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上下巻BLは名作が多い、は本当か?2024
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2022/12/26 21:00
2023/05/14 18:00
大体これに当てはめて決めてる pic.twitter.com/t87V2shSMT
— 松本 (@Franchise_Matsu) December 6, 2022
「肩に組む方が受け・腰に回す方が攻め」
「肩に組む方が受け・腰に回す方が攻め」
「肩に組む方が受け・腰に回す方が攻め」(大事なことすぎて3回言う)
な、なんてわかりすぎる攻め概念・受け概念……。
もしかして、こういう自分独自の攻め概念・受け概念って、BLオタクの数だけあるのではないか……⁉
このツイートを見てそう思い至った筆者は、急遽ちるちる記者のみなさんに「あなた独自の攻め概念・受け概念を教えてください」というアンケートを取ることに!
独自の攻め概念・受け概念にはその人の「癖」が凝縮されていて、たいへん興味深い結果がいくつもでてまいりました!
出てきた概念への異論・反論は受け付けます(中傷はやめてくださ~い(涙))!ちるちる読者のみなさん独特の攻め概念・受け概念等ありましたら、コメント欄で教えてくださいね♪
◆目次◆
1.植物を枯らさない男は……
2.いなくなってしまうのは……
3.免許を持っているのは……
4.忘れられてしまうのは……
5.ライバルが現れたら……
6.好きなものを最初に食べるのは……
7.子どもに好かれるのは……
8.喧嘩をして謝れるのは……
9.その他回答まとめ
「植物を枯らさない男は攻め」。あまりにも良い概念すぎて背中に彫りたい。
植物を大切に育てられる男は、すなわち愛情を惜しみなく受けに注ぐことができるということ!! そういうことですよね。幸せ過ぎて泣き出す受けだって、植物を大事にできる攻めにかかれば見れちゃうこと間違いナシですよ!
反対に「植物を枯らす男は受け」。これもめっちゃわかる概念。自分や周囲に対して不器用な男って受けだよぬぁ~~。植物に水をあげる攻めに影響されて、「俺ってこんなんだったっけ?」と思いながら植物を慈しむようになる受けとか見たいよね。ちょっとずつ自分や周囲を大切にしていくことを攻めに愛されることで覚えていってほしい。もう何を言っているんだろう。
枯らすにもパターンがありますよね。「水をあげるのを忘れて」枯らしちゃう受けは、周囲や自分に無頓着なタイプだし、「水をあげすぎて」枯らしちゃうタイプは愛情を注ぎすぎてなかなか受け止めてもらえないタイプ。
どちらの不器用さも、愛したい。どちらの不器用さも、愛されてくれ(攻めに)。
「いなくなってしまうのは受け」。 受けっていうのは基本儚い生き物だからなぁ。とてもわかる概念です。
「俺のことは忘れて、幸せになって」って弱く微笑んで消えようとする受けに、「俺の幸せはお前といることだよ!!」って攻めは走って追いかけてその腕を引っ張ってほしいですよね。
受けを繋ぎとめる存在が攻めであって欲しい……。
でも私はですね、逆パターンも好きなんですよね!! 儚い攻め×生命力強い受けの組み合わせ大好き委員会の委員長なので。
「俺を置いていくなんて許さねぇ!」って言って追いかけて欲しい。
これはかなり好みが分かれるところなのかもしれませんね! 人には人の、攻め受け概念!
「大型二輪車(車でも可)の免許を持っているのが攻め」「なんの免許も取る気がないのが受け」。
受けには当然のように後ろに座って行先にだけ口出ししまくっていて欲しい。
というアンケート回答を見て「うわーっ!なんて良い概念なんだーッ!」と頭を抱えてしまった筆者。
これはあまりにも良い概念。行き先に口出ししてくるものの、あくまで主導権は攻めに握らせているわけですからね。受けすぎる。
攻めも攻めで、そんな受けに文句を言いつつも心の奥では受けに免許取ってほしくないと思ってるんですよね。免許取られると勝手にどっか行かれる可能性が増えちゃうから……(執着)。
車の場合、助手席で爆睡する受けの顔を見て、「気を許してくれてるんだな」って運転席から小さく微笑む攻めも見たい。見たすぎる。
まぁ、運転できない攻めも、それはそれでカワイイと思います(攻めカワイイ教)。
わーッ!! これは絶対好み分かれるヤツ!!
「今までのことは俺が覚えてればいいか」って寂し気に笑う受け、見たすぎる~~~~~。
でも攻めは記憶をなくしても、また同じように受けを愛しちゃうんだよなぁ~~。
記憶がないはずなのに、告白の言葉が一言一句同じだったりしたら号泣モノですよね。
私はこのパターンも逆パターンも好きなのですが、私の中では記憶をなくした片割れに「あなた誰ですか?」って聞かれたら「恋人だったよ」って返すのが攻めで、「友達だったよ」って返すのが受けです。
みなさんはどうですかね??
