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\受けの羞恥顔が見たいBLオタク集まれ/
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2021/02/28 13:00
2023/11/02 16:00
「背徳」。これほどまでに私たちの心を躍らせる二文字があるでしょうか。「悪いと知りながら、それでも抑えきれない衝動」にどうしようもなくドキドキしてしまうんですね! 先日読んだWebの記事で、人間の脳は罪悪感や後ろめたさを「感動」や「興奮」と同じものと認識するため、「いけないことをした」と思うことで神経伝達物質であるドーパミンを大量に分泌するとあり、妙に納得してしまいました。
今回は、そんな「背徳」感じる禁忌設定たっぷりな作品をご紹介します! 「背徳感」をたっぷり堪能できる、ハードめな作品を、近年発売されたコミックス・小説中心にラインナップしました♪
◆ヤバすぎる背徳BL -コミックス編-◆
1.禁断度★2『リビドーアンドデストロイ』
2.禁断度★2『雪辱の花』
3.禁断度★2『屍と花嫁』
4.禁断度★3『双子と先生』
5.禁断度★3『“D” ~愛を知らないビデオチャットの青年の話~』
6.禁断度★4『60億分のふたり』
7.禁断度★4『穢れのない人 上』
8.禁断度★5『BOYS OF THE DEAD』
◆ヤバすぎる背徳BL -小説編-◆
1.禁断度★3『弟の番人』
2.禁断度★4『鬼畜』
3.禁断度★5『縛めのエクスタシー』
数あるコミックスの中から、珠玉の8作をチョイス! 特殊性癖から許されざる恋まで、インパクト大な作品を選出しました。
【あらすじ】
「こいつを抱いたらもれなく地獄行き。」黒枝(くろえだ)ジュンはフリーの何でも屋。あっクンという謎の人物から仕事をもらって生きている。ある日、ハ●撮りの仕事をもらって、相手探しに苦労していたところ、偶然通りかかった別の何でも屋で社員のユキチと出会い、付き合ってもらうことに。塩対応だけど時々見せる笑顔が可愛いユキチには、なんだかとんでもない過去がありそうで…!? ギリギリ合法、犬死に上等、脱力系チャラ男な何でも屋×不幸を呼びすぎるドスケベかわいこちゃんの絶望的に明るいラブコメ、今すぐ読め!!
【禁断度】★★☆☆☆
【あらすじ】
眩いばかりの満月が浮かんだ夜、クォン・ヒリャンの無慈悲な刃によってイ・ヨンジョの家門は没落してしまう。一夜にして全てを失ったヨンジョ。彼はその美貌の影に復讐の念を忍ばせ、ヒリャンに近づくのだが…
【あらすじ】
この広い屋敷の中で――たった二人の兄弟だった。
凄惨な後継争いの末、当主となった弟の婚礼がおごそかに執り行われた。
花嫁の顔は厚いベールで誰からも隠され、「顔のない奥様」と噂されている。
初夜に愛しあう花嫁の顔は、死んだはずの異母兄の顔をしていた。
最初はわけのわからないほどに謎な点が多いこちらの作品。読み進めていくうちに、なるほど……ええ⁉ そういうこと⁉ えっ⁉ ってなると思います(笑)。
絶ッッッ対にネタバレを見ないで読んで欲しい作品なので詳しくは言えないのですが、要約すると中華風の世界観で繰り広げられる伏線バリバリ禁断の兄弟愛ストーリーになります! "兄弟愛"です! あれ……? 兄は死んだんじゃ……? ああ! もうこれ以上はご勘弁を~~~~!!!!
赤河先生の圧倒的ストーリー構築能力で紡がれる禁断の兄弟愛を描いたこちらの作品。あまりの怒涛の展開に大興奮&心臓ドキドキ注意報!
【あらすじ】
「有弥兄弟」と呼ばれる双子の高校生・有弥瑠璃と、有弥翠。
彼らは眉目秀麗で、恐ろしいほどよく似た容姿を持っていた。
そんな二人を見分けることができた古典教師・宇佐美馨。
宇佐美は、双子のとある姿を見たことがきっかけで、自らの内にある欲を解放していく――。
そこにあるのは、三人だけの特別な関係。
【あらすじ】
ビデオチャットの収入で生活している天涯孤独な青年ニコラス。稼いだ金額=自分の価値だと考える彼の元に、高額支援者である2人の常連客から「リアルで会わないか」と誘いのメッセージが届く。客とは会わない──その決意が揺らいだ時、ニコラスの運命は大きく変わり始める。そして明らかになる衝撃の事実とは…? 大人気同人作品「D」に加え、番外編や描き下ろしを40ページ以上収録した待望の単行本が発売!!
