BLニュース

乳首攻めを愛する皆様に届ける乳首についてのアレコレ

みなさん、こちらの「2020年に流行るえっちとは!?濃厚プレイに受けのメスイキが止まらない……!」という記事は覚えていますか？

ちるちるのBLソムリエによって考察された2019年に流行ったプレイ、そして2020年に流行ると予想されているプレイをまとめたものでした。

そして記事で取り上げられた2020年に流行るプレイは「乳首攻め」。

シンプルなようで奥深く、作者の乳首への愛がないとなかなか描写されづらいこのプレイははたして本当に流行っているのでしょうか──！ というわけで2020年1月に予想され上半期が過ぎた今、筆者はこの予想が当たっていたかどうかの検証をしてみたいと思います。

いざ、乳首攻めBLの旅へ！

なんと乳首攻めBLは減っている……!?

まず乳首攻めBLの出版件数を上半期(1月〜6月)と下半期(7月〜12月)で調べてみました。
ちるちるの詳細検索にて2015年上半期から2020年上半期までに「乳首攻め」にカテゴライズされた作品はなんと累計3120件。

しかし2019年下半期に「乳首攻め」にとされた作品は400件、2020年の上半期は345件となっており、まさかの出版数が落ちているという結果でした。


「も、もしかして……乳首攻め流行っていない？」と絶望しかけた筆者ですが本当に乳首攻めは流行っていないのか、乳首への愛は失われてしまったのか、絶望しながらもBL漫画&小説の総出版数からみた「乳首攻めBL」の割合を見てみました。

その結果、乳首攻めプレイがあるBLの出版数は2018年からBL漫画＆小説の総出版数の10%を超え続けていることがわかりました。2018年下半期に比べると割合は落ちるものも2020年上半期も安定して10%以上の乳首攻めBLが出版されています。
世に出回る全てのBL漫画&小説の出版数の中で乳首攻めBLが10%もある、 この結果は大きなものではないのでしょうか？

そして近年の乳首攻め描写があるBLを読み、気づいたことがあります。

それは──、乳首への強いこだわりを持つ作品が増えたこと！

以前まで受けの乳首に触れることはただの前戯、「プレイ」ではなかったのです。しかし2020年上半期のBLでは受けの乳首を弄ることを全身全霊で楽しんでいる攻めたちが存在しました。

惜しくも「乳首攻め」の出版数は減りましたが、その分ぎゅっと濃縮された乳首攻めプレイBLが2020年上半期には存在したのです。

その証拠にこちらの「攻めて攻めて攻めまくれ!! 2020年、乳首攻めBL5選」といった記事もちるちるには掲載されています。まさに乳首愛は永遠不滅ということですね……！

乳首攻めが愛される理由

そしてこのように乳首攻めが愛される理由、それは「雄を雌にする魅惑のプレイ」だからではないでしょうか!?

どんな屈強な男性でも乳首を攻められると途端に雌になってしまう……、そんな背徳的な魅力が乳首攻めには詰まっています。普段は気にもしない場所を攻めによりいじられ徐々に性感帯になってしまうというシチュエーションは三坂ニウム先生の『ウサギちゃん、どシコり申し上げます』でじっくりねっとり描かれていたのが印象的ですよね！
他にはまさき茉生先生の『恋するヒプノティックセラピー』で乳首を丁寧に開発され愛されるシーンで思わず萌え滾った方も多いようです。

以上、乳首攻めについてのアレコレでした。BL漫画&小説の総出版数のなかで乳首攻めプレイが行われる作品が占める割合は近年10%を超えていることから、数あるプレイの中で乳首攻めは流行っていると言えるのではないでしょうか!?

そして他にも「このプレイが流行っている」などありましたらコメント欄で教えてくださいね！

ばいそん 最近は王様受けとかモブレにハマり気味。バッドエンドから甘々までなんでも楽しめる雑食の腐女子。モブレモノに出てくるモブおじさんには昔からただならぬこだわりがある。