2月17日発売の
『小説すばる』3月号で『BL漫画 百花繚乱』と題しBL小説家・木原音瀬先生がおススメのBLを6冊ピックアップしています。
今回は特集「漫画すばる」、あえて小説誌で漫画を特集するという大胆な企画です。
そのようなわけで木原先生も「小説を読む人が好きそうなBL漫画!」という視点でコミックをチョイス。
いったいどんな漫画を選ばれたのか?気になりますよね。いくつかここでご紹介しようと思います。
昨年『このBLがやばい!』で1位を獲得した
『東京心中』トウテムポール
木原先生らしく、小説の手法と漫画ならではの表現を比較して、作品を紹介していきます。木原先生の解説を読んでいくと、この漫画が驚くほどの情報量があることがわかります。それをうまくマンガ表現で処理しているのですね。
そして
『夜空のすみっこで、』ハヤカワノジコ
大胆なコマ割りで注目を集めるハヤカワノジコ先生ですが、そのコマ割りの効果を言葉でわかりやすく解説してくれています。コマ割りを文章で説明するのは不可能と思われるのですが、すばらしい説得力です。
その他に、ルネッサンス吉田先生、藤たまき先生、大竹とも先生、依田沙江美先生を取り上げています。
こちらもベテランちるちるユーザーなら腑に落ちる納得の解説。BLレビューを書く時のお手本となるような解説です。この4Pのために920円も惜しくないかもしれません。BLファンからするとぜひとも連載してほしい内容となっています。