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イチオシのシーンは?ミュージカル『GIRLFRIEND』記念会見レポ♥

2024/06/13 23:05

個性が出るトリプルキャスト公演!これは全制覇するしかない……ってコト!? 

 
 
6月14日(金)に上演を迎えるミュージカルGIRLFRIEND。豪華なトリプルキャストで行われる公演に先駆け、6月13日(木)に開幕記念会見が行われました~!!!

登壇されたのは、ウィル役の高橋健介さん・島 太星さん・井澤巧麻さんと、マイク役の萩谷慧悟さん・吉高志音さん・木原瑠生さん
本番直前の気持ちやここだけの裏話など……。公演の期待が爆あがりする濃厚な会見でした♪

この度ちるちる編集部も記念会見にお邪魔させていただいたので、会見の様子を熱々レポートします!

 舞台レポはコチラ

◆目次◆
1.公演直前!今の気持ちを色で表すと……?2人のぎこちない距離感を感じられる『Reaching Out』
2.ズバリ、見逃して欲しくないシーンは?
3.ここだけの舞台・稽古裏話♪
4.好きな劇中曲を一人ずつ公開!

キャストコメント

 


公演目前ということで、まずは今の気持ちを色に例えていただきました♪


高橋健介さん
今の気持ちは真っ白ですね。

色んな方にたくさんの色を足していただいたんですが、ミュージカルは良い意味でお客様が入って完成するものなので。
真っ白な状態から始まって、皆で作り上げて色を作り上げていきたいです!


萩谷慧悟さん

 僕はギラギラに燃えるオレンジですね。ただの赤ではなくて、ほっとしている気持ちも少しありつつ、やっと明日見てもらえるという気持ちがあるんです。そんな気持ちがギラギラする気持ちにに柔らかい色味を足しています。


島 太星さん

 僕は綺麗なピンクです。今すごい心臓がドキドキしてて、血が巡っている感じがするので……(笑)。すごい楽しみです!


吉高志音さん

僕もオレンジですね。でも、オレンジの中でもくすんだようなオレンジのような感じです。
というのも、以前太星くんとしたインスタライブでイメージしている色を聞かれたときに、太星くんがオレンジと答えていたんですよ。僕はその時ピンクって言ったんですけど……(笑)。
太星くんがイメージしていた色をイメージしてたからオレンジになりました。
キラキラした青春とその歳でしか感じられないものをオレンジから感じています!

井澤巧麻さん

僕は草色ですね。
僕は初日までまだあるので少し落ち着いてるんですが、そのなかでも「やってやろう!」という雑草魂があるので。
この2つの気持ちから緑色を連想しました。

 

木原瑠生さん

僕もオレンジなんですけど、その中でも淡いオレンジです。
この作品自体、青春らしい描写がたくさんあって。その中で酸いも甘いもある2人の色というイメージです。

 

「ご自身の演じるシーンで、ここは見逃さないでほしいという所は?」という質問に対して、皆さんがチョイスしたイチオシのシーンはコチラ!

 

高橋健介さん

始まりのシーンです。この舞台は僕からはじまります!
そこから2人の物語が始まるので、ぜひそこを見て欲しいです。
冒頭で上手く世界観に入ることができれば、楽しい1時間になると思います。

萩谷慧悟さん

星空を一緒に見るシーンです。
一連の雰囲気をすごく繊細に作っていて、そこが全チーム個性が出ていると思うし、自分自身とても気に入っています。


島 太星さん

たくさんあるんですが、1幕の59Pとかですかね。
そのシーンはウィルがすごい楽しそうなんですけど、僕自身もウィルを演じていて楽しかったです。



吉高志音さん

本作は楽しいシーンも沢山あるんですけど、その中でも緊張感のあるシーンもたくさんあるんですよね。学生の2人にしか出せない独特な間とか。そんな初々しさや緊張感をぜひ楽しんでほしいです。


井澤巧麻さん

2人で座って話すシーンが多くあるんですけど、そういったシーンでも目線1つにも意味があって。「この時どんな気持ちで目線が下がったんだろう」とか、繊細な部分までこだわって作っているので、そういった細かなところに注目して欲しいです。

 

木原瑠生さん

大体言われちゃったんですけど、同じ場所に何回か行くシーンですかね。

そのシーンの空間の中で起きる出来事が、2人の中で繊細に描かなければいけないところなので、ぜひ見て欲しいです。

 

 

 「演技をする中で苦労した点・印象に残った話や稽古場での裏話は?」という質問に、6人それぞれ答えて頂きました♪


高橋健介さん

僕は小山さんのありがたみを感じたエピソードがあります。
トリプルキャストなので、1人にさける時間が自ずと1/3の時間になるじゃないですか。その中で小山さんからお休みの時にご連絡を頂いてたんですよ。その中である日返信が3時間くらい来ない時があって、どうしたんだろうと思っていたら、お子さんの好きな戦隊のイベントに付き添っていたみたいで。プライベートの中でキャストにも気をかけてくださっていることにすごいありがたみを感じました。

 

萩谷慧悟さん

90年代は「同性愛はセンシティブ」という背景がある中で、2人の視線には1つ1つ意味があると言われたのが印象的です。

相手が見てない時に見つめるとか……。

そういう所をたくさん計算して作って欲しいと1番最初に言われて、ハッとしました。

島 太星さん

僕は小山さんの演出が決まった時、色んなサイトで経歴を見させていただいたんですけど、恐怖が湧いてきて……。
「こんなすごい方で、僕はどうしたら良いんだべか!?」って(笑)。
そんな中でものもらいをなってしまったんですけど、その時にレトルトカレーとお味噌汁くれたんですよ! それでなんと治りまして、「小山さんは演出兼お医者さまなんじゃないか!?」と思いました。もう感謝しかないです!


