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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2020/06/19 11:00
2020年3月の第一報、そして5月の続報と、新しい情報が解禁されるたびに期待が高まる実写ドラマ『Life 線上の僕ら』。「BLアワード2018」BESTコミック部門1位の感動作が原作とあって、首を長~くして待っている方も多いのではないでしょうか。
取材にあたり、一足先に本編を拝見。マジでやばいです(語彙力)。漫画では表現しきれない空気感、ちょっとした表情がグサグサと萌えツボ・泣きツボを刺激してきます!
17歳で出会って恋に落ち、そこから少しずつ歳を重ねていく伊東晃と西夕希。嬉しい、愛おしい、苦しい、つらい……二人のあらゆる感情を白洲迅さんと楽駆さんが見事に表現してくださっているのです! オーロラのシーンはもうッ……バスタオルが必要なくらいに泣きました!
──本作はBL作品ですが、オファーが来た時どういったお気持ちでしたか?
伊東晃役・白洲迅(以下白洲):ボーイズラブという作品が最近増えていることは知っていますし、世間的にもLGBTへの理解が深まっているなという感じはしていました。僕自身もそういう作品も見ますし。単純に僕は役者として、BLというやったことないものに挑戦したい、ひとつの経験として向き合ってみたいと思いました。また、この作品が高校生から大人になるという人生を描く作品だったのでそれもまた挑戦だなと。なので挑戦が詰まった作品でした。
──BLに対してのハードルはありませんでしたか?
白洲:偏見とかは抜きにして、男の子とキスをするということ自体……まぁ経験したこと、なくはないか(笑)。
──エッッッッ!?!?(思わず身を乗り出す記者たち)
白洲:いや、男同士はね。
西夕希役・楽駆:(記者たちを見て)今「わっ! きた!!」みたいになってましたね(笑)。
白洲:飲みに行ったりするとあるじゃないですか(笑)。チュッとされてしまったり。
楽駆:ないでしょ(笑)。
白洲:ハードルがないって言ったら嘘になりますが、あとは相手役の方次第かなと思っていました。
──相手役、楽駆さんということですね。では楽駆さんもオファーがあった時のお気持ちをお願いします。
楽駆:とても嬉しかったです。同性愛を描いた作品をいつかやりたいと思っていたので。相手役の迅くんを人として好きじゃないと、気持ち的にきつい部分もあるのかなと思っていたんです。ずっと一緒にやることになるので。でも迅くんと会って本当に素敵な方という印象だったので、この人について行こう!と思いました。なので本当に嬉しくて、ヨッシャーと思いました。
──お互いの第一印象は?
白洲:可愛いやつだなと思いました。
楽駆:(照)。第一印象……見えない人だなと思いました。
──"掴みにくい"みたいな?
楽駆:何考えているんだろうって。心の中で違うこと考えているんだろうなって。
白洲:それ裏があるって言うんだよ(笑)。
楽駆:すごい柔らかい雰囲気なんですけど、どこか寂しそうな……。
白洲:影を感じた?
楽駆:そう、影を感じたので魅力的でした。
──ちなみに白洲さんは楽駆さんに対して、どういうところを可愛いと感じたのでしょうか?
楽駆:どういうところでしょうか?(笑)。
白洲:素直さが言葉の端々に表れていて、でもすごく謙虚。謙虚なんだけど、ちょこちょこ飛び出てしまう素直なところですね。実際に年も4つ離れていて、単純に後輩として可愛いなと。俺も先輩になってきたのかとしみじみ思いつつ。
僕は壁を感じませんでした。人見知りなので、僕はこういう感じで曇った壁を作りがちですけど(※)、そこをうまいこと入ってきてくれるのが楽駆。そういう意味で可愛らしいなと。あんまり男の子に可愛いなって思うことないんですけどね。
※白洲さんと楽駆さんの間にはビニールシートが設置されており、白洲さんはそれを壁に見立てていました。
──第一印象はその後変わりましたか?
