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あんな色気たっぷりなキスするなんて聞いてない！！！

『美しい彼』ファンの皆さま、エターナル！ ドラマ2期で息が出来なくなった、ちるちる記者一の『美しい彼』ガチ勢、るるるたまごです。ドラマ最終回観ましたか……？

筆者は正直ドラマ第2期を侮っていました。

3話時点では「言うても大事なところは映画で！ みたいなノリで引き延ばすんちゃう？？？」とはやる期待に蓋をしていました。

関係各所の皆さま、本当に申し訳ありませんでした。私が間違っていました。
あんなクソデカ感情特大セールだとは……。

ということで今回はドラマ『美しい彼』シーズン2の最終回を、ガチオタが本音レビュー！ 第1話から第4話までのストーリーを振り返りつつ、映画に向けてしっかり予習復習しましょう♥
また、最終回では原作と大きく変更されたセリフがありましたね。原作との比較や映画での注目ポイントもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください！

※この記事にはドラマ『美しい彼』シーズン2、小説『美しい彼』シリーズのネタバレを含みます。予めご了承ください。

 

◆目次◆
1．最終回無限リピ確定ポイント
・「本当に憎らしいやつ」
・吃音→「落ち着け」 え、嫁？
・「お前忘れんなよ、俺の初めてなんだ」
・安奈さんとの会話
・衝撃のチョコチュー
2．ドラマでどこまで進んだ？ ストーリー復習！
3．「撮りたいものは"あります"」原作との大幅変更
4．映画での展開は！？ 注目ポイントおさらい！

 
はじめに最終回のあらすじをおさらいしましょう！

STORY
普通の恋人同士になりたい清居奏（八木勇征）の気持ちは、一人妄想世界の住人・平良一成（萩原利久）には伝わらない。無神経に傷つくような言葉を言われ、いっそ別れたほうが楽になる、と思った清居だったが…気づけば平良の家にいた。
そして、2人のもとには高校の同窓会の誘いが。久々に集まった、同級生たち。高校時代の狭い世界は少しだけ変化を見せていて、城田（坪根悠仁）からはある報告が…!?一方、フォトコンテストも落ち、就職活動もなかなか上手くいかない平良に、小山和希（高野洸）は写真家・野口大海（和田聰宏）を訪ねるように提案をして…。（ドラマ『美しい彼』公式ＨＰより引用）

 

1．原作ファンのワイ大歓喜、思わず声が出た名場面

 
というわけで、最終回の無限リピート確定シーンをご紹介！これでもかなり厳選した方なんです……。言いたいことが多すぎてオタクの早口みたいになっていますがご了承ください。

「本当に憎らしいやつ」

 

こちらは平良と清居が高校の同窓会に参加した帰りのシーン。同窓会で同級生たちの成長を目の当たりにした平良は「止まってるのは俺だけだ」と落ち込んでしまいます(ここでなぜか筆者の胸も抉られるという現象が発生……)。話を戻して、同窓会をあとにした2人は、シーズン1でも登場した神社に寄ることに。清居が結婚という言葉でさりげなく揺さぶってみるけれど、平良は清居の写真を撮るばかり。

ここで清居のモノローグ。
「子どもみたいにすねてたら、こいつとの距離は永遠に縮まらない」

えええええ成長……！ 大人になったね(母親面)。平良と接する時間が長くなったことで、清居が平良との関係に試行錯誤している様子が伝わりますし、2人の経験や思い出が増えたんだなと感じさせるモノローグでした。高校時代の清居だったら考えられないですよね。

そして、この後にもモノローグが続きます。

「本当に…憎らしいやつ」

原作2巻のタイトル『憎らしい彼 美しい彼 2』が意識されている!?!? 「美しい彼」というのが平良から見た清居だとしたら、「憎らしい彼」は清居から見た平良だったんですね。自分の思い通りにならないのに嫌いになれない、むしろ好きが溢れちゃう相手……「憎らしい」という表現にぴったりですね。となると原作3巻の「悩ましい彼」は誰のことなのか……考察が捗りますな(ニチャア)。

 

吃音→「落ち着け」 え、嫁？

 

こちらは先ほどのシーンの続き。ここでまた脱線するんですが、清居が酔ったときのほっぺがピンク過ぎません？ かわいすぎません？ 清居は酔うと顔に出ちゃうタイプなんですね……。何かあったら連絡してね(母親面)。

さて、同窓会で周りと自分を比べて落ち込んでしまった平良は、自分が余計清居と釣り合わないのではないかと悩んでしまいます。でもそれは清居のことを大切に想っている証拠ですよね。
「清居のことが好きだから！！」と言った勢いで吃音が出てしまう平良。ここで清居が「落ち着け」と平良の背中をさするのです。

