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『セラピーゲーム』ってどこから読めばいいの?スピンオフ作品の順番まとめてみた

2023/05/04 16:00

派生した物語は何処へ……新たな境地にお引越ししてみませんか?



一冊で完璧に世界観が出来上がっているBL作品、いいですよね。
そんな”最高”な一冊が連鎖していったら、”最強”になると思いませんか????

読後感サイコー! これで大満足……なんだけどもうちょっとあの脇役のことが知りたい! あの当て馬が幸せになるところをもっと見たい! そんな溢れだす欲望を満たしてくれるのはいつも、有難~いスピンオフ作品

完結したと思っていた世界に何かプラス要素があるなら、絶対に見逃したくない。しかし、スピンオフ元とタイトルが変わっていて、うっかり見逃していた! なんてこともありますよね。

そんな勿体無すぎる失敗を繰り返さないためにも今回は、是非ともオススメしたい必見のスピンオフ作品を集めてみました!!!

◆目次◆
1.ドルオタ教師が惚れた生徒の”お兄ちゃん”の正体は……⁉
2.優秀な当て馬後輩クンがドMだったらしい……
3.尖ってたワルな弟くん、丸くなって絆されまくる
4.男子校の映画部をめぐる、ここにしかない青春恋愛譚


一冊から始まった尊い世界が、視点を変えて、主人公を代えて広がっていくスピンオフ作品をドドンとご紹介♪
それでは色んな世界にトリップしちゃいましょう~~~!!!

 



あらすじ
新任ホヤホヤの非常勤講師、御子柴健22歳。 絶対に学校では言えないヒミツがあります…。 それは重度のこじらせ系ドルオタということ(し、しかも男の///)! ささやかながらも萌えに満ちた日々を送っていたけれど その日は突然やってきた――! 教え子にヒミツがバレ、その引きかえに犬扱い。 まるでかいぶつみたいな教え子に振り回されて!?


まずはじめにご紹介するのは、倉橋トモ先生ピンクとまめしば

隠れアイドルオタクの非常勤講師・柴ちゃんと、その教え子にしてオレ様ピンク髪イケメン・黒川くん。そんな2人の”ペットと飼い主”のような関係性に悶えまくりの作品です!

ずっと隠していたオタクな素顔がバレてしまい、黒川くんにまるで犬扱いされてしまう柴ちゃん。振り回されっぷりがもぉ~~たまらん!! 2人だけの秘密をめぐって、トロトロに絆されていくワンコ先生と、飼い主レベル&彼氏力ともにハイスペックな年下攻めも大注目です

そんな本作に登場する可愛すぎな柴ちゃんですが、ガチなアイドルオタクっぷりは見ているこちらも思わず圧倒されるほど。
柴ちゃんがそこまで推すアイドルって一体どんなもんじゃい
と思ったそこのアナタ! スクロールを止めずにもうしばしお付き合いください……!(切実)


あらすじ
5人組アイドルユニットL.PLANETの中心メンバー・アツト。 同じ事務所のバンドアイドルREALでカリスマ的人気を誇るボーカルのユキ。 次期アイドルトップ候補のライバルと囁かれる二人は、候補生時代――恋人だった。 先にデビューを掴みとったのはアツトだったが、 デビュー後すれ違い始めた二人は別れ、ぎこちない関係に。 でもアツトはずっとユキのことを想っていて――…!? 倉橋トモの描くアイドル同士の切なくもピュアな恋!


続けてご紹介するのは、同じく倉橋トモ先生のハローモーニングスター。全世界が大好きド直球アイドルBLです。
アイドルユニットのメンバー・アツトと、別のバンドユニットに所属するユキ。まだアイドルとしてデビューする前の候補生時代、2人は恋人関係にありました。初々しい彼らを見ることのできる過去編があまりに良すぎる……と頭を抱えること間違いなし。

