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羽多野渉×新垣樽助!ドラマCD『囀る鳥は羽ばたかない 8』キャストインタビュー到着♥

2023/08/02 12:00

8/23発売♥特典では2人の魂が入れ替わる!?

 

 

ヨネダコウ先生による裏社会を生きる男たちの壮絶なストーリーを描く囀る鳥は羽ばたかないのドラマCD第8巻が2023年8月23日に発売されます!

 

本作は組の用心棒として入ってきた元警察官の百目鬼ドMで変態、淫乱と呼ばれる真誠会若頭の矢代の二人を描いたシリアスBL作品です。部下には手を出さないと決めているものの、百目鬼にどこか惹かれてしまう矢代。ですが、百目鬼の「ある事情」により一定の距離がありながら近い存在になっていました。そんな二人の間では恋情や慕心、執着、矛盾といった様々なモノが渦巻いており、読後感には何とも言えない余韻に深く浸れる作品です。

 

今回の8巻は、紆余曲折あってお互い別々の道を歩んでいた矢代と百目鬼が再会し、矢代が以前と変わらず男に抱かれていることを知った百目鬼は、「もうあなたの部下じゃない」「俺ともできますか」と迫った場面から始まります。

 

 

視聴動画では、そんな矢代と百目鬼を演じる新垣樽助さんと羽多野渉さんの臨場感溢れるやり取りを先取り出来ちゃいます!!!

 

色気MAXで挑発しているような矢代の声やや強引で真っ直ぐな百目鬼の声に、耳の保養過ぎてぶっ刺さること間違いなし……!!!!! 発する一つ一つの言葉だけでなく細かい息遣いや空白の時間に二人の繊細な心情が想像させられます♥

他にも七原役興津和幸さん、杉本役三宅貴大さん、綱川役上田燿司さん、神谷役増田俊樹さんなどなど、世界観にピッタリな名だたる声優さん方がご出演されています!

 

さらに、コミックス『囀る鳥は羽ばたかない』第8巻の内容に加え、8巻のアニメイト特典4Pリーフレットの内容「俺たち、入れ替わってる!?」まで音声ドラマ化し収録されています!!!

 

そんなドラマCD『囀る鳥は羽ばたかない 8』の発売を記念して、百目鬼役・羽多野渉さんと矢代役・新垣樽助さんの収録後コメントを大公開! 収録にあたっての思いやキャラクターについての印象などが熱く語られていますよ♥ 発売がますます楽しみになってしまいますね!!!

 

ドラマCD『囀る鳥は羽ばたかない 8』より、羽多野渉さん(百目鬼役)、新垣樽助さん(矢代役)キャストコメント

 

 

※写真左から新垣さん、羽多野さん
※以下、敬称略

 

――収録を終えての感想をお願いいたします。
矢代役/新垣樽助さん(以下、新垣):毎回そうなんですけれども、久しぶりの収録ということで身構えてスタジオに入りました(笑)。こんなに巻数を重ねても、「できるんだろうか」と、驚くほど緊張感を持っています。やっぱり、毎巻聞いてくださる方の評判がいいというお話を伺っていますので、集中して演じればいいのに、期待値を超えたいという欲が出てしまって(笑)。それが自分の中にプレッシャーとしてある状態で収録に臨みました。いざ収録が始まるとちゃんと集中できて、安心しながら皆さんと一緒に収録させていただきました。なので、毎回なんですが、終わって直後の感想は「ほっとした」です。「やりきれた!」っていう感じですね。

百目鬼役/羽多野渉さん(以下、羽多野)物語の世界では4年経過していて、それぞれの関係や抱えてきた想い、あと一緒に行動している仲間達も変わっていて、百目鬼は大きく環境が変わっているんですよね。
これまでずっと演じてきたキャラクターですが、また新鮮な気持ちで役と向き合うことができたかなと思っています。ただ根底は当然変わっていなくて、百目鬼は原作を見てもキリっとしていて冷たさすら感じるような表情なんですが、セリフの内側にある想いを音声ドラマとしてどのぐらい滲ませられるのか、というのをポイントに演じさせていただいています。新垣さんもおっしゃっていましたが、僕も「囀る鳥は羽ばたかない」のスケジュールが入ってくると途端に緊張してしまうんです。

