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キュン超えてギュンしちゃうエモいBLがいっぱいみたいよ(強欲)

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攻め受けのクソデカ感情が爆発してる激エモシチュが見た―――い!!
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夜明けの腐女子の皆さん、そして重量級にディープなBLがお好きな方々、お待たせいたしました。BLのガチエモシチュについて語るお時間でございます。

BLにおける激エモいシチュがガチで心にギュンとくる理由とは、そこに攻め受けのクッソデカい感情が存在しているから！！！ 2人の抱えきれない重たい感情が溢れでてしまう展開やシチュエーションこそ、私たち読者が最も大きな幸せを感じる瞬間なのです……。

ということで今回は、心にギュンとくるBLのガチエモいシチュ6選をご紹介！！ そのシチュエーションが描かれている作品とあわせてお楽しみください♪

◆目次◆
1．愛を知らなかった攻めが受けの優しさに触れて庇護欲とドドド執着に駆られる
2．相手のことが好きすぎて自分の身を滅ぼしてしまう
3．大事なものと愛する人を天秤にかけられる
4　もう一生会えないと思っていた相手に再会
5．他者を振り切って二人きりの逃避行
6．非人道的なことへ一緒に手を染める

1．愛を知らなかった攻めが受けの優しさに触れて庇護欲とドドド執着に駆られる

 


まずはこちら！
攻めが受けに恋愛うんぬん以前に人として大切なものを教わっちゃうシチュ、2人が心のふか～～～いところで繋がっている感じがしてたまらんですよね。

それから受けへの囲いと激重執着が止まらなくなってしまう攻めは、まるで殻から出て初めに見た親鳥について回るヒナのよう。 可愛らしくて少々(？)歪んでいて、実に味わい深いのです♥

『手を伸ばしたら、つばさ』作：山田ノノノ

【あらすじ】
力良は子供の頃からの夢のため研究に励む大学生。研究室のマドンナに頼まれ、編入生で頭も顔も完璧な里見の部屋を覗き、彼の背中の秘密を目撃する。その瞬間身体が反応してしまい……!?

筆者個人的、No.1救済BLの称号を獲得している本作！
素直で明るくて研究熱心な大学生・力良(受)。ひょんなきっかけで優秀でイケメンな同級生・里見(攻)の背中の入れ墨を目にしてしまい、急激に距離が近づいていきます。さらに、里見が抱える辛くて暗い過去を知っていくことに……。

美しいお顔で人当たりも良い里見ですが、ビー玉のような瞳の奥に深い闇が見える場面では、背筋がゾクッとすることも多々。ですが、そんな闇を暴いたうえでも里見に必死で愛を伝えるまっすぐな力良に、読者も心を救われます!!

闇と執着を抱える攻め×囲われに気付かない鈍感根明受けのcp、相性良すぎ尊すぎて頼むから幸せに生きてくれ(切実)。

2．相手のことが好きすぎて自分の身を滅ぼしてしまう

 

それまで順風満帆でエンジョイ100％の生活を送ってたのに、受けor攻めへの愛の芽生えによって人生に影が差していく感じ、よさみが深すぎて最高ですよね。

どんどん堕ちていく人生なのになぜか以前より笑顔が増えてたりするのも、相手への愛以外何もいらないって感じでまじ尊い……。どう見てもいばらの道へ踏み込んでってる彼ら、でも幸せならOKです！！！！！

『ぼくの狂人くん』作：いとだ旬太

【あらすじ】
「報復は痴態がたっぷり映ったハメ撮り流出」
人気ホストのカスガ（本名・春日部）は調子に乗っていた。女を侍らせ貢がせヤりまくりの日々。人生はチョロいとナメきっている。しかし、チンピラグループの女に手を出してしまったことから彼の転落が始まった。追われる身になった春日部を匿ってくれたのは、裏社会に生きる幼なじみの檜（ひのき）。チンピラの溜飲を下げるため、春日部が犯されているビデオを撮影するハメに。ち○この使用を禁じられたヤリチンの末路とはーー!? 狂気の愛を描いた衝撃の問題作。

一見、調子に乗ったおバカなホストが制裁を受けるコメディのような本作。読み進めるうちにその軽さは一切消え、ヤクザ攻め・檜のドドドドドド執着と驚異のクレイジーさが光を放っていきます。

