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愛しかない最終話に拍手喝采!!!余韻に浸りながらドラマ『体感予報』を振り返る

2023/10/13 20:00

毎話毎話が“新しい”『体感予報』でした




ついに、ドラマ『体感予報』が最終回を迎えました……。

先日放送された最終話、皆さまご覧になりましたか?
MBSほかドラマシャワー枠で放送されたテレビドラマ『体感予報』。原作となる鯛野ニッケ先生の同名の作品はBLアワード2023にて「コミック部門第1位」を獲得した超~~人気作!!
話題作のドラマ化を知った際、びっくり&嬉しい気持ちで筆者はおかしくなってしまいましたね。今となってはそんな日も遠く……。なんといってもドラマが終わってしまったんですよ!!……正直辛いです(泣)。

そんな限界オタクの心情を整理すべく、今回はドラマ全8話を通して個人的にぶっ刺さった激萌えポイントをご紹介!
いつも興奮気味でドラマを視聴していましたので、この機会に落ち着いて、ゆ~っくり、感想を語っていきたいと思います(たぶん無理)。

ここからは、ドラマの感想をネタバレありでお送りいたしますので、ドラマ未視聴の方はぜひご覧になってからお越しくださいませ♪
 

◆目次◆
1.理想の攻め様&受けくんを演じきって下さいました…!
2.「これ体感予報じゃん(確信)」ってなる原作リスペクトポイント
3.あってよかった…!ドラマ版オリジナルエピソードが供給過多
4.欲しいヤツ全部盛り!?最終話が良すぎました。
5.ドラマの撮影現場が気になりすぎる件

 


『体感予報』
といえば、俺様執着攻めな瀬ヶ崎と、瀬ヶ崎に絶対服従を誓う後輩・葉の歪な関係性を描いた、素直になれない2人の悶キュンBL!

攻めの瀬ヶ崎を樋口幸平さん、受けの葉(ダヨちゃん)を増子敦貴さんが演じられました。今話題のお2人が主要キャストということで、発表当時から期待と注目を集めていましたが、いい意味で予想をはるかに超えていきました……。


ちょ待っっっtt……せがだよが現実に存在しているんだが?? と目を疑った初回放送に始まり、今となってはドラマの瀬ヶ崎&ダヨちゃんが一緒に過ごしている様子が当たり前すぎて、自然の摂理って感じがします。

攻めの瀬ヶ崎は、原作を読んでいても掴みどころのない男といいますか、何を考えているんだろう? ダヨちゃんに対してどのくらいのクソデカ感情を抱えているんだろう? と読者の心を揺さぶってきましたが、ドラマでもまんまとやられましたね……。
ド攻めなのは分かっていましたが、実写化によってよりリアルな世界観の中で際立つ“俺様感”! そして画面の外側に漏れ出る色気に、思わず「瀬ヶ崎様……!」と拝みたくなってしまうほど。


人気の気象予報士というキレイな外面を持つ、瀬ヶ崎のギャップに沼った視聴者も多いのではないでしょうか? ダヨちゃんだけに対する優しい一面にキュンキュンしたかと思えば、束縛彼氏の暴君っぷりを思い知らされたりして……。
ダヨちゃんの位置情報をチェックしているシーン、一生忘れませんよ!?!?

対して、受けのダヨちゃんは売れないエロ漫画家で、瀬ヶ崎に衣食住を保証してもらう生活を送っています。え、どういう関係……? と不思議に思ったそこのアナタ! “せがだよ”だから、この歪な関係がギリギリ成り立っているんです!!!
瀬ヶ崎の執着っぷりはもちろんのこと、ダヨちゃんは瀬ヶ崎のことを嫌いだなんだと言いながら、瀬ヶ崎を誰かに取られるなんて許せない~!(プンプン)という意地っ張りさが可愛いんですよね♥


ドラマでは、言葉足らずな瀬ヶ崎&鈍感なダヨちゃんの盛大なすれ違いにヤキモキさせられることも非常に多く……!
基本的にはダヨちゃん視点で進んでいく物語なので、彼のコロコロと変化する表情や感情豊かなモノローグも相まって、一視聴者としてはダヨちゃんに感情移入せざるを得ません。

原作が既にある作品なので、読者側にはそれぞれの瀬ヶ崎やダヨちゃんのイメージが出来上がっていたかと思うのですが、また新しいお2人を教えていただいた感覚です。
本っ当に驚きと感動の連続でございました。感謝しかありません!!!!


実写ドラマ化が発表された際、嬉しさと共に「びっくり」の感情、ありませんでしたか……?


