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おうち時間が増えた今日この頃。時代に抗えず電子書籍を利用し始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。スマホ一つで読みたい漫画や本が読めてしまうって、本当に便利な世の中です。

ちるちるでは、2014年からユーザーの皆さんの電子書籍の利用状況をお聞きするアンケートを実施しています。今回は、電子書籍の利用状況に加えて電子書籍ストアの利用方法についても深掘りさせていただきました。

それでは、過去最多となる1,615名の方にお答えいただいたアンケートの結果を見ていきましょう！

昨年と比率はほとんど変わらず、電子書籍ユーザーが91％という結果に。一方、「紙本しか購入しない」と答えた方は10％以下。主流なのが、電子書籍も紙本も買うというハイブリッド型！ 主に電子書籍を利用していても、手元に置いて眺めたり、手触りを感じたりしたいと思う本はついつい紙で買ってしまうというのはあるあるなのではないでしょうか。

┃電子でも単行本版が人気！

続いて、電子書籍ストアの使い方についての質問です。最もメインで利用している人が多かったのは、コミックシーモアという結果に。

では、利用する電子書籍ストアを選ぶ基準はどんなところにあるのでしょうか。

メインで利用する電子書籍ストアを選ぶ理由は「割引がよくある」「ポイントがたまる」が多数！ メイン以外の電子書籍ストアを利用しはじめた理由も「割引率が高かった」という回答が最も多いという結果でした。

┃月間16冊以上購入するという方が14.6%も！

割引率が重視されるにはこんな理由があるようです。

単行本1～5冊分を購入するという方が最も多いという結果でしたが、驚くべきなのが、１か月に16冊分以上購入するというツワモノが14.6%もいるということ！ 1冊700円と考えると、16冊では1万1200円……なかなかの金額です。少しでも割引が使えたら、もっといろんなBLが読める……そう考えると、割引率重視でシビアにストア選びをされているのも納得です。

電子書籍ストアの複数利用で賢くお買い物

そして、昨年のアンケート結果でも複数利用派が多かった、「電子書籍ストアの利用数について」の質問。今年の結果はどうだったのでしょうか。

前回よりも複数ストアを利用している人が増えたという結果に！ 全体の8割近い人が電子書籍ストアを複数利用しているということがわかりました。

しかし、次の質問の答えを見てみると……。

2ストア以上を使っている人の中でも、メインのストア8割以上と答えた方が60％以上。複数ストアに登録していても、色々なストアを同じように利用しているとは限らないようです。

現状、電子書籍ストアを縦断して一つのアプリで見るということができないので、電子書籍の蔵書を複数ストアで持っていると「あの作品はこのストアだったっけ？」「こっちのシリーズはどのストアで買ったっけ……⁉」とわからなくなってしまいがちですよね。できれば大規模なセール以外はメインのストアに統一したいと考えている方が多いのではないでしょうか。

電子書籍ストアへの切実な2つのお願い

最後に、電子書籍ストアへの要望を自由記述で回答していただきました。

この質問に寄せられた回答で目立っていたのが「修正をしすぎないでほしい」という意見……！ 電子書籍では紙の本よりも修正が厳しく設定されていることも多いので、見たい部分がほとんど白抜きになっている!! というショックな事態は避けたいと考えている方も多いようです。

さらに最も切実で、多かった意見が「頼むからサービスを終了しないで……！」というもの。そう、電子書籍最大の恐怖はサービス終了でデータが消えてしまうこと……。電子書籍ストアのサービス終了は、銀行の破産と同じようなもの。電子書籍ストアの皆さま、どうかよろしくお願いいたします!!

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今年で7回目となる電子書籍アンケートの結果を振り返ってきましたが、いかがでしたでしょうか？

電子書籍ストアの複数利用などの状況を見ると、サービスをシビアに見て判断されている方が多い印象でした。日々状況が変わる電子書籍ストア事情ですが、お得な情報を敏感にキャッチして賢くオタ活を楽しんでいきたいですね！