続編決定!矢代×百目鬼、ヨネダ先生トークと目白押し
2020年2月15日(土)から公開がスタートしたアニメ映画『囀る鳥は羽ばたかないThe clouds gather』。ヨネダコウ先生が描く、大人気『囀る鳥は羽ばたかない』シリーズの映画化・初日舞台挨拶で、早くも映画第二章『囀る鳥は羽ばたかない The storm breaks』の制作が決定!
さらに、影山と久我の出会いを描いたストーリー『Don't stay gold』のOADが、原作単行本第7巻の特装版に付属することも発表されました。
公開早々、勢いが止まらない本作。原作ファンのちるちるBLソムリエが、百目鬼×矢代も登場した楽しいトーク含め、映画の見どころと舞台挨拶の模様をお届けします!
原作ファンのおBLソムリエによる映画レポ
映画は、影山と久我が出会うシーンからスタート。映像化されたことで、殴る蹴る音がよりリアルに…! 「マジで痛そう…」と思わせる音とキャラの動きに迫力があり、本作の魅力の1つであるダークなヤクザの世界を彩ります。
さらに、開始数分で早速えっちな喘ぎ声が…! 今回、映画はR-18となり話題になり、絡みシーンを可能な限り原作に忠実に描いています。喘ぎ声ありの絡みシーンは複数回登場する度に、R-18は英断であったと思わずにはいられないクオリティに仕上がっています。映画館で観るのは恥ずかしい…と思わず、ぜひとも大スクリーンかつ音質の整った劇場で観ていただきたい…!
試写会中、筆者が最も「アニメ化最高だ…」と感じたシーンが、百目鬼が矢代の髪を触るシーン! 無表情な百目鬼の手つきから、頭への思いが溢れ出しまくっています…!! 原作でも、二人の距離感や心情を表現するためにより印象的に描かれていましたが、アニメにすると破壊力が増しています。百目鬼のちょっとえっちな手つきや、矢代のサラサラな髪の毛は、ぜひ劇場でご賞味ください!
矢代と百目鬼がスクリーンに登場!キャストトーク
舞台挨拶は二部構成。第一部では、矢代と百目鬼がスクリーンに登場! 声を担当する、
新垣樽助さん(矢代役)・羽多野渉さん(百目鬼役)も現地で受け答えをしました! お二人の発言の現地の盛り上がりをできるだけそのままにレポートします!
ーーむかつくとパンツを忘れることがあるそうですが、今日は履いていますか?どんなパンツですか?
矢代:おまわりさーん変態がいますよー
百目鬼:そうですね、頭はいつもビキニタイプ…
矢代:答えんなよ。
二人の軽快なやり取りの後、拍手による抜き打ちアンケートを実施!
「履いてて欲しい人」には、拍手がまばら、そして「履いてていないで欲しい人」に対しては、観客から拍手喝采が。そんな観客に対し、矢代は「みなさん変態なんですね。答えはご想像にお任せ。」で締めました。
ーーバレンタインデーもらった?矢代:野郎しかいないからな。店の女の子からもらったくらいだな。
百目鬼:俺は妹から届きました。
矢代:キャバクラでももらってただろ?
さらに、実は甘党という設定の矢代に対して
「好きなお菓子は?」という質問も。
矢代:あれ、コンビニで売ってるチョコレートの中に酒が入ってる…なんだっけ
百目鬼:バッカス、ですね
矢代:あーあとあれ。七原と杉本が、金とか銀とか集めてる…。
百目鬼:チョコボール
矢代:集めるために食ってるけど、あれ美味いのな。やっぱピーナツが一番だと思うわ。あとあれ…
百目鬼:ピエールマルコリーニオランジェットですね。
矢代:そうそれ!あれは酒に合う…。ってお前すごくね?怖いわ。
と、商品名を覚えてない矢代に対して、百目鬼が答える展開に。「よく見てますので。」と、頭への崇拝を強く感じる質疑応答でした!
ーーもし、どうしても竜崎と一日デートしなければならないとしたらどこに行く?
矢代:(あらゆる手段を持って抹殺する、を前置きした上で)動物園。コンクリートジャングルじゃ寂しいんじゃねえかな。ゴリラの檻の前で龍崎を放って帰ってくるわ。いつか野生に帰れるといいよな。
「煙がエロい」ヨネダコウ先生×牧田佳織監督トーク
舞台挨拶の第二部では、ヨネダコウ先生、そして牧田佳織監督をお呼びしてトークセッションを行いました! トークの中には、ファンにとって眉唾な制作秘話やこぼれ話も…。
ーーアニメで印象的なシーンは?
