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苦しそうな表情、＋100000000000000000点

親の顔より見た(気がする)某支部のタグ「体調不良」。

この前推しカプをブラウザで検索しようとしたところ、「○○(カプ名) 体調不良」とサジェストされ、「そうだよな！！？ 私だけじゃないよな！！！！！？」と大興奮してしまいました。そう、「体調不良」とは受けをときに儚く、ときにエロくする魔法の4文字なのである。

受けが苦しそうにしてる姿が可愛くてたまらないのは、攻めもきっと同じ(ニチャ)。

そんな業深性癖に狂う皆様に向け、今回は「種類別・体調不良受け作品」をまとめました！

病弱な受けに興奮する方、嘔吐フェチの方、はたまた吐血受けに血が騒ぐ"狂人(くるんちゅ)" ……完全網羅の体調不良沼にお誘いします。

◆目次◆
1．【発熱】顔が赤いのは惚れてるのか何なのか。
2．【嘔吐】大丈夫？ 手で受け止めよか???^^;
3．【喘息・呼吸器系】呼吸困難って、ええなあ……。(クソデカ詠嘆)
4．【吐血】ここまで来たら狂人(くるんちゅ)の仲間入り！
5．【命にかかわる病】あの世がちらつかないと興奮しない方に♥
6．【おまけ】森の奥で霞食べてそうな儚い系病弱美人

発熱

高熱で顔が真っ赤になった受け、エロいですよね。
発熱してるから攻めの手がいつもより冷たく感じて、「ひんやりしてきもちいい♥」とほっぺに押し当てる受け、3兆回は見た。でもまだ足りない。

攻めがおかゆをあーんしたり、風邪がうつるリスクをかえりみず添い寝してくれたり……優しさ120％増しの攻めも忘れちゃいけません。
ちなみに筆者は熱に浮かされる受けを無理やり抱き潰す、前時代的コンプラガン無視攻めも大大大好きです♥

バリタチリーマン(不遜)(傲慢)の林檎ほっぺ、好

『クリーピーハニートラップ』作： 加森キキ

STORY
罠にかかったのは、どっち…? 「こんなんでほんとに男抱けてたの」? 百戦錬磨のプレイボーイ×唯我独尊バリタチリーマンのトラップラブ 「こんな身体にしやがって…お前のせいで人生めちゃくちゃだ」 勝ち組ルートを歩み、周囲の人間を見下していた夏目。 年下の恋人も自分に従順で全てが順調と思っていた。 ある夜、夏目は恋人との待ち合わせ中、大森という男に声を掛けられる。 はじめは警戒するが、懐に入るのが妙に上手い男に気を緩める夏目。 すると途端に豹変した大森に強引に押し倒されてしまった。

 
意外と繊細で、抱かれた翌朝に熱を出してしまうバリタチリーマン。←そのまま例文登録したい。

高圧的で周囲を見下す男、夏目。束縛していた元彼の差金で、大森という男に自分がメスだと理解(わから)せられてしまいます。数日後再びさらに激しく抱かれますが、翌朝発熱。苦しそうに上がる息、キリッとした視線はそのままで赤らむ頬。やっぱ最高だな発熱。食えない年下男子の大森が、優しく目尻の涙に触れるのも大変風流です。

夏目は、熱で意識が朦朧とし本音を漏らしてしまいます。それを聞き、愛しさでたまらなくなっちゃう大森。弱々になってしまった夏目を抱き寄せて……♥ この発熱でグッと距離が近づく2人の関係に注目です！

嘔吐

例えば攻めのブツがデカすぎて許容量を越え、「うっぷ……」となる受け。我々の好みを的確に理解していますね。

顔中からいろんな体液を流しながら、グチャグチャのドロドロ状態で嘔吐……。必死に仕打ちに耐えようとする受けチャンですが、その顔がまた興奮をそそるって知らないのかしら……。

キラキラアイドルなのにゲロゲロでドロドロ♥

『その目を逸らしてくれるなよ』作：エルべチカ

STORY
アイドルグループ「PRIMULA」の純は、事務所社長の息子で表向きは作曲担当。けれどその肩書は、モデル上がりで王子様のような一心、劇団出身の悠馬という他のメンバーに比べて才能のない息子のために父が用意したニセモノだ。だがデビュー直後、純は自分の代わりに曲を作っているのが、父に脅された一心だと知ってしまう。「お前のことが、憎たらしくてたまらなかったよ」冷たく豹変した一心に怒りをぶつけるように抱かれ、その日から純の全ては一心の支配下に置かれた。一心に憎まれていたことが悲しくて言いなりになるだけの純は、トレーニング内容・衣装・食事さえも管理する一心の異常な執着に気づかずにいた――。天才型アイドル×崖っぷちアイドルの、泥沼の恋!