ここですよ！！ 吃音に対して「キモ」と言っていた清居が背中をさすって平良の次の発言を待つなんて、こんな素晴らしい未来が訪れていいのか？ 私には長年連れ添った夫婦に見えたよ……。

このあとの「俺もお前が好きだよ」「申し訳ないけど、もう片想いには戻してやれない」も、ねえ！ (語彙力消失) 清居が平良のことをおもんぱかっている気持ちが伝わってきて、全私の毛穴から汁がこぼれました。頑固な平良への対処として清居が選んだのは「素直さ」。清居が平良と出会うまで持ち合わせていなかったものを、平良の為に駆使していると考えると……(涙)。清居にとって平良がどれだけ大切な存在かわかったような気がしました。

「お前忘れんな、俺も初めてなんだよ」

 

いつまで同じ場面が続くんだ……でも好きだから許してください。

神社からの帰り、家路につくためにドラマ『美しい彼』名物のニケツをする2人。平良が自分のマフラーを清居が座る場所に敷いてスパダリを発揮しながら、2人の関係に対して「はじめてだからうまくできない」と謝ります。

そしてこの清居のセリフ。
「お前忘れんな、俺も、初めてなんだよ」

清居役の八木さんは本当に酔ったときの甘め滑舌がお上手でいらっしゃいます。声がかわいい。それで改めて「あの清居のはじめて」を奪った男が平良なんだという現実を突きつけられ、私は静かに目をつむりました。アーメン。"あの"清居のはじめて……何回でも口に出したい言葉ですね。

そして、その後も清居がかわいくて。「さあ、馬車馬のように漕げ！」と命令しながら、神社の階段に差し掛かったところで「段差だよ」って教えてあげるんですよ！！！ ねえ怒るよ!? なんでそんなにかわいいの!? 滑舌も「段差だよぉ？」みたいな、完全に甘えたさん清居が出ていますよね？ アドリブっぽい雰囲気がリアルで泣いちゃいました(さっきからずっと泣いてはいる)。

安奈さんとの会話

 

第2話で登場したとき、先輩俳優の安奈さんと清居が会話しているシーンがありましたが、その時に比べてだいぶ打ち解けたように感じます。清居も杏奈に対してタメ語になっており、すっかり仲良しになった様子。

バレンタインの話題から、「彼女じゃないんで、彼氏なんだよ」と安奈に伝える清居がちょっと恥ずかしそうにもごもごしてるのがかわいいですよね……。
さらに、「私もいるよ、大切な人」と安奈。ううううう、映画のストーリーを考えると泣きたくなる……。この会話は映画の展開に関わってくる重要な部分なので、映画を観る前に100回は見直したいですね。

そして安奈の恋人・桐谷恵介役の前田拳太郎さんは最新の映画予告で見ることが出来ましたね！ さすがに顔が良すぎて3度見しました……桐谷の活躍にも期待です♥

衝撃のチョコチュー

 

今までの内容、このキスシーンで全部吹き飛びましたよね。清居ってばチョコだけじゃなくてわざわざアヒル隊長にリボンつけて渡すなんて、あざとかわいいが過ぎないですか？？(大好き)「ほら、食え」とチョコをあーんしてあげる清居の楽しそうな笑顔もかわいくて、これにはオタクも思わずにっこり。

あーんされたチョコを口に入れた平良は、ゆっくりと清居に顔を近づけていきます。この時の平良の顔まじで雄。平良の雄の顔はキス確定演出と言っていいのではないでしょうか(？？？)。しかしひねくれ筆者、「いーや！ また絶対寸止めだね！」と諦めていたのですが……ここでまさかの、待望の！ キス！

唇をくっつけるだけのかわいらしいキスなのに、平良が食べたチョコの味を感じ取る清居さんは魔法使いですか？ キスの後「甘っ」と呟く清居に対し「今日は、我慢できないかも」と宣言する平良。お、お、雄－ーーーー！！！！ かわいらしく「うん」と返事をした清居にさらにディープキスをかましていく！！！！！！

いやああああああああああああああありがとおおおおおおおおおおおおおお！！！！！
こんなキス今までしたことないじゃん！！！！！えｔｔｔｔｔｔｔっちなんだけど！！！

頭を支える平良の手がまた色気ありすぎる……そうだ、このチューをチョコチューと命名しよう。しれっと流行語大賞にノミネートさせよう……。

いろんな思いを巡らせていたら朝が来ていました。なんかすごいものを見た気がします……あの映像、家宝にします……。
筆舌に尽くしがたい素晴らしいキスでした……(遺言)。

