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そこには““愛””がありました……(合掌)

マシュー・スウィートによるアルバム「GIRL FRIEND」をベースに作り上げられたミュージカル『GIRL FRIEND』。1990年代のネブラスカの田舎町を舞台に、2人の少年の甘酸っぱい恋が繰り広げられます。

6月14日(金)に公演初日を迎える大注目作品を、早速ちるちる記者も見て参りました～～！！！

筆者の率直な感想は「最高！！！！！！」の一言に尽きます。いやぁ、良いものを見たなぁとホクホクしながら帰路につきました。

早速ですが、その様子をご紹介しちゃいます♥

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『GIRL FRIEND』ゲネプロレポート

本作に出演するキャラクターは2人だけ。学校に馴染めないまま高校を卒業してしまったウィル【高橋健介/島太星/井澤巧麻 (トリプルキャスト)】と人気者のマイク【萩谷彗悟/吉高志音/木原瑠生(トリプルキャスト)】のみ。今回のゲネプロでは、ウィル役を高橋健介さん、マイク役を萩谷彗悟さんが演じてくださいました！

舞台上で動く人が2人だけであることで、ひと夏の濃密な日々と関係の変化がかなり際立っていました！

本作の魅力は何と言っても舞台全体から溢れる懐かしさ！

舞台が1990年代という点から、電話にはコードがついていますし、様々な小物もレトロで可愛らしいものが沢山。

そしてマイクとウィルの素直になれない気持ちや、好きな人の前では平気なフリをしてしまう行動が、戻れない青春を思い出させてくれました(涙)。

特にマイクがそっとウィルの顔を見るも、目が合うとパッとそむいてしまう演技がまさに思春期ボーイそのもの！！ 他にも言い合いをした後の空気感や、じゃれ合いなどが本当にティーンエイジャーが存在しているかのようでした……。

何度も映画に誘い誘われることで、同じ時間を共有するマイクとウィル。2人の距離は徐々に近づき、ついに互いの想いは通じ合います！！！ この時点でスタンディングオベーションをしたくなりましたが(早い)、運命は2人の邪魔をします。

マイクはネブラスカを離れ、医者になるために大学へ通うことが決まっています。対するウィルは、大学へ通うにも願書すら出しておらず、マイクのようにネブラスカを出る決心はつきません。

甘酸っぱい恋を楽しみつつも、未来という現実に向き合うティーンエイジャーの2人。ウィルはどのような選択を取るのか。そして2人の恋の行方はどうなるのか。ぜひ劇場で見届けてください♥

 
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ミュージカル『GIRLFRIEND』

【ストーリー】 

１９９０年代のアメリカ・ネブラスカ州の田舎町で学校に馴染めないウィル【高橋健介／島 太星／井澤巧麻（トリプルキャスト）】と、野球部でスポーツ万能、友人たちからも人気のあるマイク【萩谷慧悟／吉高志音／木原瑠生（トリプルキャスト）】。マイクはすでに大学進学が決まりネブラスカを離れることになっている。しかし、ウィルは自分が何をしたいのか見えないまま悩んでいた。 今まで接することのなかった二人だが、高校卒業時にマイクがウィルに渡したミックステープをきっかけに交流が始まる。ウィルは両親が離婚し母子家庭になり、マイクは父親の圧力で進路が決められている。一緒に過ごすうちに、二人でいる時間は自分らしくいられることにお互い気づき、距離が縮まっていく二人。マイクが大学進学のためリンカーンへと旅立つ直前、ウィルはマイクに手紙を書くが野球部のメンバーに見つかってしまう。 取り乱したウィルはそのままマイクと距離を置いてしまうが、二人の運命は音楽で繋がっていた―。