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想いが通じ合う前の、ムズキュンシーンでしか得られない養分がある!!

皆さんは恋愛もののコミックスを読むとき、どのシーンを楽しみに読んでいますか？

甘酸っぱい出会いのシーン、想いが通じ合ってからの甘い恋愛シーン……。

そんななかで筆者が好きなのは、付き合うまでの微妙な距離感のなかで繰り広げられるムズキュンシーンです！

触れたいけど、触れられない……。触れられるけど、想いを伝えられない……。
読者をキュンとさせてくれるBLコミックスには、両想いになる前の葛藤がつきもの。

想いが通じ合う前に、駆け引きやすれ違いを繰り返す受けor攻めの姿は見ていてもどかしいですが、そんなときの彼らからしか得られない心の栄養分ってありませんか？

というわけで今回は、片想いを拗らせに拗らせたゆえの、愛しい男の子たちのムズキュン片想いムーブを皆さんと分かち合っていきたいと思います！！！ 一緒にかわいい片想い男子たちを愛でましょう～～～！！！

◆目次◆
1．軽く触られただけで勃っちゃう
2．片想い中の攻めを思ってアナニーしちゃう受け
3．受けの寝顔で見抜きしちゃって自責の念に駆られる攻め
4．飲み会途中、机の下でこっそり手ニギニギ

5．独占欲が暴走し、「こいつ、俺のなんで」と周囲にマウントとっちゃう攻め

1．軽く触られただけで勃っちゃう

好きな人から触れられれば、身体(※男子の場合は主に竿)はついつい反応してしまうもの。軽く触れられただけで「ビクッ」と反応してしまって、でも手を出すわけにはいかないと葛藤する姿、いじらしくてたまらないですよね……。

好きな相手のことを意識しまくってビンビンになっちゃう姿、もっと見たい～～～！！！

『たんぽぽちゃんはSubかもしれない』作：うにもし

あらすじ

第二性がナチュラルなたんぽぽこと田綿公英は女子に鬼モテなDomカリスマモデル依藤一澄をある過去の出来事から毛嫌いしていた。しかし、寮の部屋分けで一年間の同室が決定してしまう！“動くな”“教えて”“舐めて”大嫌いなはずの依藤のコマンドに従う身体に大混乱！…俺ってもしかしてSubなのか!?「なぁ、たんぽぽ　早く俺のものになって」SランクDomの積もりに積もった執着心が大爆発♥

第二性がナチュラル(ノーマル)なたんぽぽこと田綿公英が、毛嫌いしていたカリスマモデル依藤一澄と寮で同室になってしまうところから始まる本作。
好みの女子が全員Subで、特級Domの一澄のことを好きになってしまうことから、たんぽぽは一澄に拗らせた感情を持つようになります。

寮の部屋で普段学校にいるときよりも高圧的な態度で接してくる一澄に噛みつくたんぽぽですが、一澄に少し首を舐められただけでチソが完全に勃起してしまいケンカどころではない状況に……！ その後も後ろから接近されただけで完勃ちしてしまったり、一澄のコマンドでトロトロになってしまったりと、ツンツンしながらも溶かされていくたんぽぽちゃんが大変愛しい！ 一澄が映っている看板を見るだけで赤面してしまうほど、彼への好意がダダ漏れな部分も爆萌えポイントです。

ちなみに本作、コマンドが日本語なんです。『シャツ捲って』『こっち見て』などなど日本語のエチチなコマンドで言葉責めする一澄にも、Sみが溢れており最高。必見です！

2．片想い中の攻めを思ってアナニーしちゃう受け

手が届かない相手に片想いをして、理性でなんとか気持ちを押しとどめてる受け。とってもいじらしいですよね。

普段一生懸命気持ちを抑えこんでいる受けが、一人になってから我慢できなくなってアナニーをして乱れまくっている姿、ギャップ萌えすぎて……。

賢者タイムで罪悪感を感じて悶えるところも、純粋すぎて守ってあげたい！！ っていうか攻めが気付いて早く救ってあげてほしい！！ その淫らな姿を攻めに見せたら一発KOなのにー！！！

『恋をしたくない君が好き』作：泉くれは

あらすじ

ゲイの朝陽は女性からたびたび告白されるが、「誰とも付き合う気はない」といつも断っている。なぜなら社内で一番のモテ男・凜星に片想い中だからだ。ある日、告白されている場面を凜星に見られてしまった朝陽。よりによってなぜ凜星に…と慌てていると、「俺と付き合ってることにしてほしい」突然、凜星から疑似恋人になろうと提案された！？恋愛に興味がない凜星は、自分たちが恋人同士だと公言すれば、互いに余計な好意を持たれなくなると考えたらしい。この恋を諦めていた朝陽にとって、偽の関係でも凜星と恋人になれることが嬉しくて――。恋をしたくないクール系男子×一途で爽やか健気男子大人の恋…だけど二人のはじめてがいっぱい純度高めなオフィスラブ❤

