緩くて好きだからです!
ただ、どんだけチョロそうな攻めでも、見てるこっちにその優しさが向けられることは未来永劫ない。それがいい~

 
この手の顔を見せる攻めって、基本的に受けのこと以外では仏頂面というかやや人相悪めで人から距離とられがちじゃないですか?(私調べ)

そんな攻めが受けの前だけでは心の奥底から湧き上がるクソデカ感情を制御することができずにデロデロ溺愛顔を晒していると思うと胸の疼きが止まりません……。

なお、この攻めの表情が受け以外に向けられることがないというところも超重要ポイントですよね! まさに受けと我々のみが見ることを許されたご尊顔。脳にしっかり焼き付けていきたいと思います。

◎攻めの無自覚メロ顔晒しが楽しめる作品

リーマンラブホ男子会』作:すめし

 

 

STORY
会社の先輩と後輩でただのラブホ男子会してみたけど後輩は俺のことが好きらしい
片思い中の会社の後輩・後木に誘われ(流され)男同士でラブホに来た先輩・先立。あれ?男同士のラブホ結構楽しいぞ…! とはしゃぐ先輩。彼に片思い中の後木は眠る先立に「先輩、好き」と思わず告白してしまい…!?ド天然先輩の無自覚えちえちムーブに後輩くんの理性は耐えられるのか…!大人気作品がついにコミックス化
描き下ろしはなんと【36P】収録!本編後の甘えろ後日談をたっぷり楽しめます。

 

 

テンションの上がるシチュ
受けが不安になっているシーンが好きです。自分は重いかもとか思ってたら尚良いです。それを攻めに暴露したりバレてしまった後に不安を消してくれる攻めが好きです。

萌えポイント
重い、メンヘラ気味=愛 というような思考回路を持ち合わせているので重いかな…って考えている重さで受けの攻めへの愛を感じられてとても好きです。攻めは全然そんなこと思ってないのでちょっと嬉しそうな感じがもう愛…ってなるので私的ナンバーワン萌えポイントです。


続きましてはこちら! 読みながらあまりの甘酸っぱさと尊さに勝手に顔がニチャついてました。透明度の高い重めの心のやり取りが見られる、繊細な心理描写もBL作品の魅力の1つですよね。

相手のことを好きすぎるがあまり、自分の愛が相手よりも重すぎて引かれたたらどうしよう……となって悶々としてる受けが、最終的には攻めから特大のデレ感情をお見舞いされてオーバーキルからのグズグズになっちゃうの、あまりに完成された「「「萌え」」」すぎます。

個人的には不安と安心が同時に襲ってきて耐え切れず涙を流す受けにアワアワする攻めまで見れると尚良しです◎

重めの愛に不安がる受けが楽しめる作品

恋をするつもりはなかった』作:鈴丸みんた

 

 

STORY
恋愛経験なしのゲイ・佳乃はもうすぐ三十路。恋することを半ばあきらめていたが、ある日思い切って訪れたゲイバーで銀髪の青年・ロウと出会う。不思議な魅力を持つ彼に惹かれた佳乃は、勢いで身体を重ねてしまい――?恋愛イージーモードのイケメン大学生×恋を知らないゲイの会社員が紡ぐ不器用で幸せなラブストーリー。

 

 

 

テンションの上がるシチュ
不感症に悩む受けが、攻めとの初セックスでありえないぐらいに感じちゃうシチュです。

萌えポイント
「どうせ今回も感じるはずがない」という半ば諦めのような冷めた表情をしていた子が自分でも訳の分からないうちにメロ顔を晒してしまうギャップが最高にエロいからです。油断していたが故の無防備な感じがたまりません。


「不感症」という字面を見るだけ激エロフラグだと思ってしまうのは私だけでしょうか? この3文字だけで攻めとのセックスで初めて快楽を知り、すっかりセッしゅきメロディ♥ になってしまう受けちゃんが頭の中に浮かんできました。

不感症を自称してくる受けって、セックスで快楽を得ることと程遠そうなクーデレ美人である確率が高いですよね。ツンツンしてそうなわりにチョロい受け愛でたい党党首にはご褒美シチュでしかありませんでした。

攻めとのセックスにハマって、オモチャに手を出したりおねだりしたりなど、どんどんと積極性を見せてくれる様子にも滾りますね。

◎感じまくる元・不感症受けが楽しめる作品

パーフェクトアディクション』作:美山薫子

 

 

STORY
「俺、お前の顔好き。だってすげーきれいじゃん」面食いでヤリチンの大学生・明仁は、美人な顔して澄ました態度の冴がどうにも気に食わない。合コンで狙っていた女子も冴目当てだとわかり、イライラはMAXに。そんな時、ホテル街で冴が男と揉めているところに遭遇した明仁。実はゲイでネコだが気持ちよくなれない悩みを明かす冴は普段とは打って変わって隙だらけ。煽られた明仁は冴を強引に押し倒すが、予想外に感じまくる冴に抑えがきかなくなり――!?