新垣:よかった同じで(笑)。

羽多野:「早く、早く読ませてくれ! あの世界に行かせてくれ!」みたいな(笑)。ドキドキしながら台本を待っていました。毎回発見やいろんな出会いがあって、新鮮に向き合うことができるというのが幸せに思いますし、長く演じられているのは本当に応援してくださる皆様のおかげだと思います。今回も先輩方と一緒に濃密な収録時間を過ごすことができて、すごく楽しかったです。

――百目鬼は、4年前と比べると色んな表情が出てきたように感じます。

羽多野:そうなんですよ。ただ、僕は「頭(かしら)」というワードで百目鬼の声のチューニングをしていたんですが、もう矢代さんを「頭」って言わないじゃないですか。だからチューニングが迷子になってしまいまして……ディレクターさんにも「もうちょっと低いかな」って言われて、「あれ、そうですか? あれ?」みたいな(笑)。口が「矢代さん」に慣れないんです!

新垣:これまでそんなこと言ってこなかったもんね。

羽多野:そうなんです。単純に今まで百目鬼が受動的というか、全然喋らなかったっていうのもありますね。

――4年経った矢代と百目鬼について、ずっと演じられているお二人からはどう見えていらっしゃいますか?

新垣:矢代に関しては、7巻の時に時間が経過したことをすごく意識したんですよね。仲が良かった人もそうじゃなかった人も、間を空けてしまうと何かしら人間関係に変化が出てくるじゃないですか。それを音声の中にうまく入れたかったんですけど、二人はお互いがお互いの出方を伺ってる状態だったので、どう出せばいいのかを慎重に探りながら演じました。今回は、お互い傷を受けて別れ、傷を癒したがっていることがはっきり見えたことが、演じる上で大きな手がかりになりました。互いの癒し・癒され方について、自分の思うように相手が接してくれない苛立ちみたいなのものを全編通して感じ、そこはすごく共感しましたね。
他人は自分の思うようにならないというジレンマが短期間の人間関係でもあるものなのに、4年という時間によってその溝の深さが全然届かないところまでいってしまった絶望感が強く感じられました。4年はでかかったなと、自分で演じながら非常に切なかったですね。でも、苛立ちなら百目鬼はもっとあるよね。捨てられたからね。

羽多野:物理的にも傷ついて、心も大きく傷ついて。でも頭……矢代さんのことを信じているっていう部分が根底にあって、より貫禄を増していますね。彼の中で目指すものがおそらくあって、当然セリフでは描かれてないんですが、そのためにこの4年は非常に重要であったんだろうなと思っています。ただ百目鬼は、壮絶な人生を送りながらも人に恵まれているとは思いますね。桜一家という今までとはまた全然違う場所に入っても、そこで面倒を見てくれる人や一緒にいろんなことを分かち合える人、心から仕える人といった存在が出てきました。ドラマの中でも、増田(俊樹)くんが演じる神谷が非常に可愛らしくてやり取りが面白くて。でこぼこコンビですよね。そういう変化もあって、矢代さんとの人生の交差を目指している百目鬼としては、この4年は非常に重要になってくるのかなと思います。

――特典の話もお聞かせいただけますでしょうか。今回の特典ドラマ「俺たち、入れ替わってる?!」は、前半部分がコミックスの店舗特典の内容で、後半部分はドラマCDオリジナルとなっています。

羽多野:僕が演じている最中、ずっと横で増田くんと興津(和幸)くんが笑いを堪えていて……僕は真面目にやっているつもりだったので、「あれ、これってもしかして、聞いてくださる皆さんや先生としては“こんなはずじゃなかったのに”って思ってしまうのでは?」と不安ではありました!

新垣:いやあ、俺マイクで隣に立ってて次のセリフが言えなかったんだよ、面白すぎて。もう今喋ったら吹き出すと思って、「んんー!」って我慢して(笑)。

羽多野:(笑)

新垣:百目鬼は感情を抑えて喋らないといけないから……。

羽多野:そうですね!

新垣:でも絶対噴き出すと思って。必死で堪えながら演じました。

羽多野:ディレクターさんに言われた通り、体は百目鬼、声も百目鬼、でも魂の部分が矢代に変わってるっていう、このパズルを組み合わせて作りました。そして出来上がったのがあれです。

新垣:いやあ、これは聞いてほしいですね。しかも、途中までしか皆さんはお話を知らないんでしょ? 最後まで聞いたら……大変ですよ!

