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主人公は攻め派?受け派?BL好きに究極の質問してみた結果

2025/08/18 18:00

【前提】どの主人公作品も良いのですよ…ッ…

 

 

 

20××年。世はまさにBL大航海時代。
そんな中、ちるちる社内では主人公は攻め派か受け派かという議論が勃発していた――。

議論が白熱して「これはみなさんの意見が聞きたい!!」 と全会一致。

ということで、先日ちるちるXアカウントにて募集させていただきました♥ たくさんのご回答ありがとうございました! 

今回はみなさんの意見をまとめてご紹介させてもらいながら、それぞれの作品をご紹介させていただきます♪ 
「最初はこっち派だったけど、別パターンもいいかも……!?」と新しい世界が広がるかもしれません! ぜひ最後までお楽しみください♥ 

 

◆目次◆
1.アンケート結果
2.受け派の意見
3.攻め派の意見
4.両視点派、作品による派の意見
5.なぜ主人公受け派が多いのか?
6.主人公が受けの作品
7.主人公が攻めの作品

 

 
早速アンケート結果の発表に参ります!
気になる結果はこちら!

 

受け派の方が全体の66.6%攻め派の方が17.4%を絞める結果となりました。他には主人公が攻めでも受けでも良い、または両視点で描かれる作品が好きだという方が9.5%作品の内容や関係性によって変動するという方が6.6%という結果が出ました~~~! 

受け派が圧倒的に多くて、コメント欄や引用を見てびっくりしました……! かくいう筆者も受け派です。

さまざまな解釈や考え方を頂いたので、それぞれの意見をご紹介します! 

 

 

 

全体の半数以上を占めた「主人公は受け派!」の方々。いただいた意見も熱量がすごくて、受け派の方々の愛を感じました♥ 
なかでも多かった意見は、「感情移入しやすい」という意見でした! 気が付いたら自分も受け側の立場で作品を読んでしまっていたり、攻めとの恋に苦しむ受けを見て一緒に苦しんでしまったり……。強い親近感を得られるのも主人公受けの魅力ですね!

また、受け派の方々の中にも、「受け派だけど、エピローグや番外編で攻め視点のお話があれば嬉しい!」といった意見が多数! 本編では攻めの心情が描かれていなかった作品でも、「攻めってこんなに受けのこと好きだったのか~!」とか、「この攻め、こんなに余裕なかったの!?」などと気づけるのが嬉しいですよね♥ 

 

 

 

次に「主人公は攻め派!」の皆さんからのご意見を紹介します! 


受け派の方々はどちらかと言えば同じ気持ちになって喜んで、苦しんで……といった「同情」のような意見が多かったのですが、攻め派の方々は「攻めと一緒の気持ちでゲーム感覚で受けを攻略してる気分になる!」や「誘い受けに翻弄されてほしい!そのあとバチバチに攻めてほしい!」と、攻めの視点から受けとの関係を楽しみたいという意見が多く寄せられました。

実際、他の記者さんにも意見を聞いたところ、「いじめられて可愛い受けが好きだから、(受けを)いじめてくれる攻めの視点から見たい」「自分のイジメたい願望をかなえてくれる攻め! その立場から眺めたい!!」といった熱い意見をいただきました。なるほど、確かにいじめられてなく受けを見れるのも、それを見てムラッとする感覚を味わえるのも主人公攻めな気がしますね!操っているような感覚! 新視点だ~~! 

 

 

最後に両視点派、または作品による派の皆さんのご意見をご紹介いたします!

両視点派の意見で多かったのは、やはり「どちらの気持ちも知りたいから」という意見でした。受けがモヤモヤしている時に攻めも実はモヤモヤしていたり、逆に全く別の感情を抱いていたり。どちらの感情も知ることで、その時々の情景を細かく理解することができますよね! 

また、「最初は受けで、途中で攻めに切り替わることで(気持ちの)種明かしがあることが楽しい」という意見もありました。受けの気持ちを知ったうえで、3・4話あたりで「攻めはこう思ってた」と知れるのはスッキリするかもしれませんし、「え!そう思ってたの!?」と衝撃を受けるかもしれません。

作品による派の皆さんのご意見で多かったのは、とにかく「関係性や物語が分からないと決められない」というものでした。
“主人公”という属性だけでは攻め受けの決め手にはならないという意見も。キャラクター同士の関係性をしっかり見定めて解釈を深める……確かにごもっともです!

 

 

ここで「なぜ主人公受け派が多いのか?」について考察したい! と思い、ちるちる社員の方々からご意見をいただきました! 

 

まずは主人公は受け派の方々のご意見紹介します!


・物理的には攻めが受けをリードするけど、精神的には受けが攻めより優位で、相手を支えるのが好き精神的な安定感を持っているキャラクターに主人公が比較的多いことから、受けが好きなのかもしれません。

・主人公が愛される受けであるほうが人間的魅力が際立ち、物語としても豊かになると感じるので、主人公受け派です。

 

商業BLで主人公受け派が多いのは主人公の包容力や精神的な安定感が受けの「支える側」というイメージと自然にマッチしているから……という意見が多かった印象です。

 

またこのようなご意見をいただきました! 