 
嘔吐フェチ～～～！！！ 3ページに渡る怒涛の嘔吐シーンを浴びたくないか～！？！？
才能ゼロ、親の力添えでアイドル活動ができている純。表向きは作曲担当の肩書きをもらっていますが、本当の作曲担当はメンバーの一心だったことを知ってしまいます。

一心は憎しみから、純を徹底的に自分の管理下に置こうと画策。食事制限を言い渡しますが、純は守ることができません。そして始まる、無理やり嘔吐地獄……！ 口に指を突っ込まれた純は、体内のありとあらゆる液体固体を出し切るまで解放されない責め苦を味わうのです。思わず目を背けたくなるようなシーンの数々に、1ミリも目が離せません♥

どんなに酷い扱いを受けても、一心に従い続ける純の行く末は……？

喘息、呼吸器系

発作からの吸入器紛失、からの颯爽と攻め登場。
親の顔よりみた、攻めの安心感と受けの体調不良を一気に味わえる最強シチュエーションです。テストに出るので覚えておきましょう。

体調不良ネタが見たいときって、とにかく「弱ってる受けを溺愛する攻め」が見たくてたまらないんですよね。甲斐甲斐しく薬の吸入を手伝ったり、背中をさすってくれたりする攻めを見て昇天……。

『虹始見』作： 波野ココロ

STORY
頼むから……放っておいてくれ――……! 幼い頃から病弱で喘息を患っている学生・広瀬実琴(ひろせみこと)は、幼い頃のトラウマから極端に人付き合いを避けるようになってしまった。 ある日、発作で動けなくなった実琴を救ったのは学校の同級生で皆の人気者・八野紘太(やのこうた)。その日から紘太はやたらと実琴を気にかけるようになる。スポーツマンで人を寄せ付ける爽やかな笑顔と性格の紘太と、人付き合いがなく病弱で笑顔の少ない実琴。正反対のふたりの距離が徐々に縮まって――。

 
子どもの頃から喘息を患い続け、そのせいで友達が一人もいない実琴。授業の終わりかけに、また発作に襲われます。
学校という人がたくさんいる場所で、青ざめた顔で一人あえぐ姿がとにかく痛切ない……！ ずっと一人ぼっちで苦しんでいたことが分かるシーンに、こちらまでこうふｎ心が痛みます。

そんな実琴を助けた王子様は、正反対の超健康優良児・紘太。ずっと一人ぼっちだと思い込み耐えてきた実琴の心を、あたたかくほぐしていくイケメンです。

太陽のように明るくてまっすぐな紘太は、実琴の孤独を救うことができるのか……!?

吐血

「これはもう萌えない」という、狂人(くるんちゅ)の域に達していない方はブラウザバック推奨です。
しかし、「命がけの恋」から得られる養分があるのもまた事実！ 時代モノや匂い系の古い日本文学を嗜まれる方なら、首が外れる勢いで頷いてくれるでしょう……(ニッコリ)。

京都の学生運動家×東京の結核患者

『真夏の鼓動』作： 佐藤アキヒト

STORY
激動の昭和時代。幼馴染の豪と幸彦は肉体関係を結んでいた。
肺病で死ぬと冗談混じりに言う幸彦が、死ぬ前に試したいこととして始まった関係だ。 豪は幸彦の態度にいつも戸惑うばかりだったが、ある日幸彦が血を吐き入院したことで、豪の気持ちにも変化が訪れーー…？

 
さっきまで一緒に笑っていたはずの幸彦が突然吐き出したのは、鮮烈な赤。冗談めかしていたはずの「俺は死ぬぞ」というセリフが急に現実味を帯びて……!?
愛する人を失う恐怖に襲われる攻めと、死を覚悟した受けの切ない物語です。