いや~~~これは、めちゃ、わかり概念。
まぁ、だいたいBLで出てくる女の影って親族なんですけど! (ハッピーBLワールド)
不穏な影を察知次第「今の人誰?」って素直に執着するし、受けを取られそうになったら受けとその当て馬を全力で追いかけて渡さないのが攻めですよね~。
その点受けは、攻めが女の子と笑い合ってるところとか見ただけで不安になって身を引こうかなとか考えていて欲しい。抱かれる側が不安に思うのは当然ですよね。
特にノンケと付き合っている受けって「やっぱり女の子の方がいいのかな」という不安が、愛されていることがわかっていても、しばらくは付きまとってくるものではないのかなと思います。
そんな自信のない受けが自信満々に愛されていることを自覚するようになるまでの流れが私は好きです。
これ、すごくわかる概念なんですけど、どう言葉にしたらいいかわからない……。
「好き」って気持ちを真っ先に態度に表せる人が攻めで、いろいろあーだこーだ理由をつけて回り道するけど、なんだかんだ結局「好き」を隠すことができない人が受けなのかなぁ……。
大事に「好き」を守り続けていたのに他の人に食べられちゃうこともある、っていうある種の不憫さや苦労人が滲み出ている感じも受けっぽい……のかも??
上手く言葉にできない……。これこそまさしく「攻め概念・受け概念」のような気がしております!!!
子どもが好きな攻めが、子どもとキャッキャッと戯れているところを見て、悶々と悩んでしまう受けちゃん、愛おしいですよね。
男と付き合うようになってから、ますます子どもに苦手意識が出てきちゃった受けちゃんだったりしたらもっとカワイイ。
攻「俺、子ども欲しいな~(当然その未来には受けもいる)」
受「そうか……。(俺はこいつの欲しいものをあげられない……)」
攻「〇〇は何人欲しい? 養子とかさ、いろいろあるだろ?」
受「(涙)」
↑
こういう光の会話なんぼあってもいい。
わかる~~~~~。
「ごめん、言い過ぎた」ってさらっとすぐ謝れるのが攻めで、「なんであんなこと言っちゃったんだろう……」ってずっとぐるぐる考えて、挙句の果てには距離を置いちゃうのが受け。
それにしても、なかなか自分の非を認められないプライドの高い受けってカワイイ。攻めはそんなところまで愛しいと思ってるから大丈夫だよ~~!!!
これも逆パターンが好きな人が一定数いそうですね。
私もめんどくさい攻め大好きなので、なかなか謝れなくて拗らせちゃう攻め、好きです。
担当記者:瀬川にな |
コメント5
匿名5番さん(1/1)
ジャ☆プでは「主人公は受け」って言われていたけどなぁ、と思った。割と同意できるのが多くて笑える。
でもちゃらんぽらんな下半身の攻めが好きです。
匿名4番さん(1/1)
肩組み試論、勉強になります!
身長差や攻め受けの関係性にもよりますが、肩でも腰でも攻めのほうが圧倒的にイメージできます。
オレのものっていうある種の独占欲がある場合は肩で、オレの受けちゃんどうよ、って自慢して回りたい場合は腰なイメージの妄想ができます。
以下の1では正に沙野風結子様作赤蜥蜴の閨に似たようなシーンがありました。
また7は作者様がおっしゃるとおりノンケの攻めがありそうでヨネダコウ様作のどうしても触れたくないが浮かびました。
わかるわ~って思うものが多かったです。作品と結びつけるとさらに概念は無限大に!
匿名3番さん(1/1)
ふむふむ。わかる〜!上手い!ほぅ。新し〜い!
と楽しみながら読みました。みなさま表現力が素晴らしい!ありがとうございます。
ところで、作者さんがお好きな「儚い攻め×生命力強い受けの組み合わせ」に興味が湧いたのですが、思いつかず、ちるちるの検索でも攻めで儚い系のワードが選択肢になく。具体的な作品名教えて欲しいです!
匿名2番さん(1/1)
アゴグイッとやったり攻めと見せかけてからの実は受けみたいな、下克上カプが好きです。
匿名1番さん(1/1)
2と5でわかる〜〜〜ボタン連打しちゃったし肩組み理論はもろ推しカプでした。推しカプ肩組みがち。
個人的には
・精神的に強くて太々しいのは攻め、物理的に強くていざという時に心が脆いのは受け
・好意を口で伝えるのは攻め、行動で示すのは受け
・世界を救って二人共生き残ろうとするのが攻め、自分を犠牲にして世界と攻めを守ろうとするのが受け
などの概念があります。