・主人公が攻めか受けかは、“主人公”の定義や質問の捉え方によって違いが出る。属性として考えれば攻め好みもあり得るが、商業BLの多くは受け視点で物語が進むため、主人公は受けであることが多い。

 

なるほど……。「主人公が攻めか受けか」という問いは、そもそも“主人公”の定義や質問の捉え方によって答えが変わるという点が非常に重要だと感じました。キャラクターの属性や役割として主人公を見るならば、強さやリーダーシップを持つ攻めタイプを好む人も多いでしょう。一方で、商業BL作品の多くは受け視点で物語が展開されることが多いため、自然と主人公は受けとして描かれるケースが多いのだと思います。

 

さらに、主人公が受けであることで物語の展開やキャラクター同士の関係性に多様な可能性が生まれ、読み手としての楽しみも広がります。つまり、主人公攻めか受けかは単純な好みの問題だけでなく、物語構造や読者の感情移入の仕方にも深く関わっているのではないかと考えられます!


 

ここからは「主人公受け」「主人公攻め」それぞれのおすすめ作品をご紹介します!

自分のグループの作品も、別のグループの作品も楽しんでくださいね♥ 

 

 

別れる作戦に奮闘する様子が見れちゃう♥ 

別れるために色仕掛けしてみた』作:わじ

 

別れるために色仕掛けしてみた

 

【あらすじ】
酔った勢いで同級生の八木とお付き合いすることになったまこと。なんとしても別れたい!と奮闘しているのに、あの手この手で拒まれてしまい通算50回目の別れ話も撃沈してしまう。こうなったら、アイツの嫌いなタイプになって向こうから別れを切り出させてやる!そして、紆余曲折しながら聞き出したタイプは『性欲旺盛な子』で!?すぐさま自宅に招いて、恥も承知で色っぽく誘ってみると――
「最高にそそるわ」興奮した雄々しい表情で押し倒されて…。もしかして俺…このまま抱きつぶされる!?
溺愛ド執着×強気おバカのお騒がせラブラブ(?)カップル爆誕!


強気なおバカかわいい受けが主人公の作品はこちら♥ 

酔った勢いで付き合ってしまった八木と別れるために奮闘する様子を、受けのまこと視点で楽しむことができます! 


なんといってもおバカなまことが見どころ♥ 八木の嫌いなタイプになろうとして、「性欲旺盛な子」になってみたり、女の子とのやりとりをちらつかせてヤキモチを焼かせようとしてみたり……。でもそのたびに八木に騙されたり、失敗したりしちゃうまことがキュートです!

 

特にかわいいポイントは、「浮気したら嫌われるだろう」と考えて、内緒でお酒の席に参加するも、盛大に酔ってしまい、まさかの「八木といると何も考えられなくなったりする」と無意識な惚気発動!! まことが八木のこと好きになっていってるって自分で気づいていないのが可愛すぎる~~~!!! このシーンも、まことが主人公じゃなきゃ見られないシーンなので助かります♥ 

 

俺何話してるんだろ~とぱやぱやになっちゃうまこと。きっと1人だと知らない狼に食べられちゃうので、知っている狼の八木が迎えに来てくれて助かりました(?)。

 

頑張り屋さんな受けを応援したくなる

オメガのおれの嘘つきくすり指』作:さがみしか

 

オメガのおれの嘘つきくすり指

 

【あらすじ】
オメガの陽太は住み込みのバイト先が閉店するため、住む場所を探していた。そんな時、偶然出会ったアルファでブライダル会社の次期社長・怜と、ヒートのせいで身体の関係をもってしまう。落ち込む陽太に怜は、住む場所を提供する代わりに、陽太の卒業までの期間限定で婚約者のふりをしてほしいと頼む。戸惑いながらもこの提案を受け入れ、同居生活をスタートさせた陽太だったが……!?不器用だけどやさしい次期社長×がんばりやの大学生のじれったいラブストーリー

 

頑張り屋さんで健気な受けが主人公の作品はこちら♥ 


偶然出会ったΩの陽太とαの怜は、目の前でヒートになってしまったことで身体の関係をもつ。その後、利害の一致で、同居&婚約者のふりをすることになってしまいます。

 

不器用ながらも陽太に優しくしてくれて、ヒートになった時はしっかりと抱いてくれる怜♥ 頑張り屋さんな陽太がしんどい時に、すぐ気づいて助けてくれる怜にはメロついちゃいます。受けの陽太視点だからこそ、最初はセッの時に「αの人」を求めていたのに、次第に「怜」を求めていることに気づけます! 怜の名前を愛おしそうに呼ぶのがたまらん過ぎる~~~!! 