闇&病みの執着系BL! 自分の目の前でモブにニコラスを犯すよう仕向けたり、ビデオチャットで公開セ〇クスをしたりと、その手法は色々な方の地雷を踏み抜きまくり満載コース。
しかし、これも全ては行き過ぎたニコラスへの愛があるからこそ。そして2人はじわじわと共依存の沼へとハマっていくのです……。
実はこの作品、他にもおもしろポイントがあります! ニコラスは物語序盤で2人の太客のどちらと会うかの選択を迫られるのですが、本編では選ばなかったもう一人を選んでいたら…というifコースも描かれているんです!
どちらの設定も楽しめちゃうなんて、これぞ1作で二度おいしいの真骨頂ではないでしょうか♥
【禁断度】★★★★☆
【あらすじ】
イジメを苦に自殺を図った結果、死ねない体と超能力を手にした香藤。そんな折、学年カーストトップでイジメの元凶である織田と再会し、力で織田を殺してしまう。憔悴する香藤だったが、織田は生き返り、香藤同様"他人の心の声が聞こえる"という特別な力に目覚める。様子が気になった香藤が覗きに行くと、そこには昔の傲慢な様子とは打って変わった弱弱しく怯える織田の姿が。
そして対面したふたりは気づく――お互いの心の声が聞こえないことに。
「ふたりでいる時だけは全て忘れて"普通"になれる。」
地獄のような世界で、お互いだけが唯一の理解者となってしまったふたりは、まるで精神安定剤を求めるように互いに依存を深めていく…。
さあさあやってまいりました。みんな大好きメリバのお時間ですよ~~!!
【あらすじ】
「あなたにとって“愛”とはなんですか?」
子供を犯し殺した罪を着せられ服役していた秋鷹 一郎(あきたか いちろう)。
人生に絶望し自殺を図るも、若く誠実そうな神父の木場(きば)に助けられる。
犯罪者のレッテルを貼られた自分にも慈悲深く親切にしてくれる木場。
ずっと探し求めていた幸せ。誰にも責められない穏やかな日々。
そんな救いが、ここにあるのだろうか?
冤罪で服役していた元神父である受け・秋鷹が、人生に絶望して自殺を図ろうとした時に、神父である攻め・木場と出会うことで物語は大きく動き始めます。木場の秋鷹に向けたものは"慈悲"なのか、それとも"愛"なのか。そして、真犯人は一体誰なのか……。かなりダークな内容ですが、性犯罪や冤罪についてかなり深く考えさせられる作品です。
さあ、虫飼先生の描く独特な余韻ひたひた感情ぐちゃぐちゃストーリーを存分に浴びましょう!
【あらすじ】
山奥のコンテナで、ひっそり暮らすライナスとコナー。彼らはそこで、―――人肉を食べて生きていた。教会に忍び込んで墓を掘り返し、死者をこま切れにして持ち帰る。ライナスがそんな重罪を繰り返すのも、すべては、愛しいコナーの命を繋ぐため。彼を生かすためなら、他者など牛や豚に等しいと、罪を重ねていくが―――。人であれ、ゾンビであれ、極限の世界で愛を貫く者たちの物語。吸引力の塊・富田童子の世界へ、いってらっしゃい。
彗星の如く現れた期待の新ジャンル、ゾンBLの一冊! ゾンビウイルスが蔓延する設定とアメコミのようなイラストはこれまでのBL界の常識を打ち破っています! 他では味わえない衝撃的な展開に、富田先生の才能を感じること間違いなし! グロあり、ホラーあり、カニバ描写ありのドデカ地雷三点セットが最高に輝くのはサバイバル映画のような世界観ならでは。オムニバス形式で、ゾンビ世界に大切な人と生きる3組のストーリーが交差します。
待ち受けるのは死のみ、絶望的な状況だからこそ作り出せる2人だけの世界が仄暗く美しい! 死ぬことが終わりではない、死のその先を考えさせられるメリバエンドの最高峰です。
小説って文字だけだからこその生々しさがありますよね! アレもコレも無修正で楽しめちゃう! 小説編ではエロ度も禁断度もバリ高な作品を3作品ご紹介します。
【あらすじ】
「今時こんなに骨っぽい男はいない。極上のダイヤの原石だ」モデル事務所の社長から新人を紹介された、マネージャーの貴明。ところがその場に現れたのは、なんと九歳使下の弟・峻一だった!? 両親に愛情を注がれ自由奔放に育った峻一に、幼い頃から劣等感と憎しみを抱いてきた貴明。乗り気じゃない兄に、峻一は獲物を捕らえた目線で「兄ちゃんが担当じゃないと仕事は受けない」と言い放ち!?
出来のいい弟にかなわない兄、執着されて困惑する兄、凌辱されて屈辱を感じる兄……。これらにピンときた方には、間違いなくオススメな作品ですよ~!
外でも家庭内でも常に比較されて、劣等感の塊になっている兄・貴明の、弟・峻一に対するわだかまりが、犯されることによって憎しみに発展していくところにゾクゾクっとさせられます!
