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【動くBL試し読み】BLアワード2021 コミック部門3位！『親愛なるジーンへ 1』吾妻香夜

2021/04/04 19:00

2人の掛け合いが最高♥ハートフルBLならこれで決まり！

独特な世界観を醸し出す、美しい表紙デザインが目を惹くこちらの作品。一体どういうお話なの？と、気になっていた方も多いのではないでしょうか？ BLアワード2021 BESTコミック部門3位を受賞した、その気になるストーリーをちらっとご紹介します！

高校生のジーンは、家族の強い勧めにより、夏休みの2週間を叔父・トレヴァーの家で過ごすことに。そこで発見したのは、数十年前に叔父が記したと思われる、自分と同じ名前を持つ「ジーン」に関する手記……家族とは、愛とは何かを考えさせられる、切ないながらも心温まるストーリーです。

では早速、気になるお話をお届けしちゃいます♥

夏休みを叔父の家で過ごすことになった、高校生のジーン。
ある日、書斎で叔父・トレヴァーの手記を偶然発見します。

そこに記されていたのは、自分と同名の「ジーン」に宛てた想いのようで……？

ここで時は遡り、1973年。物語は手記を書いたトレヴァーの視点に転換します。

重要な書類を無くし、途方に暮れていたトレヴァーの前に現れた一人の男。
探していた書類を手にする男は、どうやらジーンという名前らしく……。トレヴァーは彼に何かお礼がしたいと思い、ジーンを家に招き入れます。

いかがでしたでしょうか？
涙を流しながら眠りにつくジーン。続きがとっても気になりますね……。
ぜひ皆さんも、チェックしてみてください♪

『親愛なるジーンへ 1』作：吾妻香夜

STORY
◆NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない“ジーン"について綴られていた。――1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが――。「ラムスプリンガの情景」へとつながる、もう一つの愛の物語。

(C)吾妻香夜/心交社