2．ドラマでどこまで進んだ？ ストーリー復習！

 

大変失礼いたしました。取り乱してしまいました。さて、ここからはドラマ『美しい彼』シーズン2でどのようなストーリー展開があったのかをおさらいしていきましょう！

シーズン2は短編集の要素も強く、特に2話、3話は原作シリーズの小話や『interlude 美しい彼番外編集』から映像化されているシーンもありましたね。それではドラマ4話分のメインのストーリー部分をおさらいしてみましょう。

清居と平良は大学4年生。一緒に平良の家で同棲をしながら、平良はモンブラン工場のアルバイト、清居は売り出し中の俳優として活躍しています。清居は先輩の安奈と親交を深め、お互いに恋人がいることをカミングアウト。一方の平良は清居の追っかけをしているうちに、安奈のファンである設楽と知り合います。
そして、第4話にて有名カメラマン・野口が登場します。平良は彼が審査員を務めるフォトコンテストに応募。一次審査に落選し落ち込みますが、ひょんなことから野口のアシスタントとしてプロの世界に飛び込むことになります。

原作で言うとメインストーリーは『憎らしい彼 美しい彼 2』をもとに進められていますが、ドラマで進んだのは本当にごく一部。時系列等多少の変更はありますが、概ね映画への期待が持てる内容だったと思います！

3．「撮りたいものは"あります"」原作との大幅変更

 

ドラマ『美しい彼』は1期から、多少の省略、改変はあれど目立った変更はなかったと記憶していますが、最終回では原作勢がびっくりする変更がありました。特に野口との会話の中で「撮りたいものはあります」といった平良のセリフです。原作では「撮りたいものは、ありません」と2回も強調して発言しています。

「あります」と「ありません」、かなり大きな違いですよね。

ドラマでは、清居を撮りたい、というストレートな想いを伝えていましたが、原作では「清居は個人的な想いで撮ってるし撮りたいけど、プロとして清居と対等に渡り合うなんて思っていないので（プロとして）撮りたいものはない」という激キモ思想(褒めてる)を炸裂させていました。

原作だとこの発言で展開されるシーンもありましたし、なにより筆者にとってかなり印象の強いセリフ。この変更であのシーンがどう変わっていくのか……映画ならではの展開が気になりすぎます!!

4．映画での展開は！？ 注目ポイントおさらい！

 

最後に映画の予告を見ながら今後の展開を予想していきましょう♪  まず描かれるであろう楽しみシーンがこちら！

・ひらきよのお引越し
・安奈と桐谷のあれこれ
・血まみれ平良との大感動ハグ

みんな大好きシーツのシーンは、映画でありそうですね。そして、予告でちらちらと映る血が付いたシャツを着た平良はあのシーンってことでいいんでしょうか!?!? 答え合わせは2023年4月7日(金)公開の『劇場版　美しい彼〜eternal～』で確認しましょう！ 今から映画が待ち遠しすぎます♥

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いかがでしたでしょうか？ 2期も萌えポイントがたっぷりあり、さらに映画の公開が待ち遠しくなるようなドラマでしたね♪

また、現在最終回がTverにて見逃し配信中！ もう一度見たい！ という方はチェックしてみてくださいね。

皆さんの『美しい彼』愛もぜひコメントで教えてください♪

作品概要

 

ドラマ『美しい彼』

 

 

MBS/TBSドラマイズム枠にて2月7日(火)より放送スタート

最終話はTVerにて見逃し配信中！
公式HPはコチラ

 

『劇場版　美しい彼〜eternal〜』

＜あらすじ＞
二人は、卒業の季節に向かって走り出す―――
無口で友達もいないクラス最底辺の“ぼっち”平良が一目で恋に堕ちたのは、圧倒的に美しく、そして冷酷、クラスの頂点に君臨する人気者“キング”清居だった。紆余曲折の末、恋人同士になった平良と清居。お互いの想いは伝わったものの、「清居は神様」と尊い存在としか考えられない平良と、平良と対等な「普通」の恋人になりたい清居は、お互いを想い合いながらも、少しずつすれ違ってゆく――。


出演:萩原利久、八木勇征 ほか
原作:凪良ゆう「美しい彼」シリーズ(徳間書店 キャラ文庫刊)
監督:酒井麻衣 脚本:坪田文
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント 制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2023 劇場版「美しい彼〜eternal〜」 製作委員会


原作

『美しい彼』作：凪良ゆう　イラスト：葛西リカコ

 

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!?　絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!