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NHKがBLづいてる!? 名作オペラをBL解説！6/1放送

2018/05/18 11:29

オペラ『ドン・カルロ』、王子と父王、家臣で親友の男3人が!?

NHKの番組にまたもBLが登場！大河ドラマ『西郷どん』ではBL薫るエピソードが話題となり、『歴史秘話ヒストリア』ではLGBT日本史として男同士の愛を扱い、『ねほりんぱほりん』では腐女子をテーマに取り上げるなど、このところ私たちの注目を浴びることが多いNHKが、またやってくれそうです！

6月1日(金)午後9時30分からEテレで放送される『ららら♪クラシック』では、「30分オペラまるわかり“ドン・カルロ”」として、名作オペラ『ドン・カルロ』を紹介。しかも、その切り口がBLファン要注目で、番組ホームページでは以下のようにアナウンスされています。

マンガ好き女子に刺さる歴史オペラ (1)BL？ギャップ萌え？乙女心くすぐる男たち(2)女優・松井玲奈の胸キュンシーンは？(3)歌で描くキャラクターの心理と関係性

ヴェルディのオペラ「ドン・カルロ」はマンガ好きにはたまらない作品!?王子カルロ、父王フィリッポ、家臣のロドリーゴという3人の男性に注目し、音楽評論家・室田尚子が、ヘタレ・ギャップ萌え・BLの香りなど、独自の視点から解説します。オペラ歌手・山本耕平の証言を交え、心情を繊細に描いた名曲も紹介。女優・松井玲奈も加わった熱いトークに高橋克典もタジタジです！【ゲスト】松井玲奈(女優)、室田尚子(音楽評論家)

さて、オペラ『ドン・カルロ』がどんな作品か調べたところ、王子カルロ、父王フィリッポ、親友で家臣のロドリーゴの関係性に絞ると以下のような流れ。

スペインの王子ドン・カルロは、フランスの王女エリザベッタと愛し合っていましたが、彼女は政略結婚でカルロの父である王フィリッポと結婚させられてしまいます。嘆くカルロを励ますのは、親友で家臣のロドリーゴ。
時はたち、カルロは父王フィリッポに政治上の意見をするのですが、聞き入れられず剣を抜いてしまい、反逆者として牢に入れられます。しかし、彼を救いたいロドリーゴが罪をかぶり、死ぬことに……。カルロは牢から脱出します。
ロドリーゴに託された願いを実現するため旅立つカルロ。そこに父王フィリッポが追ってきて!?

ちょっと、自信がないあらすじですが、BL的にとらえると、王子と親友の関係性に単純に萌えられそうですし、実は父王は王子に想いを寄せていて、婚約者を寝取ったみたいな妄想も可能な気がします。

なお、同番組に出演する音楽評論家の室田尚子さんは、2014年にTwitterに以下の投稿をしています。

『ドン・カルロ』BL説。ロドリーゴはカルロの身代わりになって死んで行くんだけど、虫の息で「あの世で会いましょう」とか「手をさしのべてください」とかもうどんだけカルロラブなんや、っていう。そしてなすすべもないカルロはそロドを抱きしめるしかないのでであった…。
— 室田尚子 (@naokobuhne) 2014年2月20日