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「雄馬とお互いの役を表現しきれた」アニメ『黄昏アウトフォーカス』松岡禎丞&内田雄馬インタビュー♥

2024/07/03 12:00

ドラマCDの初回共演から4年…深まる信頼に胸が熱くなります

 

2024年7月4日(木)から放送がスタートするアニメ黄昏アウトフォーカス』。超美麗なPVドラマCDからの続投が決定している超豪華なキャスト陣が発表され、早くも話題になっていますよね。

 

 

なんと、そんな本作に出演する土屋真央役・松岡禎丞さんと大友寿役・内田雄馬さんにインタビューさせていただきました~~~!!!

本作品の魅力や演技への意気込みなど、ココでしか聞けない裏話を仲良く盛りだくさんに語っていただきました。

直筆サイン色紙のプレゼントもありますので、ぜひ最後までご覧ください♥

◆目次◆
1.原作が飛び出してきた!?お2人の本作にかける熱い思いとは
2.「やりたいことができる」現場だからこそ実現したリアリティとチーム感
3.思わず感情移入してしまう寿×真央カップルの魅力

 

松岡禎丞さん&内田雄馬さんキャストインタビュー

 

 


――本作のアニメ化、そしてドラマCDからの続投が決定したときの感想をお聞かせください。

松岡禎丞さん(以下、松岡さん) アニメーションになると聞いたときは「マジか!」とびっくりしましたが、実際に映像を見てみると「原作からアニメの世界に飛び出してきた」感覚がありました。生き生きとしたキャラクターに自分たちが声を当てられるというのが、すごく嬉しいなと思うと同時に、少しプレッシャーを感じます。
 
内田雄馬さん(以下、内田さん)  映画部を主軸に描く作品なので、映像に対してのこだわりはすごくあるんだろうなと。なので実際に動くアニメーションを観るのが、個人的にも楽しみだなというのが最初の印象でした。
演技面としては、寿役は何度かドラマCDで演じせていただいていたこともあり、現場の空気も「ホーム感」がすでにありました。そういった部分であまり気負いしすぎず臨めたかなと思っています。

――ドラマCD『黄昏アウトフォーカス』シリーズでも寿と真央として共演を重ねているお2人。今回のアニメ化にあたり、改めて共演された感想や印象を教えてください。

松岡さん 『黄昏アウトフォーカス』って、雄馬とやった初BL?

内田さん 絡みがある役としては初めてかもしれないですね。

松岡さん だからドラマCDで共演したときは「雄馬が緊張しているな」と思っていました。アニメ収録のときにその感覚を思い出して、「どうなるんだろう、あの時の感じなのかな」と思ったら……やっぱり人間、3年も経てばね。

内田さん 3年も経てば(笑)。そうですね、変わるもので。

松岡さん ものすごく柔らかくなっていて、やりやすかったです。こんなに自分からアドリブを仕掛けた作品は初めて。

内田さん 本当ですか? それはすごく嬉しいです。
ドラマCDの収録では、禎丞さんに「がっついてるね」って言われたのを覚えていて(笑)。というのも、単純に僕自身にBLの経験値が少なく、慣れてないというのもあって、役を演じる前に気負いがあったんですよね。
ただ、今回アニメでの再共演で、禎丞さんとの関係値という意味では「禎丞さんのことはよく知ってるな」と思っているし(笑)。

松岡さん 意味深(笑)。

内田さん 僕がデビューする前からのお付き合いなので、気心が知れてるというのもありますし。実際に寿と真央も冒頭の「誓い」のシーンから1年経っていて、ある程度関係性が出来上がっているところからのスタートだったので、寿の心の開き方を表現できたのかなと思います。

 


――改めてアニメの映像をご覧になった感想をお聞かせください。


松岡さん 収録の時はフルカラーだったんですよね。

内田さん そうですね、最初から3話くらいまでは色がついていたと思います。

松岡さん
 原作絵が動いてるというのが、やはり1番の感想というか……びっくりしました。 感情の機微、瞳の動き、体の動き一つ一つが作品愛を感じる、繊細な動きをしていたので。これに当てさせていただけるんだという感動と、プレッシャーがありました。
実際にどうなるのか直前まで不安だったのですが、いざやってみると、スタッフさんが色々なことを容認してくださって。その空気感の中で雄馬と一緒に演じて、お互いの役をちゃんと表現しきれているなと思うレベルに到達できました。あの映像がなければ、そこまでは最初からできなかったかなと思います。