裏社会で不自由なく生きているように見える檜の人生の最終目標は、惚れてる子＝春日部と一緒にいること。そのためなら文字通り、「何でも」します。檜の策略で春日部と再会した後も、モブレにクスリに殺人に、とにかくえっぐい展開が盛りだくさん(震)。

でも、“春日部がいないと世界がまわらない”のだと何気なく断言する檜に、素直な一途さを感じてしまうのもポイント。破滅の道を進む檜に心臓を引き裂かれながらも、世界がまわらないんじゃ、そりゃしょうがないか(？)と、気付けば納得&応援している自分がいました……。

3．大事なものと愛する人を天秤にかけられる

 

ここでいう「大事なもの」って作品やキャラによってそれぞれですが、そこで迫られる決断が厳しければ厳しいほど、BLでは味わい深さが増すのです。

ノータイムで愛する人を選んでても尊いし、はちゃめちゃに葛藤した末に決断しててもよき！！！ 相手の悩む姿を見て自ら身を引こうとする攻めor受けなんかも健気さMAXで最高ですよね……。このように、どう転んでも美味しいシチュとなっております(ジュルリ)。

『ララの結婚』シリーズ 作：ためこう

【あらすじ】
約束されていた富豪との婚儀の直前、双子の妹・ララは好いた男と村を離れた。ラムダンはララを無事に逃がすため、ララのふりをして花嫁に成り代わる。適当なところで富豪の家から抜け出すつもりだったラムダンだが、婚儀の初夜、媚薬で自由にならない身体を仮の夫となったウルジに激しく犯され、翻弄されてしまい――?

 
豪商の跡取り・ウルジ(攻)に嫁ぐことになった双子の妹・ララを逃がすため、代わりに自分が花嫁になり替わることにしたラムダン(受)。しかし、実はこれらの展開は全てウルジによって仕組まれたもの。幼い頃に出会ったラムダンに恋をしたウルジは、何とかして彼を手に入れようと長年画策していたのです。

最初こそ抵抗していたラムダンですが、ウルジのまっすぐな想いにほだされ、2人で生きていきたいと考えるようになります。ですが、そんなウルジは名のある豪族の跡取り息子。正式に嫁を娶り、子を産んで血筋を繋ぐことを課されて……。

家を捨ててラムダンと生きるのか、家を守るために初恋を諦めるのか、ウルジの葛藤があまりに辛い!! さらに、そんなウルジを愛しているからこそ突き放そうとするラムダンの強がりも切なすぎて……涙で洪水起きそう(大号泣)。

4．もう一生会えないと思っていた相手に再会

 


大好きだった男、でもワケあって一度離れてしまった相手との再会。それ運命以外の何物でもなくない？？？？？？？？(ガンギマリ)

そして、再会した2人の間に何も起きないはずもなく……。長年の時を経たからこそ「もう絶対離さない」とか重た～く愛しちゃう流れ、好きすぎてあと1億回は出会いたい。

『UNDEAD』シリーズ 作：露久ふみ

【あらすじ】
死んだ人間が立ち上がり人を襲い、噛まれるとゾンビに感染するという未知のウイルスによって世界が壊れはじめた。そんな世界で生き残り続ける、隣同士に暮らしてきた幼馴染の光(ひかる)と藍(あい)。光のことをずっと好きだったという藍は、感染者がひしめく中で暴漢に襲われている光を助けるものの、襲われた姿に激昂。光はこれまでに見たことのない顔で藍から「俺のものにする」と宣言されーーー!?

ゾンビが蔓延する世界での数少ない生き残りである幼馴染の光(受)と藍(攻)。ある日、暴漢に襲われる光を助けたのをきっかけに藍→光の執着愛が爆発♥ 初めはそんな藍を受け入れられない光ですが、ゾンビ世界での共闘を経て心を開いていきます。

そんな最中、ついに藍がゾンビに噛まれてしまう事態が発生！！ いずれゾンビ化してしまうことが分かっていながら側に居続ける健気な光ですが、ある朝、藍は何も言わずに姿を消してしまっていて……⁉

そこから3年の時を経て再会する2人なのですが、一筋縄ではいかない恋がエモさレベル10000000超えてる！！！！！ 全米が涙した2人の結末、夜明けの腐女子として見届けないわけにはいかない(迫真)。

5．他者を振り切って二人きりの逃避行

 

イケナイ恋だと分かっていながら止められなくて、2人きりで誰もいないところへ……♥ そんなの無理だと頭で分かっていても2人の楽園を目指しちゃう感じ、尊さ溢れまくってて愛すしかなくない？？？