描き下ろしでは攻めの怜視点から、甘々すぎるセッが描かれています♥ クールな怜がどのように考えているのかが分かるし、かわいくてたまらない陽太を興奮しながら激しく抱く様子は一生眺めてたい……。ヒート中の陽太の誘い受け言葉に、宇宙猫になっちゃう怜も見逃せないポイントです♥ 

 

 

あ~~!もどかし~~!! 

蓮見くんはバカワイイ委員長が好きすぎる!』作:泉くれは

 

蓮見くんはバカワイイ委員長が好きすぎる!

 

【あらすじ】
不良も通う底辺校で、やる気はないが意外と成績優秀の蓮見。そんな蓮見の日課は委員長の一ノ瀬を見守ること。超マジメすぎて周りからは変わり者扱いの一ノ瀬だけど、蓮見にとっては彼のすべてが愛おしい!ある日、じつは勉強がからっきしダメすぎる一ノ瀬に、勉強を教えてほしいと頼まれる。
「二人きりの時間ゲット――!! 」
心の中でガッツポーズをしたものの、急接近したせいで彼の可愛さにノックアウト状態の日々がはじまり――!?じつは童貞!?不器用モテ男子×勉強苦手なマジメ委員長のキュートすぎるモダキュンラブコメ! 


真面目な受けの可愛さに振り回される不器用な攻めが主人公の作品はこちら♥

 

やる気はないけど成績優秀なモテ男子の蓮見は、真面目なのにバカな委員長の一ノ瀬のことが気になって仕方ない。

誰も挨拶を返さないのに一生懸命挨拶をする一ノ瀬。蓮見が挨拶を返すと満面の笑みの一ノ瀬にドキドキの止まらない蓮見♥ 一ノ瀬の言動にあたふたするピュアな蓮見の様子は、見た目とのギャップで風邪ひくレベルです。

 

一ノ瀬のマスターベーションを手伝った後、あまりにもいつも通り過ぎる様子に蓮見は「全然考えてることわかんねぇ……」と頭を抱えてしまいます。攻めの蓮見視点で描かれているからこそ、こちらまで「一ノ瀬の考えてること知りたいよ~~!!」と足をバタバタさせてしまいます。モダキュン止まりません……。

 

また、描き下ろしでは一ノ瀬視点も織り交ぜて描かれています! 蓮見に気持ちよくなってほしい一心で、チソを舐める姿が可愛すぎるんじゃ~~~!!! 本当にひたすら真面目で、愛すべきおバカすぎる……。一ノ瀬視点から見ることで、蓮見にきゅんきゅんしているポイントや、感情が伝わってきてこっちまで大にやけです♥  

 

ハラハラドキドキ止まらない!!

番になるまで愛でてかじって』作:倉田イツ子

 

番になるまで愛でてかじって

 

【あらすじ】
『番のフリ』でいい、 もう一度噛んでください――
「番のフリするずっと前からオレのもんだ」
トラ獣人αの大我は性欲強め・草食Ω好きの遊び人。ところがフラれまくってヤケ酒した翌日、隣で寝ていたのは同じ大学のタヌキΩ・狸塚。『うなじの噛み痕』から漂うワケあり感...
関わりたくないと思うものの、狸塚の異常に強い発情フェロモンに誘惑され関係を持ってしまう。地味な外見からは想像もつかないエロかわな乱れっぷりや健気なギャップに翻弄され、次第に"元番"相手のことが気になり始め――...?

 

遊び人だけど受けのことになると一生懸命になる攻めが主人公の作品はこちら♥ 


トラ獣人αの大我は性欲が強い遊び人。ある日、泥酔して目覚めるとタヌキΩの狸塚が隣に! 「人よりフェロモンが強い」という狸塚の発情フェロモンに誘惑され、2人の関係は次第に近づいていきます。

 

もともと草食Ωの女の子が好きな大我だったが、一緒に過ごすうちに狸塚の言動に一喜一憂している自分に気付きます。大我視点だからこそ、最初は見せかけの番関係を面倒だって感じてたのに、どんどん愛しく感じちゃってんな~~!! ってニヤニヤすることができますね♪ 

 

愛しくなるからこそ、昔狸塚を嚙んだ相手のことが気になって嫉妬の感情がふつふつ芽生えていく大我。過去が明らかになった後、姿を消した狸塚を迎えに行くシーンにはときめきが止まりません♥ 狸塚が現れる場所をぴったりあてるなんて、かっけぇ男すぎるやろ……。一生懸命で狸塚にまっすぐな大我視点でハラハラドキドキ楽しめる作品です! 

 

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いかがでしたでしょうか?

主人公は受け派! 攻め派! 両視点派! 作品による派! 様々なグループがあると思います。

この論争はいつまでも絶えることが無さそうですね……。

 

みなさんはどのグループでしょうか? 

是非この機会に別グループの作品も楽しんでみてくださいね♥ 

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