内田さん
 そうですね。ドラマCDを演じている分、実際にアニメになったことで、「こういう環境で、こういう距離感で、こういう風に生活して……」という情報をビジュアルからちゃんと得ることができて、とてもありがたかったです。映像を目の前にして演じると、 没入感も違いますし。
特に表情がとても丁寧に表現されていて、「こういう時にこの顔をするんだ」という情報を受け取りながら役を作っていけるのはとても幸せなことでした。『黄昏アウトフォーカス』を丁寧に作るぞという気持ちを感じながら演じていきましたね。

――アニメを演じてみて楽しかったところや、逆に難しかった部分を教えてください。

松岡さん
 すべてのキャストが、すごくやりたい放題やっていたのが楽しかったところですね。 他の現場でやったら「松岡、お前何やってんだ」と言われる部分も笑って許してくれるような。そういった点でも、全員が全員自分のやりたいことを精一杯やっているのが楽しかったです。逆に難しかったことは、最初からフルカラーだったことですね。

内田さん 昨今では結構珍しいですよね。

松岡さん
 声優あるあるなんですけど、フルカラーってめちゃめちゃ難しいんです。 線画や絵コンテでアフレコをする場合には、 「ここからここまでで終わらせてください」というボールドと呼ばれる指標が出ているので、その方がタイミングをつかみやすくて。でも、それがないフルカラーの状態だと口パク合わせになってしまうので、それが逆に難しい。
引きのちっちゃい顔にも声を口パクに合わせて当てなきゃいけないので、そういう技術的な難しさはありました。

内田さん 僕の楽しかったこととしては、みんながやりたいことをやっていたというのは本当にそうで。現場がとてもいい空気感だったので、遠慮なく全力を出し切って、重ねていく雰囲気だったのがすごく良かったなと思います。部活動がテーマのお話でもあったので、「チーム感」があったというか。
映画部ではないアウトローな寿に対して映画部のみんながあたたかく迎えて求めてくれるシーンも、全体の空気感が良かったからこそ、お芝居の中にもあたたかさが表現されていたのかなと思います。


――中澤まさともさん演じる義一をはじめ、映画部や演劇部のキャラクターとの掛け合いも楽しい本作。アニメ収録で演じられていかがでしたか?

松岡さん
みんな個性があっていいですよね! 映画部はやはり個性の強い面々が多いので、掛け合いもみんなで会話をするのも、収録はとても楽しかったです。

内田さん
どのキャラクターも個性が強くて、収録現場はとても楽しかったです。2人だけの空間とみんなと居る空間。メリハリがついて面白かったですね。完成が楽しみです。

――アニメ収録の際、思い出深いエピソードをお聞かせください。

松岡さん アドリブを許容してくださる現場だったので、最初の頃はやりたい放題やらせていただきました。
あとはアフレコ後のアフタートークが面白いです! どこまで使われてるかわからないですが、しゃべりたい放題しゃべらせていただきましたね。

内田さん 僕は現場で自由にアドリブをする禎丞さんに刺激を受けました。掛け合いで演じているからこその空気感で、いいものを残すために気持ちもほぐしながら作り上げていった感じがあります。

 


――2人の演じられた真央と寿のカップルのストーリーで、特に魅力的なところや見どころを教えてください。


松岡さん 最初に2人の交わした制約が結果的に足枷になってしまうんですよね。そこからお互いのことがどんどん大切になっていくさまがざわざわするというか。そう考えた時に、「これ(真央の置かれている状況)はつらっ!」と思う。

内田さん 自分が最初に決めたのに、どんどん気持ちが高まっていって。

松岡さん 寿は寿で言葉数が少ないから、どう思っているんだろうとムズムズして。このムズムズがいいですよね。


内田さん
 真央からすると超ムズムズすると思いますが、真央は声や表情に気持ちが出るので、寿には真央の考えてることがすごくわかりやすい。声から「今はちょっと離れたいのかな」とか、それとも「こっちに寄りたいのかな」とか。そういう感情が伝わってくるので、寿としては距離感を自分なりに取れる位置にいるというか。
その距離感の調整も、多分自分が傷つきすぎないようにというのもあるし、真央が傷つかないようにというのもある。その点で、お互いが繊細だから成り立っているバランスなのかなと。この2人の気遣い、繊細さって尊いものだなと思います。


――そうした繊細な感情の揺れ動きを演じる際に難しかったポイントや、心がけたことをお聞かせください。

松岡さん 真央は基本的には安全パイを取る子なので、それほど冒険という冒険をしない、平穏に生きていければいい。
でも気にかけて一度スイッチが入った時に、ガラッと変わるわけではないものの、感情の流れが徐々に分かっていただけるようなお芝居を心がけました。

内田さん 寿は表情にあまり出さない代わりに、行動に気持ちが表れる人です。真央と心が通じるまで、1人で気持ちを抑え込んでしまうこともありましたが、甘えられる人が現れたことは寿にとって大きな救いになったのではないでしょうか。とはいえ、心の繊細な部分の扉の開け閉めは慎重なタイプなので、丁寧に演じていくよう心掛けました。

――それぞれお互いに相手が役と似ているなと思うところはありますか?