というのも、原作既読の方ならご存知の通り、コミックスにはかな~り濃厚な“せがだよ”ボーナスタイムがあったり、ダヨちゃんのオタク友達・万さんの発言がギリギリだったり……。「本当に地上波でドラマ化しちゃうの!?」という衝撃が走ったことを覚えています。

結論から申しますと、筆者が「これはやらないだろ~(笑)」と思っていたこと、ほぼドラマ内にありました……(戦慄)。

絶対に語るべき、2人が身体を重ねるシーン、かなりありましたね。え、ありましたよね!? 多数の目撃情報がありますので、妄想が生み出した幻覚ではないはずです。


毎回毎回、お2人の纏う雰囲気が変わるんですよ……。物語上、瀬ヶ崎とダヨちゃんがすれ違っている場面ではどこか体温が低めに見えたり、逆に想いを確かめ合ったときには温かい癒し空間になっていたり……画面越しに伝わる表現が素晴らしすぎました。

そして、『体感予報』という作品からは切っても切れない「天気」のキーワード! これも上手く混ぜ込まれていて、事後シーンや翌朝の場面で映る、窓の外の天気は必見でした。
この空が我々の頭上に広がる空と繋がっているのか……と謎の思いを馳せたりしたものです。


原作の単行本1冊分をどのように全8話のドラマに落とし込むのか!?
筆者も一ファンとして最も気になるポイントでした……がしかし! 「このドラマ版のアレンジ、あってよかった……!」と何度も天に感謝することとなりました。

さて、ここで絶対に語るべき、横浜おでかけ回!!!!
本作のドラマオリジナルエピソードといえば! ですよね♪


ダヨちゃん「一体なにしてんだろ……」VS デートに誘ったつもりの瀬ヶ崎

いやいやいやいや……瀬ヶ崎に振り回されっぱなしのダヨちゃんに同情していた時代もありましたが、これはさすがに瀬ヶ崎を励ましたくなりました。極上の鈍感受け、爆誕でしたね。

しかし、交わす言葉の少ない2人は“行動”で諸々をしっかりと解決。すれ違いもありましたが、根本には「2人で過ごす時間が至高」という共通認識があるんじゃないかな~と思ったり。

この会話ぜっっったいに2人ならする! というものが永遠に続いていくボーナスタイム@横浜でした!!!

そして、松村沙友理さん演じるダヨちゃんのオタク友達・万さんに、瀬ヶ崎と同居していることがバレてしまうタイミング、めちゃくちゃ絶妙じゃありませんでしたか……⁉

瀬ヶ崎が万さんとダヨちゃんの仲をよく思っていない描写は、原作でもおいしく頂いておりました。が、ドラマの瀬ヶ崎の嫉妬ターン多かったですよね!?!?
なんなら万さんの夫・篤弥さんに対しても、瀬ヶ崎は「あのメガネ」呼ばわりでしたからね。どうしようもなく“愛”だ……。


万さんが“せがだよ”の関係性を知ったタイミングが割と序盤だったからこそ、ご用意された長めの嫉妬タイムだったのでは? と今になって気づかされました。

万さん夫婦との関わりが多かったおかげで、より濃ゆい瀬ヶ崎の一面が見れたようで、筆者は萌え散らかしましたね、ええ。
せがだよ&万さん夫婦の関係性が好きすぎて……ドラマを見終わった今、もうこの4人が見られないのかと思うと、本っっっ当に寂しいです。


さて、つい先日放送された最終話(第8話)のお話をしましょうか(正座)。

実は、原作の「ここが見たい!」と思っていた箇所のいくつかが消化されないまま最終話を迎えており、筆者は期待と不安で情緒がおかしくなっていました。
しかし!!!! 既にお話しました通り、原作ネタをふんだんに盛り込んでくれるのが、このドラマ『体感予報』なんです!!
やっぱり信じていてよかった~と再確認できた神オブ神回でした。

筆者が原作で大好きなシーンであり、第7話後の次回予告で先出しされていた、束縛彼氏(物理)こと瀬ヶ崎の畳みかける激重セリフ!!!!

しかも、ダヨちゃんが万さんの夫と仲良くしちゃった問題等も相まって、畳みかける要素がやや多めになっており非常に興奮しました。


ドラマの最終話といえば、ひとつの物語が一旦終わりを迎えるため、オリジナル要素を加えて上手くまとめていく作品もあるかと思います。
ドラマ『体感予報』では、原作とやや異なる構成で物語が進行していたこともあり、どういった着地点になるのだろう? と楽しみ半分、不安半分の気持ちで放送を待ち構えていました。

実際に視聴すると納得しかない終わり方!
原作コミックスの描き下ろし部分でしたね!?!? まだ描かれていなかったお話を隅々まで取りこぼさず扱う、またもや作品愛を感じた瞬間でした。

そして、「天気」と同じくらいキーとなる「ダヨちゃんの作ったカレー」もたくさん登場してくれて、瀬ヶ崎も幸せそうでしたね♥
最終話といえど寂しい気持ちばかりではなく、これまでと同様に幸せな気持ちでお腹いっぱいにさせていただきました!