そして! 察していただけたかもしれませんが、先にご紹介しましたピンクとまめしば柴ちゃんが激推ししていたアイドルというのが、アツトの所属する「L.PLANET」なんです!! なんて熱い繋がりなんだ……!!!! ピンクとまめしばでも、人気アイドルとして既に登場していたアツトですが、デビュー前にこんな苦難があったなんて……。しかも、恋人のユキとは別のユニットでデビュー⁉
一体彼らの過去に何があったのか、気になった方はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか♪

ちなみに、ハローモーニングスター』2巻では、アツトと同じアイドルユニットの他のメンバーにフォーカスしたお話を読むことができます。キャラの相関図が広がりすぎて、あとはズブズブと沼に落ちていくだけですね……。沼底でお待ちしております。

 


『ピンクとまめしば』→『ハローモーニングスター』の順なら・・・
イケイケアイドルの、表では見せないあま~い受けの一面が見れてギャップがたまらない! 柴ちゃん級のアツトファンになってしまうかも!?

『ハローモーニングスター』→『ピンクとまめしば』の順なら・・・
誰かが夢を叶えた裏側で……新たに見つけた自分だけの大切なものを愛しまくる攻めに、最大級の納得感! 頷きすぎて首がもげないよう要注意です。


優秀な当て馬後輩クンがドMだったらしい……/野花さおり先生

 

 


あらすじ
サラリーマンの斎条さんと後輩の橘くんは恋人同士。 斎条さんはイケメンで、会社の女の子に大人気だけど、実は童貞だった!! そこで、脱・童貞すべく二人でいろいろ試してみるけど……!?


続いて紹介するのは、野花さおり先生イケメンの先輩が実は童貞で純情でしたです。タイトルに夢が詰まってるぜ……(じゅるり)。

しごでき完璧イケメンだけど童貞な斎条さんと、元ヤンでお茶目な一面もあり世話焼きな後輩の橘くんは恋人同士。付き合いたての初々しさと、ちょっぴりスリリングなオフィスラブ、相性良すぎませんか!?

果たして斎条さんは童貞じゃなくなるのか!? タイトルを見たときから、これは見届ける義務があるな……と使命感を感じてしまいますね。

そんなラブラブカップルには困難がつきもの。橘くんの昔の仲間で同僚の仁井田がいいスパイスで憎めない~! 斎条さんを敵視して、わざと橘くんにベタベタする仁井田がもはや可愛く見えてしまう!!!

そして、気になる当て馬が登場してしまった……と思っていたら、意外なドM属性が発覚。もっともっと仁井田のことも知りたい! と思うはずです。


あらすじ
サラリーマンの雀は性に奔放なドMのネコ。 後腐れのない関係を好んで、相手をとっかえひっかえして夜を楽しんでいた。 そんな乱れた生活を、どうやら自分に想いを寄せているような幼なじみのモモに注意される。 その注意もモモの気持ちも気づいていないふりをする雀だったが、ある日モモからずっと好きだったと告白されてしまう。 それに対し「一回だけつきあってやる」と答えた雀だったが……。


同じく野花さおり先生の幼なじみがドMでツンデレなんですがを続けてご紹介させてください! タイトル通り、仁井田のドMっぷりが見れるのかしら、と期待が高まりますよね! そしてその期待を裏切られるわけもなく……!

なんと仁井田には、近所に年下の幼なじみ・モモという可愛すぎる存在がいます。しかも仁井田はモモから寄せられるピュアな恋心にも気づいている様子で……?

前作から垣間見えていた、仁井田の溢れ出るノラネコ感が実際に見られるとは! たくさんのセフレがいて、恋愛はめんどくさいと思っていた仁井田が、モモのド直球な好き好きアタックでどう変化していくのでしょうか!?
もちろん、ドM受け属性に欠かせないえっちさ、てんこ盛りです!!


『イケメンの先輩が実は童貞で純情でした』→『幼なじみがドMでツンデレなんですが』の順で!

なにより2作品ともに登場する仁井田のギャップに大注目です! 相手によってこんなに表情って変わるものなんでしょうか……!?
そして2作目にも、前作のメインCP斎条さん×橘くんカップルが登場! 先輩カップル面してイチャイチャしているのが可愛くて個人的ツボです。

ぜひとも、2作品続けてお楽しみください♪



あらすじ
翔平がお手伝いに通うウサギ専門店の店長・三兎さんは、優しくてオトナの人。 でも翔平が告白出来ない理由は歳の差の他にもあって……!?


