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【迫りくる巨塔】チン…がデカい攻めにありがちなこと
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2022/12/08 22:00
さて、早いものでもうすぐ今年が終わりますね。以前【2022年上半期】闇の腐女子が選ぶ激重BLランキングをご紹介しましたが、改めて筆者は思いました。
_人人人人人人人人人人人人人_
共依存、監禁、ゾンビ……胸をえぐる闇作品の数々に、1年通して大歓喜していた筆者。選ぶのに大変苦戦しましたが……今回は筆者の独断と偏見による、2022年下半期闇BL BEST6を発表いたします! 今回は、なんとガチバッドエンドありです。闇BLが苦手な方は十分ご注意して閲覧くださいね!!
第6位『ぴゅあ』 |
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作:森世 |
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STORY
7歳の頃、リストラされ自暴自棄になったサラリーマン・悠海(ゆうかい)に監禁された「ポチ」。 人間の尊厳を奪われ、犬扱いされ生きてきた。再就職が上手くいかない悠海は、ポチに八つ当たりし暴力沙汰は日常茶飯事。しかし、悠海の逮捕によりその生活は幕を閉じる。悠海の出所後、ポチは彼を迎えに行き檻に閉じ込めてしまう。被害者と加害者の立場が入れ替わる、センセーショナルな恋物語。
レビュー
酷い暴力表現は無く、ポチの方が精神的に大人で「縛られているのは、どっち?」と感じる関係性でした。
監禁してるのは間違いなく悠海ですが、ポチが居なかったら何も出来ない危うさがあって、二人の関係性は実はポチの方が主導権を握ってるんですよね。
そして、成長したポチは、刑務所から出所した悠海に執着し、監禁までしてしまい…
――えいちゃんさん
第5位『クズ野郎とセフレ君』上下 |
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作:伝子まねゑ |
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STORY
体を売って金と単位を稼ぐ大学生、大金 春(おおかね はじめ)。
好きになった男は、6人同時に浮気がバレたと楽しそうに報告してくる下衆の極み、神崎宝(かんざき たか)。誰彼構わず付き合うくせに、自分とはセフレ以上の関係になってくれない。もどかしい日々を送る春だったが、それでも「好き」だから諦められず傍にいる。真性のクズ達による、愛の物語。
レビュー
そうね 傍目からみれば お金を伴う性行為に幸せはないし
それで稼いだ金で誰かの気を引くのも愛ではない
でもそこに依存や執着が発生したらそれはもう愛なんじゃない?
それこそ 二人以外が踏み込めない籠った世界ではあっても
――誰さん
第4位『二律愛反』 |
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作:rosca |
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STORY
父の再婚で突然現れた義弟・由貴は、締め付けの厳しい家庭で育った翔とは正反対の「愛されて当然」という生き方をしてきた。由貴への嫌悪感は膨れ上がり、家族から逃げるように上京し、翔は一人暮らしを始めた。順風満帆な生活の中、翔の前に再び由貴が現れる。「嫌い」を教えてほしいとすり寄ってくる異常な姿に違和感を覚えた翔。由貴は、自身を嫌う唯一の存在である翔に興奮し、自分だけが翔を愛してあげられると言う。憎かったはずの由貴に与えられる愛は翔の心に安心をもたらし──?
レビュー
見た目も中身も真逆。
愛嬌抜群で誰からも愛されて成長した様なキラキラな義弟はだから『嫌い』の感情の認識が歪んでいるのか…。
『愛』とは何かすら歪んだ認識を植え付けられ最大の愛は痛みで育った義兄はそんなキラキラ愛され体質の義弟を『嫌い』で仕方ない。
互いに求めるモノを持ってしまった義兄弟。
歪んだ感情の中に、歪んだ愛情が纏わり付きやがて狂愛を孕んだ性愛へ。
互いの歪んだモノが昇華された時のその先はーーー。
――蓮ちゃんさん
第3位『シンデレラリバティ』上下 |
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原作:本郷地下 |
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STORY
実の兄である遼一を慕いながらも恐れる洋二は大学生の頃、クラブで遼一の高校の同級生の敦也に出会う。敦也に突然押し倒された上、洋二の兄への想いや2人だけの秘密の関係を知られていて!?
レビュー
鳥肌が立つくらいよかったです…。
一度読み終えた後にもう一度上巻に戻って読み直し、
読めば読むほど、色々なや感情が溢れ出してきました。
上巻を読み終えたときにはシリアスだけどミステリアスで面白いなぁ~くらいの感想でしたが、この下巻を読み終えてそれが感動に変わっていました。
単なるミステリーなどではなく、それぞれの“愛の形”と“救済”の物語でした。
――kaya。さん
第2位『60億分のふたり』 |
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作:でん蔵 |
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STORY
イジメを苦に自殺を図った結果、死ねない体と超能力を手にした香藤。そんな折、学年カーストトップでイジメの元凶である織田と再会し、力で織田を殺してしまう。憔悴する香藤だったが、織田は生き返り、香藤同様"他人の心の声が聞こえる"という特別な力に目覚める。様子が気になった香藤が覗きに行くと、そこには昔の傲慢な様子とは打って変わった弱弱しく怯える織田の姿が。
そして対面したふたりは気づく――お互いの心の声が聞こえないことに。
「ふたりでいる時だけは全て忘れて"普通"になれる。」
地獄のような世界で、お互いだけが唯一の理解者となってしまったふたりは、まるで精神安定剤を求めるように互いに依存を深めていく…。
レビュー
でん蔵先生といえばエロ強めな作品が多いイメージだったのですが「新境地への挑戦作」という言葉が帯にあった通り、今までにはない世界観。
怖くて重いけれどその独特な雰囲気に引き込まれて夢中で読んでしまいました。本当にすごかった。
――おぶもいもいさん
第1位『スリーピングデッド 下』 |
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作:朝田ねむい |
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STORY
真面目で爽やかと同僚や生徒から人気の高校教諭・佐田は、ある日、事件に巻き込まれ命を落とすが、科学者・間宮の手によってゾンビとして生き返る。間宮は科学者として実験成功の名誉を懸け、佐田はたった一人自分の生存を知る相手として共依存のような同居生活をスタートするが……。
レビュー
傑作なんて言葉では言い表せないすごい漫画。突拍子もないゾンビ漫画だと最初正直思っていたんだけど上巻の終わりで、ちょっと待て…となり、下巻読み終わった後、え======!ってなってしばらくぼーっとしていました。終わり方の見事さも筆舌に尽くし難いですが、愛と孤独について二人が話すそのやりとりに涙も出ないほど感動したというか、これが私がずっと言語化できなかったことなのさ!ってなりました。ガチの人間二人の間に愛があり得るとしたらこの二人のこの関係だよなあ、って思います。リアルラブです。――ネベさん
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コメント1
匿名1番さん(1/1)
わたし闇の第1位から読んじゃってあとは未読なんですが……(読む順番間違えてしまった感)……果たして2位以下の闇に満足できるのか心配です。闇の方向性違いとかだったらいいなとおもうのですが。