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仁義なきクソデカ感情の対決が、今始まる――

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ドドド一途な感情を抱いてるBLキャラを
全力で愛でたいよ
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他の人には興味なし！ 一人にクソデカい愛と執着を注ぎ続ける一途なBLキャラ、恐らく全人類がお好きなことと思います。

そんな切なくも愛おしい片思いキャラですが、皆さんのカプ概念では、片思いするのは攻め派ですか？ それとも受け派？

年下ワンコが健気に高嶺の美人受けを慕ってアプローチするのもよし、孤独を抱えた攻めを受けが一途に想い続けるもよし。どっちも良すぎて結局決められねえんだよな……(大の字)。

というわけで今回は、攻め片思いvs受け片思い、究極の二択バトルを開催いたしますッッ!!! それぞれのおすすめBLも紹介しますので、それぞれの良さを味わいながらぜひお楽しみください。それではいざ、ファイッ！

 

◆目次◆
攻め片思いの良いところ
　攻め片思いの推し作品はこちら！
　・オオカミは探偵を食べたい(1)
　・レモンソーダフレーバーキス
　・お試しとはいえ、好きすぎる
受け片思いの良いところ
　受け片思いの推し作品はこちら！
　・愛なら素直であればいい
　・スウィートフェイス・フリーフォール
　・嫉妬は愛を曇らせる

 

攻め片思いのここがいい！

・暴走するクソデカ感情
自身の想いが抑えきれなくなり、相手に突然キスしちゃったり、襲っちゃったりするのもたまにキズ。そんな強引な想いにほだされて受けも意識するまでが攻め片思いの様式美です。

・健気さに隠された雄みのギャップ
特に年上の受けを想い続けている年下攻めには、このポテンシャルがあると思うんですがどうでしょう。
受けを見てブンブン尻尾を振っているかと思ったら、突然男らしい仕草で受けをあれよあれよと蕩けさせちゃう……。特に興奮した表情で「フーッフーッ」と欲情しちゃう片思い攻めが私は好きです(何の話)。

好きすぎて食べちゃいたい(物理)

『オオカミは探偵を食べたい(1)』作：大村陽

 

年上受けに相手にされなかったり流されたりして子ども扱いされるけど、立場逆転して年下攻めが受けを捕食しちゃうシチュエーションって最高にドキドキしますよね！

「人狼症候群」という奇病により、食人衝動に駆られるようになった夜。好きすぎるあまり、ストーカーに盗撮なんでもござれな執着がむしろ萌えます。攻めの執着、恐るべし……。

普段は明るい性格の夜ですが、必死に欲望を抑える姿や逆に黎人にがっつく姿に雄みを感じずにはいられません。

初恋はレモンの味

『レモンソーダフレーバーキス』作：海灯火

毎朝キスをする習慣がある幼馴染って何？？？というスペキャ的状況は置いといて。
受け以外には微塵も興味が無い攻めの真っ直ぐな一途さにドキッとします。でも肝心の受けは鈍感で思いに気づかず……。あ～～～～もどかしい！！！！！

さらに、告白のあとから今まで気にならなかった攻めの行動にモヤッとする瞬間が増え始める受け。それって嫉妬じゃ～ん♥ とオタク特有の笑みを浮かべてしまいそうです……(汗)。

そんな、高校生同士の嫉妬や甘酸っぱいときめきが詰まった「初恋はレモンの味」にふさわしい作品です！

お試しから始まる恋人関係

『お試しとはいえ、好きすぎる』作：悠ちとせ

 

ジムのトレーナーである慎太郎がドラッグストア店員・大神の美しい笑顔に一目惚れしたことで告白し、お試しで付き合うことになったお話です。
大神を見つけた瞬間に輝く瞳が大型犬みたいで超可愛い……♥

大神と話すために毎日ドラックストアに通い詰めたり、大神の好きなものを知ろうとしたり……大神を一途に思う慎太郎の姿に胸キュン必至です♥
また、覚悟を決めて受けに告白する攻めの堂々たるや、こちらまでドキドキしてしまいます！

