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「見とけよー!拓也ー!俺の勇姿をー!」アニメ『黄昏アウトフォーカス』江口拓也&斉藤壮馬インタビュー♥

2024/08/21 16:00

収録中に大汗!?全力で演じた礼&詩音の魅力がたっぷり♥

 

2024年7月4日(木)から放送中のアニメ黄昏アウトフォーカス』。超美麗な作画と、ドラマCDから続投の豪華キャストが演じる眩い青春譚が大きな話題を呼んでいますよね!

 

 

なんと、そんな本作に出演する稲葉礼役・江口拓也さん、吉乃詩音役・斉藤壮馬さんにインタビューさせていただきました~~~!!!

お2人から見たキャラクターの魅力や、収録時のエピソードなどここでしか聞けない貴重な裏話をたくさんお話しいただきました!

直筆サイン色紙のプレゼントもありますので、ぜひ最後までご覧ください♥

◆目次◆
1.アニメならではの表現も!詩音のとびきりの「かわいさ」&礼のリアルな「ダウナーさ」
2.サウナ並の発汗量!全力で演じた長尺セリフ
3.双方向に作用し合う、礼×詩音カップルの魅力
4.「おっしゃる通りでございます」のユニゾンに注目!?関係性の変化も見どころ

 

江口拓也さん&斉藤壮馬さんキャストインタビュー

 

 


――本作のアニメ化、そしてドラマCDからの続投が決定したときの感想をお聞かせください。


斉藤壮馬さん(以下、斉藤さん) ご縁があって、ドラマCDの『宵々モノローグ』を担当させていただいて、じゃのめ先生の絵がすごく美しいなと思っていました。先生の作品の雰囲気や、線の美しさがアニメーションでも表現されるのだとしたら、一個人としても見てみたいなと。それと、ドラマCDから映像作品を続投するパターンは珍しいのですが、今回はありがたいことにまた関わらせてもらえて、とても嬉しくて、光栄だと思いました。
 
江口拓也さん(以下、江口さん) 壮馬と一緒に演じられたこともあり、『宵々モノローグ』のドラマCDの収録が、すごく楽しかったんです。そんな作品がアニメになり、続投をと言っていただいたので、「ぜひ!」という感じでした。ドラマCDとアニメとで別角度からのアプローチでの表現ができると思い、すごく楽しみにしていました。


――ドラマCDとアニメの収録で、変わったことはありましたか?

江口さん アニメは大勢で撮るからこそ、部活動のような雰囲気がありました。ガヤを録っているときも本当に楽しくて、青春の真っ只中にいる人間の1人としてほかのみなさんの声を聞きながら演じられました。キャラクターたちに囲まれながら「この2人の物語をやるぞ」という気持ちで挑めたので、より青春感が出たのだと思います。

斉藤さん 僕は、1番最後に収録に参加して、みなさんのお芝居が全体的にとてもナチュラルな雰囲気だったので、最初は詩音もドラマCDよりナチュラルにしたほうがいいのかと悩みました。でも、演出を見てそうではないんじゃないかと思い直して。自分がドラマCDの時に感じたままで向き合ってアプローチし直すことができたので、みなさんのお芝居を聞けたことはすごく大きかったです。
あとは、礼のシーンで、ポップガード(編集部注:ノイズが立たないようにする機材)を外して録る試みがありましたね。

江口さん そうそう。マイクを舐めるようにセリフを言うシーン。

斉藤さん あれは、僕らが思っている感じの効果が発揮されると、めちゃくちゃいいシーンになるんじゃないかと思います。


――お互いのお芝居への印象を聞かせてください。


江口さん かわいい。これって重要で、演じている時にかわいいって思わせてもらえると、こちらもやりがいがあるというか。繊細な部分も、強い部分もしっかり壮馬が演じていて。そこにかわいらしさを感じるので。礼を演じる身としても、演技にすごく熱が入りました。

斉藤さん 拓也さんが言ってくれたように、自分の目標に向かってまっすぐ進む詩音の姿が他の人から見ると魅力的だと思うので、あまりぶりっ子みたいにはしすぎないように心がけました。
礼は、口数が少ないのですが、ボソっと言う一言が絶妙に詩音の心を揺さぶってきます。頭でいろいろ考えているからこそ、口数が少なかったり、アクションが乏しい人がふと見せるそうじゃない部分は魅力的ですよね。
詩音はハキハキしゃべるタイプですけど、礼はダウナーな感じ。拓也さんのお芝居では、その感じが二次元的ではなく立体的で、すごく好きだなと思いました。

 

――演じるうえで難しかった部分と、楽しかった部分を教えてください。

斉藤さん 詩音はセリフ数がすごく多くて、難しかったです。表情もコロコロ変わるタイプなので、メリハリをしっかりつけていかないとただ騒がしいだけの人になってしまうような気がしていました。だから、一つひとつの感情や、言葉を丁寧に持っていこうと思って。我々はどちらともシャイなので、普段は自分の中にじんわり大切にとっておくのですが、今回は収録が終わった後とかも、楽しかったなとか、いい話だったねって、自然と言い合っていました。作品の力ですね。

――セリフ数は礼とくらべても詩音はすごく多いですよね。

江口さん 壮馬が本当に見事でした。初登場のところなんてしゃべりっぱなしで、Aパートが終わった後はサウナに入ったのかっていうぐらいびしょびしょになっていて。

斉藤さん みなさんにも、今日は雨ですかって言われました。


――真央と寿の物語はシリアスな雰囲気でしたが、礼と詩音の物語はとてもコミカルでした。大きなギャップがあるなかで、江口さんはどちらの回も出演されていかがでしたか?