吉高志音さん

僕は太星くんと2回目の通しをしたときに、演出の小山さんに「応援したくなるような2人」とおっしゃっていただいたのが印象的です。
元々太星くんが演じるウィルが好きだったんですけど、それが確信に変わったというか。「もっと自信をもっていいんだ!」って思えました。

 

井澤巧麻さん

演出の小山さんは1人1人の個性を大切にしてくださっていて、同じキャラでもチームごとに全然色が違うんですよ。その中で「もっと役を作らなきゃ」と思っていたんですけど、その時に「もっと自然体で良い」といってくださって。逆にいらないものをどんどん省いていく作業をどんどんしていったのが印象的です。

 


木原瑠生さん

稽古の最後に巧麻くんと一緒に通し練習をしたんですけど、その時に「木原くんの演じるマイクは狂気的なところがある」と言われてびっくりしました。

自分的にはラフな感じでやっていたんですけど、「そういう風に見られてるんだ!」って(笑)。

自分の中では衝撃的で最初は戸惑ったんですけど、もしかしたら公演をみて頂ければわかるかもしれないですね。

 

 
90年代ポップソング「GIRLFRIEND」がもととなった本作。劇中のイチオシ曲を教えていただきました♪

高橋健介さんのイチオシ曲:「Evangeline」

クリエイターの方々がたくさん褒めてくれるから好きです!(笑)

劇中でも楽しいシーンだと思います。

萩谷慧悟さんイチオシ曲:「we are the same」

原曲はソフトな感じなんですが、オリジナルのミュージカル参考音源を聞いて、すごい印象が違いました。

劇中ではすごい大事なシーンで気持ちが入るところなので、劇中と原曲の違いを見るのも楽しみの1つかもしれません。

 

島 太星さんイチオシ曲:「GIRLFRIEND」

志音くんと一緒で嬉しいです(笑)。

マイクと出会えて、ドライブしながら駆けたくなるくらい昂る曲だと思います。

吉高志音さんイチオシ曲:「GIRLFRIEND」

曲自体が気持ちを晴らしていくようなニュアンスがあって、思いがどんどん昂るロックなナンバーです。
聞いているとリズムを取りたくなる一曲なので、楽しんでもらえると思います。

 

井澤巧麻さんのイチオシ曲:「You Don't Love Me」

劇中のものは原曲とアレンジが違って、淡々とした伴奏の中でエモーショナルなメロディーが際立っています。そんな温度差がシーンとマッチしていて切なくて、歌っていてすごく気持ちが入ります。
ハーモニーも綺麗で見どころがたくさんある曲だと思います。

 

木原瑠生さんのイチオシ曲:「Evangeline」

結構自由な曲調で、ペアごとに全然違う表現がでる曲だと思います! 僕自身も自由に表現させてもらっています。

原曲に近い要素もあるのでお気に入りです。

 

 

最後に皆さんからコメントを頂きました♪

高橋健介さん

個人的に、僕はこの作品にとても賭けています。今まで守ってきたバージンヘアにパーマをかけたんですよ(笑)。それくらいこの作品にすごくかけているので、ぜひみてほしいです!

萩谷慧悟さん

本作ではカセットテープなどアナログなものが登場して、僕自身も物珍しく感じて感銘を受けました!
U20のチケットがあるので、若い人には特にみていただきたいです。


島 太星さん

同性愛というテーマの中、お互いの緊張感や距離が縮まっていく瞬間を見ていく段階で人それぞれ感じるものがあると思います。2人の世界観を大切にお届けしたいです!


吉高志音さん

ミュージカルを通して、改めて音楽と愛の力に驚いています。その力から生まれるものをぜひ劇場で味わっていただけたらなと思います。

 

井澤巧麻さん

色んなアレンジや要素が盛り込まれていて、ハッとするような演出もとても見ごたえがあります。
皆個性が全然でているので、全キャストの魅力を見て楽しんでいただききたいです。

 

木原瑠生さん

各マイク・ウィルで違う表現が見れると思います。
シャッフル公演もあるので、ぜひ色んな会にきていただけますと嬉しいです!

***

いかがでしたでしょうか!

皆さんの本作への意気込みとこだわりが感じられて感無量でした……!

トリプルキャストで行われる本作。それぞれ演技に個性が出ているということで、ますます全公演制覇したくなりますね!


ミュージカルGIRLFRIENDは、2024年6月14日(金)よりシアタークリエにて上演!
1990年代の世界観で描かれる青少年2人の繊細な想いが特大エモ炸裂しているので、BIG LOVEが好きな人はぜひチェックしてみてください♪

 
舞台レポはコチラ

ミュージカル『GIRLFRIEND

 


【ストーリー】

1990年代のアメリカ・ネブラスカ州の田舎町で学校に馴染めないウィル【高橋健介/島 太星/井澤巧麻(トリプルキャスト)】と、野球部でスポーツ万能、友人たちからも人気のあるマイク【萩谷慧悟/吉高志音/木原瑠生(トリプルキャスト)】。マイクはすでに大学進学が決まりネブラスカを離れることになっている。しかし、ウィルは自分が何をしたいのか見えないまま悩んでいた。
今まで接することのなかった二人だが、高校卒業時にマイクがウィルに渡したミックステープをきっかけに交流が始まる。ウィルは両親が離婚し母子家庭になり、マイクは父親の圧力で進路が決められている。一緒に過ごすうちに、二人でいる時間は自分らしくいられることにお互い気づき、距離が縮まっていく二人。マイクが大学進学のためリンカーンへと旅立つ直前、ウィルはマイクに手紙を書くが野球部のメンバーに見つかってしまう。
取り乱したウィルはそのままマイクと距離を置いてしまうが、二人の運命は音楽で繋がっていた―。

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