「受けが結核、ガチで死んじゃうのでは……？」と危機感を募らせる方、心のシャッターを閉じるのはまだ早いのです。当時の医療では不治の病というほどではないものの、絶対治ると断言することもできず……。ごにょごにょ……。
2人の行く末は、ぜひ本編でご確認を！

命にかかわる病

ここまで来たら正直体調不良どころではありません……。三途の川が近くに見えないと興奮しない性(さが)でないと厳しい領域ですので、覚悟を決めた猛者のみお進みください♥
しかし、そんな病気があるこそ限られた時間の中で人生を楽しもうとしたり、着々と近づく寿命に悲しみ怯えたりと、複雑な感情を垣間見ることが出来るのです。これもまた、愛。

7年越しの再会からもう一度…切なすぎるピュアラブ

『あまのぼる夏』作： rasu

STORY
静かな田舎町。幼なじみの圭（けい）と博実（ひろみ）は惹かれ合い、恋人同士になり将来を誓い合っていた。――しかし幸せな日々の中、圭は突然姿を消した。あれから七年。再会したってもうあの頃には戻れないのに…
「二度と会えなくても、お前のことだけ想って生きていこうと思ってた…でもまた会えた」博実のまっすぐなところは何も変わってない。博実との思い出が溢れる場所で、終わらせたはずの恋に心は揺れる。好き――だから、二度と顔も見たくない。

 
愛し合っていた幼馴染の圭と博実。しかし、圭は突然姿を消してしまい――想い合うからこその切なすぎる体調不良BLといえば！！！！！！！ コレ！！！！！！！！！

重い病気であることをひた隠し、博実のもとを去る決意をした圭のいじらしすぎる決断に胸が締め付けられます。負担にならないようにと1人で抱え込む病気持ち受けがかわいそ可愛いすぎて、「頼ってええんやで」と思いつつ「そうそうこの葛藤が最高なのよ」という気持ちが抑えられない……(最低)。
そして突っぱねられても諦めない博実の、太平洋並の包容力と男前っぷりも必見♥ これぞ新時代の包み込む系スパダリ(今考えた)ってヤツ。最高。

すれ違い続けた2人の結末は!? 短編ながらも切なさと尊さがこれでもかと詰め込まれた本作、ぜひ最後まで見届けてください♥

おまけ・儚い系病弱美人

掴めば折れそうな細腕、雪のように青白い肌……。拙者、どこか放っておけないオーラを醸し出す病弱美人受け大好き侍と申す。
そしてこういう受け、ほぼ100％の確率で全人類にモテる……。男どころか人間の庇護欲と腐女子の母性をくすぐっちゃう、魔性の受けチャンがこちら……！

純朴チンピラくんと儚げ白雪姫(29歳♂)の出会い

『ミツバチとレモンバーム (1)』作：端倉ジル

STORY
俺は、この人が好きだ。行き場を失くした元ヤクザ×夜から始まる花屋の店主 夜の街に生きるふたりの世界とピュアラブストーリー!
ムショ上がりで全てを失い、歓楽街を彷徨っていた元ヤクザ・蜜谷薫は、道で倒れていた花屋の店主・白水侑一郎を助けたことから、彼の店に住み込みで働くことになる。それは新しい人生と、新しい恋の始まり。連載話の気になる続きを約30ページ描き下ろし!

 
冷たいアスファルトに広がる花弁と、横たわる美しい死体……(生きてます)。
出会い頭からお耽美1000％なお花屋さんと、彼に一目惚れした元チンピラくんの淡すぎる恋が拝める本作。

儚げ美人♂の侑一郎はなぜか病院に通っているらしく、重い病気を抱えてるフラグがビンビンです。吹けば飛びそうに細くて、目を離したらどこかで倒れていそうでほっとけない……！ 昼下がりの団地妻の如き色気と哀愁は、彼が抱える秘密のせいなのか……？

強さと儚さが共存した、目が離せない魅力に取りつかれること間違いなしです。

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王道風邪ネタから吐血まで求める体調不良がすべてあって、BLの懐の深さに笑いがとまりません(ニチャ)。

なぜ体調不良の受けが可愛いのか考えてみましたが、やっぱり「ほっとけない」ところが我らのなけなしの母性本能をくすぐるからなのでしょうか……。
皆さんも体調に気をつけつつ、性癖体調不良受けをどんどん摂取してくださいね～！