同僚のモテ男・流凜星に片想いをしている橘朝陽。ある日、朝陽が社内の女性から告白されて断っているところを見た凜星は、女子たちから好意を持たれないように疑似恋人になろうと朝陽に持ちかけます。

本作は受けの朝陽がとにかく一途で健気！！！ 気持ちを隠しながらも、飲みに行こうと積極的に誘ったり、一生懸命凜星のことを褒めたりとアプローチをする朝陽ですが……。
そんななか、デートにこぎつけることができ、楽しみで感情が昂った朝陽はついついアナニーを始めてしまいます。イッたあとに思わず凜星の名前を呼んでしまいますが、その直後ノンケの凜星を想像してシてしまったことに罪悪感を覚え悶える様子がまたいじらしいことこの上なき……。凜星も朝陽に惹かれてるから大丈夫だよ！！！ と思わず朝陽のことを力いっぱい抱きしめたくなってしまいました……。

偽の恋人関係の行く先はどうなっていくのか!? ラストまでもだキュン満載ですよ♥

3．受けの寝顔で見抜きしちゃって自責の念に駆られる攻め

付き合う前に、好きな人と寝る機会があったらそりゃ冷静でいられるわけがないですよね～！！！

無邪気な顔で寝ている受けを見て昂ぶってしまうのは想いが強いからこそ！
受けを起こさないようにこっそり一人で抜く攻め、健気で紳士で最高……。
全てはかわいい寝顔を晒す受けが悪いんですよね、分かります。

『エンゲージ 3』作：南月ゆう

あらすじ

ずっと創紫の庇護下に置かれていたと知った盟は、たとえ付き合えても対等な関係になれないことに不安を感じていた。一方、創紫は盟と肌を触れ合わせたことで心に大きな変化が生まれ……!?

ミステリアスな美人・創紫と、健気な年下男子・盟の恋心を描く本作。今まで辛い片想いをしてきた盟ですが、待望の3巻では攻めの創紫が自分の気持ちに気付き始め、2人の関係性が徐々に変化していきます。

そんななか、盟が家にいると知り、急いで帰宅する創紫。自分のベッドのうえで無邪気な顔で寝ている盟を見て、起こすのは可哀想だとなんとか気持ちを抑えようとしますが、ついに我慢できなくなり一人シャワーを浴びながら自慰を行います。
このときの創紫の顔を火照らせながらの切ない表情がたまらないんですよ……！
吐息を漏らしながら、盟の名前を呼んで、切なそうに眉を寄せて……。翌朝、やつれた表情で「理性がストライキしようとする度に宥め…考え事してて眠れなかった」と告げる創紫に、そこまでしてよく頑張って耐えたと思わず拍手を贈ってあげたい気持ちになりました。

そのあとも創紫のデレは止まらず、盟と手の平を合わせるだけで顔を真っ赤にして目を見れなくなったり、「声を聴くと会いたくなっちゃうから我慢してたけど…もう限界」と電話をかけてきたり。尊いシーンの連続で頭がクラクラしてしまいます。

4．飲み会途中、机の下でこっそり手ニギニギ

たかが手繋ぎ？ いや、されど手繋ぎです。
ちるちるの記事でも以前『手ックス』なるものが紹介されたことがありましたが、手をニギニギするだけでも立派なプレイだと筆者は考えております！！

会社の飲み会で盛り上がっているなか、周りにいい感じだということをまだバレていない2人が、お酒の勢いに任せて机の下で手を繋ぐ……。

それを人前で、隠れてなんて……。いくらなんでも、いやらしすぎませんか？？？さすがにときめきが止まらないんですけど？？？

このシチュエーション、どんな攻めまたは受けでも想像できるのが個人的に推しポイントなんですよね……。

ワンコ攻めが耳まで赤くしながら手を握っているのもよき、クールな攻めが真顔でいやらしく手を握って受けを照れさせているのもよき、はたまた健気な受けが勇気を出して手を握っているのも(以下略)。

なんてはしたないんだ！！！ いいぞ、もっとやれ！！！

5．独占欲が暴走し、「こいつ、俺のなんで」と周囲にマウントとっちゃう攻め

受けに振り回されて嫉妬心を暴走させる攻め×人たらしだと自覚がない受けのカップリングはテッパン。筆者は定期的に摂取したい衝動に駆られてしまいます。

今まで自分のことを好きだというムーブを見せてこなかった攻めが突然「こいつ、俺のなんで」と周囲にマウントをとりだして、動揺しながら照れている受けを見ると白飯何杯でもいけちゃいます。

独占欲丸出しの攻めの愛情表現に照れる尊すぎるその表情、攻め以外の人に見せてほしくない！！！ いや、私は見たいけども……！ 攻め以外からの愛情表現からは満足できなくなっちゃうところまでの一連の流れがもはやお家芸ですよね♪