ヨネダ先生:いろいろありますが、まずタバコの煙がエロいです。表現がすごいです。あと、七原がどつかれまくるシーンがすごく好きで。スタッフさんも楽しんでいらしたと聞きました。
牧田監督:そうなんですよ。世の中のヤクザ映画を参考にしました。椎名桔平さんがモデルです。作業して一番爆発できたのは、高校時代のクライマックスシーンです。淡々と矢代を描いていた中で、やっと感情を爆発させられるなって。
高校時代のシーンは、映画終盤。バックには音楽が流れ、切なさで観客の心を鷲掴みにし、中には涙するファンの姿も。
本作では、全編で光の陰影による演出が印象的。矢代には意味ありげな逆光や顔に落ちる陰といった、キャラクターの心情の表すようなものから、キラキラと舞う埃などのさりげない演出も。この演出によって、映画をよりエモく、アングラな雰囲気が漂います。
ーーアニメ化を聞いたときは驚きましたか?
ヨネダ先生:実写の話はチラチラありました。でも、アニメ…? (映像化が難しいシーンもあるが)できるならどうぞみたいな(笑)。頓挫するかなと思っていたので、あれ本当に映画になっちゃうの!? 感がすごかったですね。(会場爆笑)
第1章『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』は、矢代と百目鬼が映画館を出た後の衝撃的なシーンで終幕。第2章では、ヤクザの激しい抗争や恋愛要素も両方入る、盛りだくさんなパートになる予定。舞台挨拶でも、監督から「カーチェイスシーンもあり大変ですね。今からどうやって作ろうかなと…頭文字Dみたいな?(笑)」というワンシーンも。
第1章はもちろんのこと、続編の映像化も期待が高まる第2章も楽しみですね! さらに、原作7巻の特装版に付属が予定されている「Don't stay gold」のODAの続報も要チェックです!
映画『囀る鳥は羽ばたかない』
【STAFF】
原作:ヨネダコウ 『囀る鳥は羽ばたかない』(大洋図書「ihr HertZ」連載中) 監督:牧田佳織
脚本:瀬古浩司 キャラクターデザイン:熊田明子/桑原剛 美術監督:佐藤勝/福島孝喜 色彩設計:鎌田千賀子/末永絢子 撮影監督:佐藤光洋
音楽:H ZETTRIO
音響監督:小泉紀介
アニメーション制作:GRIZZLY
主題歌:Omoinotake『モラトリアム』
配給:T-JOY
【キャスト】
矢代:新垣樽助
百目鬼 力:羽多野 渉
影山莞爾:安元洋貴 久我瑛心:小野友樹 三角隆仁:大川 透 竜崎篤士:三宅健太 平田和明:高瀬右光 七原祐輔:興津和幸 天羽静真:佐藤拓也 杉本隼人:三宅貴大
公式サイト/公式Twitter
(C)ヨネダコウ・大洋図書/「囀る鳥は羽ばたかない」製作委員会
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担当BLソムリエ:むきゃ
「囀る鳥は羽ばたかない」で◯年ぶりに腐界へ舞い戻った夜明けの腐女子。
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コメント7
匿名1番さん(1/1)
影山久我編アニメになるのありがたい!!楽しみにしてます!映画も観に行くよ〜
匿名2番さん(1/2)
キャストが「囀ずる~」に出演していることを自分のファンに報告出来ないというのはなぜなのかと思う
BLだからなのか、R18だからなのか
自分のファンにはシアターに観に行ってもらいたくないのだろうか
他のキャストやスタッフに対してすごく失礼だと思う
匿名3番さん(1/1)
これはB L作品だからじゃないでしょうか、人気B L本がアニメになった作品の出演者でツイッターされてる方の拝見しても普通のアニメとかは告知バンバンしますがB L作品はスルーして一切話さないとかありましたからね、出てるのにスルーはないだろうと悲しく感じたことが何度もあり、B L嫌いの普通のファンもいるから配慮してるのか?それともB Lはカッコ悪くていいたくないとかかな?真相はわかりませんが、モヤっとするのは確かです
匿名4番さん(1/1)
この作品は読んだことないんですが、blcdでも普通に告知してくれる
人の好感度がぐっと上がるのは我ながら現金だな、と思う。
匿名5番さん(1/2)
主題歌担当したバンドは普通にTwitterで告知してたしファンもタイアップ祝ってたから声優がそういう感じなのはなんか意外だな…
匿名5番さん(2/2)
あと眉唾じゃなくて垂涎だと思います
トークの内容話半分で聞いてたってことなら眉唾だけど
匿名2番さん(2/2)
当然出演しているからといって告知の義務はありませんが、ちゃんとR指定がされているものなので子供や見たくない人は避けることができるはずなのです
出演していること自体を他のファンに隠したいと考えているのなら悲しいことです
これからもBL作品のいくつかは映像化されると思いますが、せめて出演の告知くらいはしていただきたいと思います