余談ですが、慎太郎が一目惚れするのも納得な大神の笑顔が眩しすぎるので是非とも見て欲しい作品です！

受け片想いのここがいい！

 
・とにもかくにも健気
どんなに相手が自分に関心を持っていなくても、好きな気持ちは常に変わらない！ そんな、好きな人に対しての忍耐力がカンストしているのが受けの片思いの良さなのではないでしょうか。もはや好きと言わずとも感情がダダ漏れになるくらい、真っ直ぐに相手を思う受けの様子は、この子健気すぎん……？(涙)と読者の心を自然と惹きつけます。幸せになってくれ。

・守りたくなるネガティブ思考
「俺にはあの人を幸せにできない……」そう思って身を引いちゃうネガティブな受け、世界一守りたくないですか！！？！！！？(クソデカボイス)
異性とのデートシーンを見てしまったり(だいたい姉か妹)、関係が壊れるのを恐れて気持ちを秘めてしまったり……どんどん被害妄想が広がる受けに庇護欲をそそられまくります。そんな不安がる受けを、攻めは丸ごと抱きしめてやって。お母さんからのお願いだよ。

同期が描いていたのはモデル＝自分のBL小説で!?

『愛なら素直であればいい』作：あずみつな

ひょんなことから同僚が書いているBL小説を読んでしまったイケメンサラリーマン・千秋。小説のモデルが自分であると勘違いしたことで、自分のことが好きなんだと確信しアプローチするように。

初めは豊田をリードしてやろうという気満々の千秋でしたが、徐々に恋心を自覚していくのがかわいくてかわいくて！！
完璧な受けとして豊田をお世話していく様子も、愛が溢れていて好き過ぎます……。

そんな健気で完璧な受けを演じる千秋の傍ら、実は豊田はただのセフレ関係だと認識していて……。判明した時の千秋の落ち込み具合にこちらも同情したくなります(泣)。でも大丈夫、最後はイチャ甘カップルになるのでご安心ください♥

貴方の顔が好きすぎて

『スウィートフェイス・フリーフォール』作：蛸八太二

 


瀬野の顔が好きすぎて表情が動く度語彙力をなくしてしまう所や、教室に残る彼を見かけただけで興奮してしまう所がまさしく限界オタクそっくり！(笑)
そんな受け視点で限界オタク感満載で語られていくこの作品ですが、友達に悩みを相談したり、もしかしたら一緒にゲームするかもしれない……と鞄にゲームを常備している様子にも胸キュン間違いなしです！

また、途中のネガティブ的な部分に片思いの不安、切なさが詰まっていて成就を願いたくなります。まあ、報われるどころか、攻めからの愛もめちゃくちゃ重いんですけどね。

そんな杞憂を悶々と悩んでしまうところや、限界オタク並みに攻めを好いている様子こそ受け片思いの魅力ですよね♥

才能と葛藤するピアニスト×純真無垢な後輩

『嫉妬は愛を曇らせる』作：汀えいじ

報われないと勘違いして勝手に傷ついて泣いて逃げてしまう、健気さ、弱々しさが全面に現れている作品です。

ネガティブが強すぎて、桐野にいいように扱われてしまう高瀬が切ない……。散々手酷く扱ってきた桐野も、高瀬を傷つけてしまったことにショックを受けるなど、繊細だからこそ2人はすれ違っていき……。

そんな中、桐野に自分の思いを伝える高瀬。どんなに嫌われようとも、真っ直ぐに好きだと伝え続ける姿が健気過ぎます！
そんな高瀬に惹かれ、徐々に心を開いていく桐野の様子にも注目です。

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結論：決められんねえ

攻め片思い、受け片思いどちらも最高だということが証明されてしまいました。対あり。
やはり、どんな行動であれ相手に見合うために努力する姿、つまり片思いは最強に可愛い行為なんじゃないかと筆者は思います。

皆さんがグッとくる片思いの行動は何ですか？ ぜひコメント欄で教えてくださいね♥