痛エロ好きにはたまらない展開に、可哀想だけど可愛いと言いますか、萌えるんですよねぇ……! そして、そんな貴明に執着する峻一のしつこさと追い込みっぷりは天下一品。包容力と健気さも持ち合わせながら、どんどん貴明に迫っていくところは、ヤンデレっぽい怖さが味わえます♥
【あらすじ】
家の中に悪魔がいる――。大学生の風間文人は育ての祖父母の死をきっかけに実家へ戻ることに。二つ年下の弟・達也は文人を歓迎するが、その異常なほどのはしゃぎように薄ら寒いものを覚える。成績優秀で見た目もよく、友だちも多いという達也。しかし文人への執着を露わにした達也は家という密室の中、逃げるすべを失った文人を風呂場でやすやすと犯す。実の弟に犯された屈辱に打ちひしがれる文人。しかし兄を精神的支配下に置いた達也の行為はエスカレートし……。
こちらはガチ兄弟の鬼畜弟×常識人兄の執着愛を描いた作品。兄に執着しているサイコパス弟が無邪気を装いあの手この手で兄を篭絡していくのが、ドキドキを通り越してもはや怖いレベルに到達しています。
また、弟の一人称が「僕」で、年齢に似合わぬ幼児言葉を使っているところが読者をより一層不気味にさせます。でもこの怖さが癖になるんです……! 物語の最後の方では、父とも致してしまうため、近親相姦の背徳感はすさまじい!! 恐ろしくも、ページをめくる手が止まらない衝撃作です!
【あらすじ】
拘束行為での自慰をライバル視している叔父の竜尽に知られた上、首輪を付けられた玲夜。その瞬間、矜持が溶けたのを認めたくはなかった。だが緊縛され「ご褒美」に恍惚としている様を、異母弟の嘉人に見られる。軽蔑の眼差しの嘉人に「お仕置き」として尻を打たれ犯された玲夜は、惨めなはずのそれに安堵してしまう。「ご褒美」と「お仕置き」、三人の関係に玲夜が見出したのは―。
地雷を踏み倒していくスタイルが、もはや潔くカッコイイです……! 主人公・玲夜はストレス性不眠症持ちで、自分を緊縛することで安心感を覚える性癖。もうこの設定からぶっ飛んでますよね!
玲夜の緊縛痕を見つけた叔父・竜尽、玲夜が竜尽に犯されているところを目撃する異母弟の嘉人、どちらも玲夜に対してハードなプレイを仕掛けてきますが、そこにはしっかりと愛があります。
ピュアラブとは程遠いですが、3人各々がかなりの執着を抱いているので、3人の関係性を読み込むのもまた楽しい! エロさやプレイの派手さ、淫乱っぷりに負けず劣らず、3人の禁忌的な愛憎がどうなるのかも注目していただきたいです♥
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以上11作品をご紹介しました。どの作品も、複雑で一筋縄ではいかない作品ばかりですね! あなたのイチオシ背徳BLはピックアップされていたでしょうか?
紹介作品の他にもクギ先生のサイコホラーBL『キリング・ストーキング』やyoha先生の貞操観念崩壊BL『青い春を売る教室』など、多くの背徳BLが出版されている近年。禁忌を犯しているという後ろめたさが陶酔感や快感、そして満足感へと変わっていくのがいいですよね! 奥深さと許容範囲の広さは、BLというジャンルの特徴と言っても過言ではありません。
コメント10
匿名9番さん(1/1)
穢れのない人が入ったのが嬉しい
でもなぜ上巻だけ?
下巻もぜひぜひ。
匿名8番さん(1/1)
『リビドーアンドデストロイ』は度々記事で紹介されているのに、頑なに単行本化されない……。単話で買ったけど単行本が出たらまた買いますのに。
匿名7番さん(1/1)
兄弟モノは弟受けも増えて欲しい
匿名6番さん(1/1)
兄弟物は何故兄x弟がほとんどないだろう?いつも弟x兄ばっかり
この中で唯一読んだのは薔薇とヘドロですね。結構地雷が多くてヤバいと思うが、執着x依存の極めで逆に萌えます。酷いけど痛くない、ヤバいけど怖くない、どっちかが支配するではなく本当はお互いに必要な存在、でも愛とまた違うから、結局サイコパス(笑)何度読んでもたまらない!
同人誌第2巻いつ出るかな、いつでも待ってます!
匿名5番さん(1/1)
アフェアは最高でした。全然禁断じゃないと思うのはモラルの問題でしょうか…?完全なメリバとも言い難いような。
ほなほなさん
兄弟ものは大好きですが大体弟攻め兄受けで飽きてきた
匿名4番さん(1/1)
え?これ別に普通じゃね?っていうのもあるねえ
匿名3番さん(1/1)
ほんとにヤバいのは賛否両論で荒れるから敢えて出さないとか。
匿名2番さん(1/1)
全部読んだことありますが、ぬるい。もっとヤバイのがあると思います…っ
匿名1番さん(1/1)
薔薇とヘドロっていろんな記事で取り上げまくってるけど、推し図書なのかい?