こちらのシチュ、大体誰かに見つかっちゃって強制終了になるまでがお決まりの1セット。一時の幸せの儚さと、連れ戻される直前の焦燥感がたまらんエモくて非常に好(ハオ)。

『さよなら共犯者』上下 作：あがた愛

【あらすじ】
大手企業の跡取り息子・はじめは、家柄ゆえに何となくクラスに馴染めず、かわり映えしない日常を送っていた。そんなある日、はじめはヒロセと名乗るスーツ姿の怪しい男と出会う。自分のことを何も知らない相手に居心地のよさを覚えたはじめは、「追われている」と冗談交じりに告げるその男に、すっかり心奪われてしまう。けれどヒロセは、いつどこへ行ってしまうかも分からない。不安を抱いたはじめは、家出同然でヒロセに着いていくことを決めるが……? 少年の青春と大人の葛藤が絡み合う、年の差・逃避行ロマンス。

怪しいリーマン×大企業御曹司DKによる、まさに逃避行ラブ!! 優等生ルートを歩き続けてきたはじめが恋をしたのは、空き家に潜むスーツ姿の怪しい大人・ヒロセ。はじめは、訳あって追われているヒロセを半ば強引に逃避行へと連れ出します。

逃避行中、「子供を好きになってしまった」ことに後ろめたさを感じ続けるヒロセと、「愛する大人を困らせている」ことに申し訳なさを感じ続けるはじめ。愛を深めつつも葛藤する2人が愛おし&切ない……！

特に、旅の終わりを悟ったはじめが「最後にセッ〇スして」とヒロセに迫る場面では、2人の幸せと諦めが一気に押し寄せてきて心臓痛かったです(泣)。ストーリーの謎を紐解く感覚で読める本作、記憶失くしてもっかい読みて～～～！！

6．非人道的なことへ一緒に手を染める

 


「2人一緒なら 道を踏み外すことだって怖くない むしろ背徳感と愛は2倍」(怪文書)

やむを得ず人道的でないことに手を染めてしまった攻めor受けを見捨てるなんて展開、BLには存在していません！！！！！
むしろダメだと分かっていて匿ったり、追いかけるように自分も道を踏み外したり……。共犯＝運命共同体になろうとするの、愛の究極型って感じでエモさカンストしてる。

『こたえてマイ・ドリフター』 作：大島かもめ

【あらすじ】
――享楽的な街、ニューヨーク。景気のいい自動車業界で働くエリオットは、知人の主催する新年パーティーで、初恋の子に似た黒髪で黒い瞳のロバートに一目惚れをした。その後高級ホテルで再会し、意味深なロバートの視線をきっかけに情熱的な一夜を過ごす。――ロバートが長期滞在するホテルの一室で彼を抱くようになり数カ月。ドラッグストア経営者だというロバートは、やたらと羽振りが良く非合法の仕事で荒稼ぎしているらしい。それでもエリオットは、たとえ彼が裏で何をしていようと、淡い恋の甘い疼きを味わいながら楽しめればそれで良かった。しかし、世界を狂わす過酷な運命が二人を引き裂き――？

あるパーティーにて初恋の相手・ロバートに再会したエリオットは、彼と身体を重ねる関係に。しかし、再会した現在のロバートはマフィアと手を組んで金を稼ぐ裏社会の住人。いつしかマフィアからも法からも追われる身となってしまいます。

自分の無力さからロバートと引き離された過去のあるエリオットは、今度は彼を助けようと部屋に匿い、仕事を辞めて世話をし、ついには殺人まで……！危ういほどの献身に、エリオットの重たーーーい執着を感じます(ゾクゾク)。

別れの手紙を残して刑務所へ入ったロバートを迎えにいき、「覚悟を決めろ　俺を巻き込んでも、人生狂わしても一緒にいるって」と告げるシーンでは、もはや愛なんて呼べないくらいにズッブズブにハマり合った2人が見えてきます。 私たちにできるのは、彼らの幸せと平穏を願うことだけ……。

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今回は、心にギュンとくるBLのガチエモいシチュ6選をご紹介しました！
いかがでしたでしょうか？

筆者は「他者を振り切って二人きりの逃避行」に最もエモを感じます！ やはり定番であり至高のシチュなんですよね……♥

皆さんのお好きなシチュがございましたら、是非コメントで教えてください～！