羽多野:耐久戦ですね!

新垣:絶対みんなひっくり返ると思う。

――特典を聞くにあたり、どのような心構えが必要でしょうか?

新垣:あるがままを受け入れてほしいですね。

羽多野:想像しながら聞いてほしいですね、余計なことは考えないでいただいて。彼ら二人、もし魂が入れ替わったらどうなるんだろうと、純粋に想像してください。音声ドラマなので、アニメーションの表現とはまた違いますしね。

新垣:入ってくる情報が声のみですから。

羽多野:僕らには、笑いを取ろうとかそういうつもりは一切ありません!

新垣:それが攻撃力を高くしている要因なんですよ。真剣にやればやるほど面白い!

――発売を楽しみにしてるファンの方へのメッセージをお願い致します。

新垣:8巻まで来ることができました。皆様の応援のおかげでございます。本当にありがとうございます。それにお応えしようと肩に力を入れて収録に臨みまして、中に入ったらリラックスして収録できたので良かったんですけれども(笑)。それぐらいの気合を込めて収録に臨んでおります。
コミックスを読んでいる方はご存じの通り、お話として明るいところは決して無くて、ドラマCDも百目鬼と矢代の抱えている傷を感じながら聞いていただくことになるかと思います。
そんな中で七原や神谷とのやり取りでは冗談めいた会話もあり、確かにそこには笑顔があるんです。我々も、普通に生きていて仕事が忙しい時や大変な時に、日常生活の中でちょっとした笑顔があったりしますよね。それに通じるものがあると思います。
「いろいろなことがあっても、それでもやっぱり生きていかなきゃいけない」というのを二人から感じる、そんな物語になっています。ぜひ何度も聞いて、楽しんでいただければと思います。

羽多野:音声ドラマはアニメーションや映画のアフレコとはまた少し違い、決まった尺から解き放たれた声優同士のお芝居が聞けるところが魅力です。この「囀る鳥は羽ばたかない」は独特な世界を舞台にしている作品ということもあり、業界の素晴らしい先輩方が数多く出演されておりまして、会話の呼吸や間の自在な表現が聞けるシリーズになっています。
僕は今回、矢代と井波(CV:伊藤健太郎)の何気ない大人の会話をスタジオの隅で聞かせていただいたんですが、コロナ禍の影響により先輩のお芝居を生で見る機会も少なかったこともあり、本当に感動しました。
キャラクターの面白さだけではなく、セリフとセリフの間でどんな空気が流れてるのかという想像が働く、そういった会話のやり取りを楽しめるのも、この作品の聞きどころの一つではないかと思います。そういった空気を皆様に引き続きお楽しみいただければと思いますので、ぜひこの先も応援していただければ嬉しいです。

――ありがとうございました。

 

ドラマCD『囀る鳥は羽ばたかない 8』原作:ヨネダコウ

 

発売日:2023年8月23日予定
価格:税込5,500円(税抜5,000円)
組数:CD2枚組
品番:FFCL-0077
発売元:フロンティアワークス

出演
矢代:新垣樽助、百目鬼:羽多野 渉、七原:興津和幸、杉本:三宅貴大、綱川:上田燿司、神谷:増田俊樹 ほか

あらすじ
四年ぶりに再会した矢代と百目鬼だが、カタギに戻っているとばかり思っていた百目鬼は、組長である綱川の信頼を得て、桜一家の構成員になっていた。
矢代に従順だった百目鬼は過去に消え、今では桜一家でも一目置かれる存在だ。
偶然にも、共に手形を持って消えた男・城戸を探していたふたりは一緒に動くことになるのだが、矢代が以前と変わらず男に抱かれていることを知った百目鬼は、誰でもいいなら自分で我慢しろと迫り――!?

特典情報

 

店舗別特典
ヨネダコウ先生描き下ろしコミックペーパー「続・俺たち、入れ替わってる!?」

配布店舗:アニメイト、ステラワース、コミコミスタジオ
※特典はなくなり次第、終了となります。
※特典は全店共通となります。


Ⓒヨネダコウ 大洋図書 2023 Printed in Japan

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