完全に素人目線ですが最後に語らせてください……!
アドリブなのか、台本なのか分からないくらい、想像できないくらいに、登場人物たちの関係性が自然じゃありませんでしたか?

最初におや? と思ったのはダヨちゃんと万さんの通話シーン。この2人は共通の話題があったり、本音をぶつけ合える最高の友人関係だと思うのですが、その熟成された関係性を短いシーンで当たり前のように見せてくれるなんて、凄すぎました。

ダヨちゃんの本音の部分を万さんが自然に引き出してくれるからこそ、その後の瀬ヶ崎に何も言えないダヨちゃんのいじらしさが際立つんですよね~! この作品、ギャップの見せ方がうますぎる!

そして個人的には、水石亜飛夢さん演じる万さんの夫・篤弥さん&ダヨちゃんのわちゃわちゃも良かっっった!! あれを見せられたら瀬ヶ崎も気になっちゃうよね! というくらい、ズッ友感が溢れ出していました。

万さんの夫は、原作コミックスでは数コマのみの登場だったため、一体どんなキャラクターになるんだろう? というドキドキ要素でもありました。
そのドキドキを一気にワクワクに変えてくれるような、誠実で優しい言葉を紡ぐキャラクターでしたね♥
期待していた以上に、物語を優しく、時に鋭く後押しする存在となってくれました。

まだまだ語り尽くせませんが、この自然な演技の数々はやはり撮影現場がとってもいい雰囲気だから生まれるものなのでは⁉ と想像してしまいまして……。

コミュニケーションが足りないゆえに生まれるメインカップルのすれ違いに、もどかしさや切なさを感じる本作ですが……だからこそ人との関わりの貴重さ・大切さが際立って見えるのだと、勝手に思っております。


ナチュラルで新たな『体感予報』が生まれたということは、たくさんの方々の愛が詰まりまくっているという証拠なのではないでしょうか……!

自然すぎるドラマ『体感予報』が生まれた撮影現場のご様子については、こちらの記事でぜひぜひチェックしてみてください!

*****

さて、最終回を迎えたドラマ『体感予報』について、個人的見解を全力で語らせていただきました! いかがでしたか?

これまでの放送話はHuluで見放題配信しているほか、TVerでも放送後一週間限定で見逃し配信中。未履修の方はぜひ観てみてください!

ドラマ化発表からあっという間に放送開始、そして最終回……。嵐のように展開されていった新たな『体感予報』でしたが、筆者は大好きな作品がまた一つ増えました(泣)。


最高に幸せな時間をご提供いただき、本当にありがとうございました!!!!


ドラマ『体感予報

 


【あらすじ】
「明日は晴れなので、この男は俺を抱くだろう」
爽やかイケメン気象予報士として人気の瀬ヶ崎瑞貴(樋口幸平)。彼の本性はとんでもない暴君だ。崖っぷちエロ漫画家の棚田葉(増子敦貴)と同居し家事全般からその他諸々のお世話をさせている!漫画家としてなかなか芽が出ない葉の衣食住を保証する約束で始まったこの生活は『瀬ヶ崎の言うことを全部聞く』という条件つきで...⁉︎


【作品情報】
出演:樋口幸平 増子敦貴(GENIC) 水石亜飛夢/松村沙友理
原作:鯛野ニッケ「体感予報」(ソルマーレ編集部 刊)

監督:加藤綾佳 船曳真珠 安村栄美

脚本:高橋名月 船曳真珠

オープニング主題歌:GANG PARADE「Traümerei」(FUELED BY MENTAIKO / Warner Music Japan)

製作プロダクション:ヒューマックスシネマ/協力プロダクション:NeedyGreedy

製作:「体感予報」製作委員会・MBS

音楽:渡辺亮希 小内喜文

公式サイト公式X(Twitter)公式Instagram

推奨ハッシュタグ:#ドラマ体感予報 #せがだよ

【放送情報】

番組名:ドラマシャワー『体感予報』(全8話)
放送局:MBS、テレビ神奈川、群馬テレビ、とちテレ、テレ玉、チバテレ※CS放送:LaLa TVでも10月15日(日)に放送予定
放送日時:2023年8月10日(木)初回放送スタート!
配信:TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり(全8話)

【BLドラマレーベル「トゥンク」公式チャンネル情報】

ドラマの放送に合わせてメイキングや特別コンテンツを随時配信。現場の様子やここでしか見られないキャストの顔が盛り沢山!「トゥンク」過去作品の本編も続々追加中!

レーベル公式サイトはこちら



体感予報』作:鯛野ニッケ

 

 

(C)「体感予報」製作委員会・MBS
(C)鯛野ニッケ/ソルマーレ編集部

 

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