江口さん 「我々の世界で勝負していくぞ!」という気持ちがめちゃくちゃ固まりましたね。他の回に出てるからこそ、逆に礼と詩音の世界観がぶちかませるなと思いました。
「『黄昏アウトフォーカス』っていろいろな味を楽しめていいな」と思ってもらえるようなワンクールになるのではないかと思ってます。急にテイストが変わって、本当に同じ作品!? と困惑する視聴者の皆さんの反応が楽しみです。

――斉藤さんは、詩音の元気で明るいキャラクターからシリアスな部分まで演じられていますが、どのように演じ方を変えられたのでしょうか?

斉藤さん ワンカット変わると詩音の感情がガラッと変わっているということも結構あったので、全てを繋げるグラデーション的な方法だけではないアプローチをしています。詩音のポエムから入って、次のモノローグでは元気にしゃべって……みたいなことがあるので、 全てを一繋ぎにする必要はないかなと思いました。
大変ではありますが、信頼して任せていただいている以上、それを完遂するとことが自分の役割だと思うので楽しかったです。こんなにたくさんしゃべれることは、あまりないですからね。

江口さん アニメであまりない量だもんね。

斉藤さん 「見とけよー! 拓也ー! 俺の勇姿をー!」って思いながら演じていました。

江口さん 見てたよ〜、拓也は。

斉藤さん 拓也さんは、初登場回のテストが終わった後に「お疲れ様でした」って言ってくれました。

 

 

――お2人が演じる礼と詩音のカップルのストーリーの魅力や、見どころについて教えてください。

斉藤さん 最初は詩音が主体的になって物語を動かしていくのですが、だんだん2人の関係性が変わっていきます。後半にいくにつれ、礼の魅力がよりじんわりと見えてくるのが、すごくピュアでストレートに胸に染み入るような物語だなと思っています。

江口さん 詩音は人に勇気を与えてくれるキャラクターですよね。自分のやりたいことがあって、それに対してまっすぐであるからこそ最終的に礼は動かされたのだと思います。
礼は、口数は少ないけれど頭の中で色々考えるキャラクターです。思考の先に相手の反応を考えてしまうから、口に出しても無駄だろうみたいなところがあるのですが、思ったことをちゃんと口に出す有限実行タイプの詩音に惹かれて変わっていく。2人がお互いに作用し合って、パートナーになっていく姿が美しく、見どころだと思います。


――詩音と礼の恋模様において、お2人の印象に残ったシーンやセリフがありましたらお聞かせください。

江口さん とても不器用だけど、向き合っている感じがとても好印象な関係だなあと思います。

斉藤さん 後半にかけての礼の変化が素晴らしいですよね。彼のモノローグを詩音は聞いていないんですけど、実際に収録で拝聴して、素直に心がときめきました。詩音も礼によって変わりましたが、礼もまた詩音に感化されていく。その双方向性が素敵だと思いました。

――お互いに、相手が役と似ているなと思うところがありましたらお聞かせください。

江口さん 詩的で繊細なところ。

斉藤さん 基本的に、キャラクターと役者はまったくの別物だと考えているので、特にそのようなことを考えたことはありません。ただ強いていうなら、江口さんもあまり多くを語らないミステリアスな方だと個人的には思っていて、だからこそもっと知りたくなってしまうところは似ているのかもしれないですね。


――学校の先輩後輩である礼と詩音同様、同じ事務所の先輩後輩でもあるお2人ですが、年の差を感じることはありますか?

江口さん 良い意味であまり感じないかもしれないですね(笑)。

斉藤さん ありがたいことに、まったくありません。もちろん先輩として尊敬していますが、いつもあたたかく受け入れてくれる器の大きい方なので、感謝しつつも甘えています。近々ごはんに誘って、高い焼肉を奢ってもらおうと思っています。

 

――お2人がぜひ注目してほしいシーンを教えてください。

江口さん 僕は詩音のコロコロ変わる表情を見ていただきたいです。それと、礼が本心を打ち明けた時にプラスアルファで支えてくれる懐の広さみたいなものを感じる瞬間があって。新たな表情が見れるというか、いろいろな表情が見れることに、グッときました。僕自身、すごく楽しかったです。

斉藤さん 礼と詩音のエピソードに関して言うと、クライマックスに向かって礼の心情が吐露されていく部分は本当にぐっときました。収録から帰る時も江口さんに「最後に向かっていくくだり、すごく好きでした」とお伝えして。詩音も自然に会話ができて、素敵だったのでぜひ見てほしいです。
面白いシーンで言うと、3年生のみんなが原作通りに「おっしゃる通りでございます」ってユニゾンするシーンがあって。内匠靖明さんが演じるルディをどこまでクセ強にするかで何回かリテイクしました。最終的にどのバランスの「おっしゃる通りでございます」になったかはチェックしていただきたいですね。

――ファンの方々や、礼と詩音を愛するみなさんにメッセージをお願いいたします!

