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設定大渋滞！イケメンも大渋滞！次は中華耽美ドラマが来る!!

今俄かに話題を呼んでいる、中国耽美ドラマ『陳情令』。現在放映中のアニメ版『魔道祖師』も注目を集めていますよね。

その骨太なストーリーとしんどすぎる2人の関係性に、多くの腐女子が阿鼻叫喚。そう、筆者もその一人です。

そこで、筆者は確信しました。「次は絶対中華BLドラマが来る！！！」と。タイBLに次ぐビッグウェーブが巻き起こるのではないかと、密かに期待しております……。

今回は、中華耽美ドラマが気になっている(けど、実際どんなものかよくわからない)という方のために、その特徴とおすすめ作品をご紹介！ さあさあ、みなさんも早くこの沼に落ちてください……。

中華耽美ドラマの特徴

中華耽美系の映像作品の特徴は大きく2つあります。

特徴1：ビジュアルが良い
中華耽美系の連ドラは、現地ではよく「高颜值剧（顔面偏差値が高いドラマ）」と呼ばれています。最強の顔面に、最強の装い！ ビジュアル解禁時にはWeibo（中国版Twitter）で発狂する腐女子が溢れかえるのが恒例行事となっています。その中でも中華系時代劇は装いが非常に美麗で、日本でも大人気の『魔道祖師』のように、「長髪・古装・武器」の三点セットがベースとなっています。現代劇でもオシャレなスーツや制服など目から楽しめます！

〇古装
「古装」とは、日本でいうところの「和服」に近く、中国の場合には伝説や民俗伝承、民族・種族に合わせてアレンジされます。例えば、尊師などの尊い存在は白を基調とした爽やかで高潔な装いであるのに対し、悪役は黒や銀を基調とした禍々しい装いであることが一般的です。

〇武器
武器は、魔剣や聖槍など扱うものが「動」いて用いるものと、琴や琵琶など「静」かに相手を攻撃するもののおおよそ二つに分かれる傾向にあります。同時に、風の使いや火の使いなどプラスαな妖術が使える事も多いので属性にあった武器が付与されます。



特徴2：物語が複雑
中華耽美ドラマは、とにかく複雑！ 伏線回収や隠喩の連続です。マスターするには次の要素に注目してみてください。

〇登場人物の属性
登場人物が多いです。背景設定にもよりますが、基本的に3人以上であることが多いです。日本のBLものよりも、当て馬などのサブキャラが魅力的に描かれることも多いため、ほぼ準主役のように物語を引っ掻き回す事件が頻発します。また、身分・種族の差がここに絡むので、容易に主人公の2人は交わりません。

〇時間軸・空間軸
さらにファンタジーが絡む場合には、空間的な広がりだけでなく、時間軸上の広がりも大きく物語の展開が複雑を極めます。従って主軸となる2人が結ばれるにはもれなく紆余曲折が必要です。

体感的には、中華耽美ドラマは日本の大河ドラマに近いので一気見よりも、じっくり見ることをおすすめします。
 

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『魔道祖師』/ドラマ版『陳情令』