松岡さん 雄馬は似ていないでしょ(笑)。あんなに真逆という言葉が似合う役柄もないんじゃないかなと思いますね。たまに疲れて死んだような目をしている時だけ似ていますね!

内田さん 真央は心に秘めている言葉が多いんですよね。禎丞さんもいっぱい考える方なので、伝えたいことをたくさんもっていらっしゃるところは似ているのかなと。あと、「いくぞ」となったら思い切れるところでしょうか。


――寿と真央を愛するファンのみなさんにメッセージをお願いいたします!

松岡さん
本当に原作の世界がそのまま動いているような構成になっているので、そこにアニメーションという力が加わってとても満足のいく作品になっていると思います!
自分たちの精一杯でお芝居で作らせていただいたので、楽しく見ていただけたら嬉しいなと思います! よろしくお願いいたします。

内田さん
黄昏アウトフォーカスがアニメで見られるということで、僕もとてもワクワクしています。丁寧に、繊細に描かれていく2人の関係をぜひアニメでもお楽しみください。

――ありがとうございました!

**************

お2人の役への向き合い方や一つ一つのシーンの作り込みなど、原作ファンとしても胸が熱くなるような素敵なお話を聞かせていただきました……!

TVアニメ『黄昏アウトフォーカス』は、7月4日(木)よりTOKYO MXほかで放送スタート! お2人の演じる繊細であたたかい世界を、ぜひ堪能してくださいね♥
詳細は公式サイト公式Xをご覧ください!

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TVアニメ『黄昏アウトフォーカス



【放送情報】
2024年7月4日(木)から放送開始
TOKYO MX 7月4日から 毎週木曜23:30~
BSフジ 7月4日から 毎週木曜24:30~
リピート放送(182ch)7月9日から 毎週火曜 23:30~
北海道テレビ 7月6日から毎週土曜26:35~
AT-X 7月11日から 毎週木曜20:30~
リピート放送 7月15日から毎週月曜8:30~、7月17日から毎週水曜14:30~

【スタッフ】
原作:じゃのめ
『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』
(講談社「ハニーミルク」所載)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:菊地洋子
美術監督:山梨絵里
色彩設計:安住 唯
撮影監督:越山麻彦
編集:小池祐樹
音響監督:矢野さとし
音響効果:奥田維城、牛黒希美
音響制作:Ai Addiction
音楽:宝野聡史、中野香梨
音楽制作:AQUA ARIS
アニメーション制作:スタジオディーン

【キャスト】
土屋真央役:松岡禎丞
大友寿役:内田雄馬
菊地原仁役:古川慎
市川義一役:中澤まさとも
稲葉礼役:江口拓也
吉乃詩音役:斉藤壮馬
ほか

イントロダクション
男子校の映画部を舞台に交差する、きらきら眩しい三組三様の青春恋愛譚(ラブストーリー)。

不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。
寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。

映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。
ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。

無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。
不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。

キャッチコピー
僕らは、レンズ越しに恋を知る。

オフィシャルサイト
X (旧Twitter)
YouTube

 

 
原作 じゃのめ
 『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』 (講談社「ハニーミルク」所載)
公式サイト

■『黄昏アウトフォーカス』シリーズとは
『黄昏アウトフォーカス』シリーズは、緑が丘高校の映画部を舞台に繰り広げられる累計部数35万部突破(紙、電子合計)の青春群像劇シリーズ。
シリーズ第1作目の『黄昏アウトフォーカス』は、不良で一匹狼の寿と、映画部で撮影を担当する真央が、男子校の寮で同室になったことから始まるきらきら切ない青春恋愛譚になっています。
続く第2作目『残像スローモーション』では、自信家で派手好きの映画部部長・仁と、映画部の後輩であり、仁に対抗心を燃やす2年生・義一の、不器用な恋物語が紡がれます。
第3作目の『黄昏アウトフォーカス overlap』では、寮のルームメイトから恋人同士になった寿と真央のその後が描かれます。
第4作目の『宵々モノローグ』は、無口で不愛想ながら腕は確かな映画部元副部長の礼と、恋に恋する季節外れの新入部員・詩音の、映画部員たちを巻き込んだラブストーリーになっています。

シリーズ最新作『黄昏アウトフォーカス long take』の2巻が発売中!

さらに「残像スローモーション」の続編の連載が6月からスタート!

©じゃのめ・講談社/「黄昏アウトフォーカス」製作委員会

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