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あなたのお気に入りレーベルの修正方法まるわかり！

レーベルごとに修正方法が知りた～い！

BL漫画の濃厚セッシーンを読んでいて必ず遭遇するものはなんでしょう？
そう、それは攻めの血管がちがちtnkも受けのとろとろ先走りtnkもイイ感じに包み込んで隠す修正です！

修正方法によってセッシーンの濃度や雰囲気が変わるのもあり、作品を読む前に修正方法を知りたい方もいるのでは……。ということで今回は紙の本を対象として、レーベル別に修正方法を調査しました！

ただ今回は筆者独自の調査ですので、例外はいくらでもあります！ あくまでおおまかな傾向として楽しんでいただけたら幸いです……！

それでは皆様のお気に入りレーベルや作品のBL修正方法を一緒にチェックしていきましょう♪

◆目次◆
1．刻み海苔
2．白抜き
3．トーン
4．楕円形
5．ぐしゃぐしゃ
6．ライトセーバー
7．ホタル
8．モザイク
9．セルフ修正
10．MIX／その他

修正の種類一覧

 
各レーベルごとに、比較的多い修正をご紹介させていただきます！ 一対一対応ではないためご注意ください。
※順不同
※紙の書籍対象
※レーベル名はレーベルちるちるページ、()内は出版社名

1．刻み海苔

刻み海苔のような黒い線で大事なところが隠された、オーソドックスなこちらの修正方法。ほぼ本体が見えてしまう修正なので、最近ではR18版でのみこちらの修正がされていることも……！ 世知辛い。今回調査したレーベルに出てくる刻み海苔は全て黒色ではなくて白色だったので、もはや海苔というより、うどんと言うべき……？

刻み海苔修正が多いレーベル→

arca comics（Jパブリッシング）
Dariaコミックス（フロンティアワークス）
Dear+コミックス（新書館）
&.Emo comics（海王社）
H&C Comics ihr HertZ（大洋図書）
Tulle Comics（ブライト出版）

　※白抜き作品も増えつつある
drapコミックスDX（コアマガジン）
H&C Comics CRAFT（大洋図書）

　※細めの海苔→ほぼちん見え度高め
GUSH COMICS（海王社）

　※太めの海苔

2．白抜き

BLでもまさに王道！ 
先述の刻み海苔タイプではカバーしきれない箇所もしっかり隠せて安心な上に、カタチはしっかり分かるという良いとこどりな修正ですね……！ やはり、その万能さから調査対象レーベルの中で最も多く使用されていました！　

白抜き修正が多いレーベル→

Glanz BL comics（彗星社）
バーズコミックス・リンクスコレクション（幻冬舎コミックス）
B's‐LOVEY COMICS（KADOKAWAエンターブレイン）
秒で分かるBL（リブレ）
on BLUE comics（シュークリーム）

　※白抜き＋トーンでより立体的な造形も

from RED（シュークリーム）
集英社君恋コミックスDIGITAL（集英社）
ビボピーコミックス（リブレ）
花丸コミックス（白泉社）
gateauコミックス（一迅社）
アイズコミックス メロキス（ホーム社）
　※2021年頃に刻み海苔→白抜き過渡期
.Bloom（ホーム社）
　※時期や作品によりますが刻み海苔→白抜きと移行

3．トーン

白抜きの派生版！
白抜きに比べると、色がはっきりしているのでシルエットが分かりやすくていいですよね！ 想像力が掻き立てられます。ただ、やはりトーンを貼る手間のためか、使用されていたレーベルは少数でした。

トーン修正が確認できたレーベル→

G-Lish Comics（Jパブリッシング）
　※トーン+細かいゲジゲジの一手間プラス
Chocolat comics （心交社）

　※2023年頃には刻みのりや白抜きタイプも出現
バンブーコミックス moment（竹書房）
バーズコミックス・リンクスコレクション（幻冬舎コミックス）

4．楕円形

修正が心配なら全部囲んで隠してしまえばいいじゃない！ ということで、安心感と安定感はダントツです！
しかし肝心の形や膨張具合はすっかり隠れてしまうのは残念なところ。という訳でこちらの修正も少数派でした。