江口さん 原作を楽しんでいただいてた方々に、ドラマCDを大変ご好評いただいていたみたいで嬉しい限りです。アニメーションでは同じ作品でも見え方が違ったり、映像と音のバランスなんかも新鮮に感じていただきながら、楽しんでいただけるのではないかと思います。原作やドラマCDを楽しんでいただいてる方にも、まだ作品に触れてない方にもぜひ見ていただきたいです。それぞれのパートナー同士が関係を作り上げていくなかで、ぐっとくる部分が1ついや……2つや3つ、転がってるはずなので。まだ見ていない方は、ぜひ1話からご視聴ください!

斉藤さん ドラマCDから引き続き、この作品にキャストとして関わることができて、非常に嬉しく思っております。組み合わせごとに違ったテイストで描かれる物語と、原作のテイストを汲み取った映像美と我々のお芝居を合わせて楽しんでいただければいいなと思います。
詩音と礼に関して言うならば、だんだんセリフの量の比率が変わってくるそうですよ。アニメで初めて礼に触れた方は、彼をあまりしゃべらない人だと思っていただいているかも知れませんが、この先を見ていただければどういうことか分かりますので! ぜひ、引き続き応援していただきたいと思いますし、『黄昏アウトフォーカス』という作品全体を応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

――ありがとうございました!

**************

いかがでしたか?

ますます『黄昏アウトフォーカス』の世界から目が離せなくなる素敵なお話しを聞かせていただきました! お2人の全力の演技に期待が高まります……!!

TVアニメ『黄昏アウトフォーカス』は、7月4日(木)よりTOKYO MXほかで放送中! お2人の演じるコミカルかつ美しい世界観を、ぜひ堪能してくださいね♥

詳細は公式サイト公式Xをご覧ください!

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TVアニメ『黄昏アウトフォーカス



【放送情報】
TOKYO MX 毎週木曜23:30~
BSフジ 毎週木曜24:30~
リピート放送(182ch) 毎週火曜 23:30~
北海道テレビ 毎週土曜26:35~
AT-X 毎週木曜20:30~
リピート放送 毎週月曜8:30~、毎週水曜14:30~

【スタッフ】
原作:じゃのめ
『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』
(講談社「ハニーミルク」所載)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:菊地洋子
美術監督:山梨絵里
色彩設計:安住 唯
撮影監督:越山麻彦
編集:小池祐樹
音響監督:矢野さとし
音響効果:奥田維城、牛黒希美
音響制作:Ai Addiction
音楽:宝野聡史、中野香梨
音楽制作:AQUA ARIS
アニメーション制作:スタジオディーン

【キャスト】
土屋真央役:松岡禎丞
大友寿役:内田雄馬
菊地原仁役:古川慎
市川義一役:中澤まさとも
稲葉礼役:江口拓也
吉乃詩音役:斉藤壮馬
ほか

イントロダクション
男子校の映画部を舞台に交差する、きらきら眩しい三組三様の青春恋愛譚(ラブストーリー)。

不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。
寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。

映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。
ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。

無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。
不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。

キャッチコピー
僕らは、レンズ越しに恋を知る。

オフィシャルサイト
X (旧Twitter)
YouTube

 

 
原作 じゃのめ
 『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』 (講談社「ハニーミルク」所載)
公式サイト

■『黄昏アウトフォーカス』シリーズとは
『黄昏アウトフォーカス』シリーズは、緑が丘高校の映画部を舞台に繰り広げられる累計部数35万部突破(紙、電子合計)の青春群像劇シリーズ。
シリーズ第1作目の『黄昏アウトフォーカス』は、不良で一匹狼の寿と、映画部で撮影を担当する真央が、男子校の寮で同室になったことから始まるきらきら切ない青春恋愛譚になっています。
続く第2作目『残像スローモーション』では、自信家で派手好きの映画部部長・仁と、映画部の後輩であり、仁に対抗心を燃やす2年生・義一の、不器用な恋物語が紡がれます。
第3作目の『黄昏アウトフォーカス overlap』では、寮のルームメイトから恋人同士になった寿と真央のその後が描かれます。
第4作目の『宵々モノローグ』は、無口で不愛想ながら腕は確かな映画部元副部長の礼と、恋に恋する季節外れの新入部員・詩音の、映画部員たちを巻き込んだラブストーリーになっています。

シリーズ最新作『黄昏アウトフォーカス long take』の2巻が発売中!

さらに「残像スローモーション」の続編の連載が6月からスタート!

©じゃのめ・講談社/「黄昏アウトフォーカス」製作委員会

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