続いては、日ノ原巡先生シークレット×××です!
ウサギが大好きなワンコ系(動物が渋滞♥)年下の翔平は、ウサギみたいにふわっと優しいおにいさん・三兎さんのことも大好き。

全身から溢れ出る、三兎さん好き好きオーラが可愛すぎます! ただし二人ともお互いに隠している秘密があったり、こんなに想い合っているのになんでそこですれ違うの~!? と悶々としながら焦れったい恋模様を満喫できる作品です。

そんな二人の関係を揺るがすような存在として登場するのが、ちょっぴりワルでやんちゃそうな美人すぎる弟・湊!
三兎さんと湊が一緒にいるところを偶然目撃してしまった翔平が不安がる様子に、こちらもドキドキ・ハラハラが止まりませんでした……。

そんな、ラブラブな翔平と三兎さんの関係に華を添えてくれた湊ですが、どうやら行きつけのバーでヤケ酒をしていた男に絡まれていたようで……?


あらすじ
ゲイ・湊は、バーで泥酔する静真と出会い一夜を共にする。 ところが目覚めると静真はすべて忘れていて!?


こちらは湊がメインの作品、日ノ原巡先生の大人気シリーズセラピーゲームです。
前作に登場した兄・三兎さんのことが大好きなブラコンの湊ですが、かなりの遊び人。バーでたまたま出会った酔っぱらいの静真と一夜を共に! その甘〜い攻めっぷりに絆されてしまいます。しかし、当の静真はお酒のせいで何も覚えておらず!?

前作で見せたやんちゃで世話焼きなイメージに加え、こちらでは上下巻を通して静真に心をかき乱される、人間味溢れる湊の様子を見ることができます!

三兎さんもしっかりお兄ちゃんの顔で登場するので、ぜひ前作と併せてオトナのがむしゃらな恋をお楽しみ下さい♪


『セラピーゲーム』→『シークレット×××』の順なら・・・
三兎さんのイメージ柔らかすぎぃ! 翔平の視点で見た三兎さんがどれだけ魅力的なオトナだったのか、分かりやすく感じることができます♥

『シークレット×××』『セラピーゲーム』の順なら・・・
ひたすらに湊の”イイ男っぷり”にときめきます! 静真の気持ちが分かりみ深すぎて、2人で末永く幸せになってくれ! と見守りたくなることでしょう……!




あらすじ
真央は不良で一匹狼の寿と男子校の寮で同室になる。「寿がゲイで彼氏がいることを口外しない」「寿は真央を恋愛対象とせず、手出ししない」「互いのオナニーは邪魔しない」という3つの約束をし、互いに仲良くやってきた。高2の春、真央は部活でBLがテーマの映画を撮ることになるが、ゲイで不良で美形の主役は寿にしたいと監督に頼まれ!?まだ愛を知らず、大切な人への感情の正体に戸惑う――きらきら切ない青春恋愛譚、開幕!


ドラマCD化もされた、じゃのめ先生の人気作黄昏アウトフォーカスをご紹介。
一匹狼ヤンキーでゲイの寿と、寮で同室になった真央。お互いのプライバシーに干渉しない約束をして日々を過ごしますが、真央が所属する映画部でBL映画を作ることになり、その主役をイメージぴったりの寿に依頼することになります。

作品全体に漂うスタイリッシュな印象はそのまま物語にも映し出され、高校生だよね……!? と戸惑うほど色気たっぷりの寿と、等身大の男子高校生らしい真央の対比にも心が奪われます。

まさに映画のように展開していく本編。体験したことがないはずなのに、どこかノスタルジックな世界観に没入してしまいます。
個性的な映画部・演劇部の面々もこの作品ならではの男子校の雰囲気を演出していて、もっとこの世界に浸っていたい! と何度思ったことでしょう……。

というわけで! 大変有難いことに、もっとも~っと広がっていく『黄昏アウトフォーカス』の世界を続けてご紹介していきます!!!