楕円形修正が確認されたーベル→
バーズコミックス　ルチルコレクション（幻冬舎コミックス）

※2023年頃に楕円が徐々にライトセーバーへ

5．ぐしゃぐしゃ

その名の通り、上からぐしゃぐしゃ〜っと手書きっぽく線が引かれた修正方法。ただ、以下に紹介するレーベルは比較的手書き感よりトーン感の方が強く、丁寧に規則的な線が引かれていました。

ぐしゃぐしゃ修正が多いレーベル→

バンブーコミックス 麗人セレクション（竹書房）
バンブーコミックス Qpaコレクション（竹書房）
あすかコミックスCL-DX（KADOKAWA）
リキューレコミックス（オーバーラップ）

6．ライトセーバー

白抜きされたものが更にぼかされ、さながらイチモツが発光しているようなこちらの修正。修正は強くなっているはずなのに、シルエットがぼかされることで逆にエロさが増しているような……。

ライトセーバー修正が確認されたレーベル→

マージナルコミックス（双葉社）
caramelコミックス（モバイルメディアリサーチ）
フルールコミックス（KADOKAWAメディアファクトリー）

7．ホタル

ポツポツとホタルがとまっているかのようなどこか風流(笑)を感じさせる修正方法です。ただその修正の薄さから近年はあまり見かけず、使用されているレーベルも少なめでした。

ホタル修正が確認されたレーベル→
ジュネットコミックス ピアスシリーズ（マガジン・マガジン）
Charaコミックス（徳間書店）

※こちらのレーベルではライトセーバーやトーン、白抜きが主流ですが、根気よく探せば綺麗なホタルに遭遇できます！
一例として『純愛えろ期』や『マザーズ スピリット』でホタル確認済(どちらも初版)。

8．モザイク

修正の元祖？ とも言えるモザイク！ 商業BLの中では、こちらの修正方法を使用しているレーベルは0でした！
目撃情報がありましたら是非コメント欄によろしくお願いいたします！

9．セルフ修正

修正せずに修正するという究極デザイン！ 書き文字の擬音や液でうまい具合に隠されているタイプです。こちらも商業BLではなかなか見かけない修正方法でした……。

ちなみに『ハッピークソライフ 5』(バンブーコミックス Qpaコレクション)では、ナニの形をした吹き出しでナニが隠されていました。日々進化し続ける工夫に尊敬の念が尽きません……！

10．MIX／その他

今まで紹介してきた修正方法がかけ合わされたMIX修正のレーベルや、そもそもエチシーンが見当たらないピュアレーベルをまとめてご紹介！

MIX修正・その他修正が多いレーベル→

MARBLE COMICS（東京漫画社）×刻み海苔(白)×ぐしゃぐしゃ
Cannaコミックス（プランタン出版）×刻み海苔(白)×セルフ修正
カルトコミックスequal collection（笠倉出版）×刻み海苔(白)×ぐしゃぐしゃ
ジーンピクシブシリーズ（KADOKAWA）×基本的にtnk描写なし
 

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調査の結果、作品や時代によって多種多様な修正方法が用いられていることが分かりました！ そんな中でも白抜きの多さは目立ちますね……。さすが万能修正方法！

調査中、筆者は何度覗き込んでもそこにあるはずのtnkが見えない……体位の工夫、カメラ位置の工夫、着衣の工夫に唸らされることもしばしば。でもいいんです、二人は繋がってるんだから。

個人的には竹書房出版のバンブーコミックスでよく見かける、ぐしゃぐしゃ修正に温かみを感じます！ 皆さまはいかがだったでしょうか。
お気に入り修正方法や推しレーベルが何だったかも、コメント欄で教えてくだされば嬉しいです♪