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2021/05/06 20:30
しかし……筆者はこの"推し活"について、ある日衝撃を受けました。それは筆者が以前K-POPにハマりだした時のこと。
なんと、推しがファンから星を貰ったのです!(ダジャレではありません)
正確には星に名前を付けるサービスを利用し、星の名前を正式に推しの名前にしたとのこと。……どんなスパダリ!? タワマンをプレゼントする攻め並に豪快な推し活です。
他にも推しの誕生日に駅や町中に推しの広告を張り出すことや、推しに米を送るなど、未知の推し活がいっぱい。国の数だけ、文化の数だけ、いや推しの数だけ推し方があるんです。
そこで今回筆者は海外の推し活を徹底調査! 自分なりにまとめてみました!
〇推し活の定義
日本語でいう「推し」の定義はいわゆる"推しメン"には限られませんが、本記事では「推し活」の定義を「推しメンバーへの愛の現れ」として解説していきます。これは他国での「推し」の定義が主にアーティスト(アイドルのメンバーなど)を指しているからです。
推しの存在を楽しむこと、推しの存在を布教すること、推しを喜ばすこと。そのどれもが立派な推し活です。今回はそんな推しへの愛を形にして、推しを喜ばそうとするファンたちの活動、「推し活」を見ていきます!
日本のアイドルコールといえば「タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!」が印象的です。K-POPの掛け声、韓国語でウンウォンボブ(응원법)、は曲ごとに存在しており、歌詞やメンバーの名前をコールしていく形になっています。
海外のライブやコンサートでもペンライトやサイリウムが存在していますが、調べたところヲタ芸は特に見かけませんでした。
しかし海外のペンライトにもその国ならではの楽しみがあります。K-POPのアイドルグループがそれぞれ独自のデザインのペンライトがあります! そのどれもが可愛くて、ファンとしてはかなりテンションが上がります!
欧米のコンサートにもサイリウムは存在してはいますが(Glow stickと呼ばれています)、主に携帯電話の懐中電灯機能を使うことが多いとのこと。昔はライターの火をつけて持ち上げることが主流だったらしいです。炎がふんわりと灯る様子はロマンチックだったに違いありません♥
そこで筆者をビックリさせたのが「応援広告」です。なんと、ファンが自分たちで推しの広告を出しているんです!
主にK-POP界隈での習慣ですが、推しの誕生日や番組の応援などの時期に、街や駅にファン達が自ら推しの広告を出すことが多いとか! これは韓国に限らず、アメリカや中国のK-POPファンコミュニティなどでも見られます。
近年普及したと言われていますが、その理由は主に韓国のオーディション番組、Produce101なんだとか。
広告の他には「再生数」を伸ばすという活動もあります。
韓国では音楽番組に同時期に発売したアイドルたちの新曲の中から1位を決める事があるそうです。その際は再生数も参考にすることがあるため、ファンたちが新曲の発表期間にできるだけその曲のMVの再生数を伸ばすという活動をすることも多いです。
この活動に対して公式からもご褒美があるらしく、筆者が聞いた話では再生数が一定の回数を達成したら公式からアイドルのダンス練習映像を公開することも……!
日本でも再生数を伸ばすという活動を耳にしたことがありますが、これほど熱のある活動はK-POPならではのことかもしれません。
事務所やアイドルによってはプレゼントを送ることが難しい場合もあります。日本でも個人で音楽活動しているアーティストさんにプレゼントは手紙のみ受け取っているという方もいますね。この場合は物理ではないものを送ったり、アイドルやファンクラブの名義で何かを寄付することが多いらしいです。
冒頭でも言いましたが、筆者が応援しているK-POPアーティストの1人は何とファンから星を貰ったそうです! 正確にはファンがある星の名前を彼の名前にしたとのことです。星に好きなアーティストさんの名前を付ける……これもまたロマンチックですね!
なんでも花屋さんはイベント後にその花を回収してまた売るということがあるらしく、それを防ぐために結婚式でも花ではなく米を送るようにしているとか。会場ではフラワースタンドのように米がおいてある場合が多いそうですよ!
しかし流石に米を送ってもアイドルが食べきるのは難しいため、アイドルの名義で米を寄付することが多いらしいです。
他には北西中国に木を寄付したり、地元の中学校などでボランティア活動をしたりすることも!そして、なんとそれを聞いたアイドル本人がその中学校に駆けつけてファンの為昼ご飯を買って、一緒に写真を撮ったそうです! 微笑ましいですね。
例えばK-POPではアイドルのファンの名称、いわゆる「ファンダム」がつけられるそう! BTSのファンダムである「ARMY」など、特定の名称でファン同士はもちろん、アイドル本人も呼んでいるようですよ。
また、公式がアイドルコールを指定したり、公式ペンライトを作ったりすることで、コミュニティ感がより強まる要素。その影響でファンたちがコミュニティとして寄付したり、ボランティア活動をすることになっているのではないかと筆者は思っています。
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いかがでしたでしょうか?
今回は外国、主にK-POPと日本の推し活の違いを見てきましたが、似て異なる部分を見れて筆者は楽しかったです。もしかしたら今後日本でも寄付活動などが普及するかもしれませんね!
推し活の種類が多く、今回ご紹介したのはそのほんの一部でしかありません。この国だからこそできることや、業者さんがあるからこそできること、しっかり調べてから推し活をしましょう!