あらすじ
男子校の寮生3年、映画部部長・菊地原 仁。眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群、自信家で派手好き。いつも人に囲まれている人気者だが、ひとつ歳下の部活の後輩・市川義一は異様にライバル心むき出しでつっかかってくる。そして菊地原の方もまた、市川を意識していた。ある日、そんな2人が寮の同室になってしまい…!? ぶつかりあいながらも惹かれあう、不器用で切ない青春恋愛譚。大人気『黄昏アウトフォーカス』スピンオフ。


前作中で制作していたBL映画の主人公を寿に抜擢した張本人で、監督を務めていた市川がメインのお話残像スローモーション

言っていることは正しいけど可愛げがない市川の様子は前作での印象に共通するもの。しかし、映画部の部長で何でもできるハイスペックな人気者の先輩・仁に対しても、ライバル心むき出しでつっかかっていきます。

市川は性格に難はあれど、BLにドハマりしていたり、ひょんなことから仁と寮の同室になった際に見せる自然体な姿があったりと、ふと見せるギャップに可愛さを感じざるを得ません!!

前作黄昏アウトフォーカス内で感動的なBL映画を制作していた市川や、引退が迫る映画部の3年生がどのような青春を送っていたのか、漫画ならではのスローモーション演出を存分に味わいながらお楽しみください♪

そして、演劇部部長という立場の仁を、特に身近で支えていた副部長の礼! 彼のおかげで市川と仁のお互いに対する想いの解像度がぐっと上がったように感じました。

まるで恋のキューピットのような活躍だった礼もかな~り気になる存在ですよね。……え!? 礼がメインのお話もあるんですか!!!?!?


あらすじ
季節はずれの映画部・新入部員、詩音は、恋に恋する1年生。彼氏を作るために映画部へ入部したと宣言し、引退後も居座っている元・副部長の稲葉 礼と衝突してしまう。が、その後いきなり付き合うことに!?無口で不愛想だが部内での信頼厚い礼は、実はどクズ…。思っていた「お付き合い」とは違う展開にヤキモキしていたが…?何かと相容れない二人のアンマッチラブ――?男子高生のきらめく青春恋愛譚・大人気『黄昏アウトフォーカス』シリーズ第4弾!


礼が映画部を引退した後のお話がこちら、宵々モノローグ
引退したあとも部活に顔を出している様子の礼はスキルが高いので相変わらず後輩たちに慕われています。しかし、男子校で彼氏が欲しい、途中入部のあざと可愛い1年生・吉乃とは折り合いが悪いようで……。

前作残像スローモーションでの印象から一転、本作で見せる礼のクズっぷりには驚きました……。しかし! そんな礼の性格と、強かで潔い一面を持つ吉乃の相性がめちゃくちゃに良いんです。

映像制作以外のことに関しては、吉乃も含めて無関心のように見えていましたが、もしかして心動いてる? と考えてしまうような細かい描写の積み重ねが美しすぎます。じっくりと変化していく礼と吉乃の関係性から一秒たりとも目が離せません……!!

さらに最高なのは、この世界に飛び込むきっかけとなった1作目黄昏アウトフォーカスのキャラクターも登場すること! 細部までこだわりが詰め込まれていて大感謝。

読み進めていく度に、メインの人物が代わることで様々な表情を魅せてくれる奥深く、作り込まれた作品なのだと感動します(泣)。


『黄昏アウトフォーカス』→『残像スローモーション』→『宵々モノローグ』の順で!
やはり出会った順番が良すぎた気がしています……。もちろん、どの作品も単体で楽しめるようになっていますが、少しずつ世界観を紐解いていく読み方をするなら、発売順がオススメです♪
キャラクター相関図がじわじわ広がっていく、オタク心にぶっ刺さる作品です(迫真)。

***

以上、話題のスピンオフ作品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
世界観にどっぷり浸るためにも、時間をかけて一気読みしたいところ。連休やお時間がある際に、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか♪

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