 


テンションの上がるシチュ
フェ…をしてたら突然攻めに頭を鷲掴みされ、強制的に咥えさせられるが、苦しいはずなのに気持ちよくて下半身をキュンキュンさせちゃう受け。

萌えポイント
・粗々しく受けを後頭部の髪をグシャッと掴む攻め
・突然口に突っ込まれて目を見開く受けの驚き顔
・生理的に苦しくて濁点交じりに呻く受けの涙
・(苦しいはずなのに……!)と心の中でおもいつつ、穴をキュンキュンさせちゃう受けの身体
↑が全てこのシチュで摂取できるからです…!


「お゛……っ!?」という受けちゃんの濁点喘ぎが今にも聞こえてきそうなこちらのシチュ。
支配欲丸出しの攻めの行動にびっくりしながらも、順調に身体に快楽を教え込まれちゃう受けちゃんがかわいそうだけど可愛いんですよね……。

苦しさと快感で訳が分かんなくなって、涙を流しながら触ってもない自分のちんがむくむくと起き上がってくる様子もまた一興。
ぜひとも今後は喉奥を攻めちんに擦られないとイケない身体になってくれーーー!(切実)

喉奥ガン突きイラマが楽しめる作品

馬鹿とハサミ 小冊子付き初回限定版』作:ひなこ

 

 

STORY
お金持ちの女性の元でヒモ生活を満喫中の陽介。ある日、本番禁止のお店で女の子に手を出したことが、経営者の筋間にバレてしまった!代償のお仕置きで、初めてア●ルにオモチャを挿れられてドロドロにされた陽介は、そのまま貞操帯まで付けられ散々な目に…。更には家まで追い出された陽介は筋間の元に向かい、「次はアンタが俺を飼え」と詰め寄りーー!?

 


テンションの上がるシチュ
エッチの時に受けがガチで怯えているのが好きです。赤らんでいるより青ざめているのがいいです。泣いたりすると尚良いです。

萌えポイント
愛がある場合は、怖いけど攻めが好きだから頑張ろうとしているところがいじらしいので。愛がない場合も、加虐心がそそられるので好きです(もちろん、フィクションに限る)。


最後はこちら。
「青ざめている方がいい」という部分に、こちらの記者さんの""""癖""""が感じられます……!

同意がないまま無理やり抱かれてうめき声を漏らしたり、初夜の際に攻めをうまく受け入れることができずに続行不可能でトイレに駆け込んでえづいたりする受けからしか得られない栄養素ってありますよね。

セックス=怖いものという図式が完成した受けが、その後トラウマに怯える展開と、苦しい中に依存性を見出して逆にセックス狂いになる展開、皆さんはどちらがお好きですか? 筆者はどちらも好きで選べませんでした。

エッチに怯える受けが楽しめる作品

マイリトルインフェルノ(上)』作:朝田ねむい

 

 

STORY
「まーくん」が何者かは知らない。デカくて超怖いし、匿えとかいって居座られるし、112万盗られるし(300万になって返ってきたけど)、初めて会った日は…襲われて、泣かされて、殺されるかと思ったし、死にたい気分だった。でもまーくんは、朝メシに鮭を焼いてくれて、俺の話も聞いてくれるし、嫌いな奴らも追い払ってくれた…。そんな得体の知れない男「まーくん」は、ハッカー時代の相棒(で元カレ)のナカモトに、何故か執拗に追われる身でーーーー?

 

*******

いかがでしたでしょうか?

ちなみに筆者は「受けがオナニーしてるところに攻めが帰宅してしまってそのまま公開オナニーさせられるシチュ」がたまらなく好きです。突如現れた攻めの前で羞恥心と快楽に揺らぐ受け、国宝級にエロいぜ……。
皆さまの一番テンションの上がるシチュもコメント欄にて教えてくださいね♪

 

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