BLニュース

いくら悩んでもどうにもならない！このもどかしさ！

こんな辛い思いをするなら、BLオタクなんてやめてしまいたい……。

皆さんもそう思ったことがあるのでは。
BL好きじゃなければこんな気持ちにならずに済むんだろうな……。

でも、無意識にBL色眼鏡を通して世界を見てしまうのが我々の性ってもんです。
「辛い」だけでやめられるなら苦労してないし、むしろBLからは辛さを上回る多くの”幸福”と”感動”をいただいている。これが真理なんですよね。

ですが！ 今回はそんな皆さんの苦悩を少しでも癒すため、「BLオタクだからこそ感じる葛藤」を大放出！
同志で共有して慰め合いましょうね…………。

攻め受けや設定を確認してから買いたいけど、ネタバレを食らいたくない

(たぶん)よくあるコレ。BL読み始めて結構経つけど、いまだにこの天秤に苦しんでる。
とくに地雷が多いと大変。作品を買う前に最低限の情報を確認しておかないと、どこで地雷にぶち当たるかわかりません。でもネタバレも無理。生きづらすぎるわ。

※画像はPC版のもの

ちるちるの作品ページでは攻め受けや設定などのタグが作品詳細の下に表示されるので、レビューの方までスクロールしなければ、ネタバレを回避しつつ情報収集できる……はず！(ダイレクトマーケティング)

友人と推しカプが違う

同じ作品が好きで、同じキャラが好きでも、同じカップリングが好きとは限らない。
BL以外だと推しが同じならわいわいできるのに、BLには「カップリング」という重要な要素が絡んできますからね……軽率に話題に出すわけにもいきません。

もっと厄介なのが、同じ推しカプでも解釈不一致のケースがあること。
私「Ａ(受け)は処女」
友人「Ａはバリネコ」
……ええ、戦争です。

「好き」を取るか「友情」を取るか。なにこれ、難しい思考実験？？？？

全人類に読んでほしい良作BL、安易に布教できない問題

うっわ！ この作品めっちゃ良い!! みんなにも読んでもらお……まってこれドエッッッッじゃん……ってなったこと、みんなあるよね！

めちゃくちゃ素晴らしい作品なのに、メリバなどやや苦手な人が多い設定だったり、自分の「癖(ヘキ)」てんこ盛りの作品だったり……おすすめすればするほど性癖が晒されるというジレンマよ。

この際プライドはかなぐり捨てて、良作を全力で布教しまくる教祖になろうと思います(？)。

「早くくっつけ(くっつかないで)」「さっさと抱いてやれ(焦らしてあげて)」

早くくっついてほしいのに、くっついてほしくない……(両片想いだいすこ)。今すぐめちゃくちゃに抱いてやってほしいのに、焦らされてる姿も見たい……。
なぜかBLを読んでいるときって、頭の中に2人の自分がいるんですよね。

酷いときなんて、受けが苦しんでいる姿に心を痛めながら興奮してるんだもん。
「受けちゃん可哀想…(もっとやれ)(シコシコ)」……人格が分裂してもう1人の僕が出てきそう。

大好きな作品なのに、公式の推しカプが私の地雷

公式で絡みが多い2人のCPが地雷。こんなに辛いことはないよ。
特にマイナーカプを好きになってしまう病あるあるではないでしょうか。
でも大前提が”作品のファン”だから、見るのをやめるとか推すのをやめるとかはできないんですよね。はぁ～、つら。

だけど、だからといって「これが好きなんだろ」と公式から自カプを差し出されると「そうじゃないんだよなぁ……」と葛藤してしまうという……面倒なオタクであることを懺悔します。

「唯一無二の関係性だから2人の間にエロはない」と言いつつpixivでR18を漁る

「この2人は恋愛の枠を超えた強い結びつきがあるから体の関係なんて要らん！ (「CP名 R18」検索ポチポチ)」

これぞBLオタクの自己矛盾。これ頭の中でどういう状況が起きてるんですかね……。

いや、ちゃんと心の底から「恋人とかそういう言葉では語れない唯一無二の関係性だ」って思ってるんですよ！ でもやっぱりエッチはしてほしい。クソデカ感情ライバルものとか見ると、「抜き合いで競ってるうちになし崩し的にエッチしてほしい……恋愛感情とか意識せず、無意識に愛が暴走してそうなってほしい……」とか色々妄想がはかどってしまい、自身の巧みな想像力に諦めを通り越して感心します(？)。

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「「「わかる～～～(涙)」」」
辛いよね……悩んだところで絶対に解決できないのも辛い。
こういう葛藤こそBL好きの使命ですよね。でも楽しいからいいや。

それでもジレンマの壁にぶち当たったときは、この合言葉。
””どっちもいただきます！””
どちらを選ぶか迷ったら、とりあえず両方です。恋愛を超えた唯一無二の関係性でもえっちさせてあげてください♥

それがこの苦境をサバイブするための力になるのです――――

担当記者：ワイワイナちゃん BLを求むこと、パンダの笹を喰らうが如し。 本能に抗えない男の子たちの恋愛模様が大好きです。