楽駆:迅くんはとにかく優しいですよ。
白洲:楽駆も優しい。
──おいしいコメントありがとうございます!
白洲:まんまと術中にはまってる……。
楽駆:いやでも本当に優しい! 何か相談してもゆっくり考えてくれて。ちゃんと向き合ってくださる、真摯な人です。
──楽駆さんの第一印象はいかがですか?
白洲:楽駆は……本人は認めないかもしれないんですが、楽駆が演じた西夕希の持っている真っ直ぐさや天真爛漫さを持ち合わせている。
楽駆:それは認めます(笑)。
白洲:あんまり認めてなかったけど(笑)。現場でも盛り上げてくれるし、おもしろいし。
楽駆:あれは皆さんのおかげですよ!
──謙遜してますね。
白洲:元々そういう明るさを持っているけれど、でも楽駆は楽駆で実は色々考えてるし、影とは違うかもしれないけど、そう遠くないものを抱えてる。これはさっきの可愛さに通ずる部分でもあるんですけど、ポジティブだけで形成されている人間はいないと思うので……。
楽駆:すごい語彙力……。
白洲:そういう意味で人として魅力的だなと思いましたね。
楽駆:自分の浅はかさを知りました。
白洲:みたいな感じでね、いちいち凹むんですよ。
楽駆:いやもっとうまい伝え方があるよなぁって。
──向上心の塊ですね。では次に、原作でお気に入りのシーンや台詞、共感しやすい場所はありましたか?
白洲:原作だとラストの「人生のスペシャリストだと思う」という台詞、終わり方は気に入っていますね。
楽駆:晃の、急に別れや未来が怖くなるという気持ち、分かる気がする。
白洲:魅力的すぎて、眩しすぎてね。
楽駆:自分が傷つかないようにっていう、あそこのシーンや台詞は印象的です。
──本作公式サイト掲載の楽駆さんのコメント「一生を描いている同性愛の作品はなかなかなく……」を深読みしてしまったのですが、ほかにも何か同性愛作品を読んだことはあるのでしょうか?
楽駆:そうくるのか~!(笑)。
──実は結構そのコメントは的を射ていました。
楽駆:1巻の中で一生涯を描いているという作品自体が珍しいなと思って。
──白洲さんは読んだことは?
白洲:BL漫画を読んだこと自体が初めてで、なかなか衝撃的でした。刺激的な描写がここまでっていう(笑)。
──演じていて相手にキュンとしたシーンや、オフの時に「いいな」と思ったエピソードがあればお聞かせください
楽駆:はいはいはい! 撮影が終わると、大体僕のホテルの部屋に来て二人で1時間くらい次の日の撮影についてとか話すんですけど、何も言わずについてきた時にキュンとしました(笑)。
──あああ、確かに!(なぜか共感する)
白洲:俺(部屋について行く時)言ってたじゃん。
楽駆:何も言わずにも、何回かありましたよ。習慣みたいになった瞬間が嬉しかったです。
白洲:それはもう当たり前のようになってる。僕が「いいな」と思ったことは、楽駆くんのキラースマイル! 演じてる時からずっと思ってましたけど、特に出来上がった作品を見てより思いました。羨ましいなと思うほどの無邪気な笑顔。それは本当武器だなと思う。
楽駆:マジすか。ずっと笑ってますね!
白洲:漫画で描かれているような夕希の……いや寧ろ漫画より俺は良かったと思ってるよ。
楽駆:ええ~~!? 嬉しいけど何か~!(照)
──素敵なコメントありがとうございます。
楽駆:もっと素敵なコメントしたい!!
白洲:十分してんじゃん。
──次はキスシーンのことをお聞きしたいんですけど……。
白洲:きましたね。
──本編を見るとキスの回数が多いなと思ったのですが、撮影本番はリハーサル含めて何回くらいされたんですか?
白洲・楽駆:ははははは!!
白洲:トータル何回したかってことですか?
──そうです、総キス数は?
楽駆:ええっ? めちゃめちゃしたんじゃないですか?
白洲:めっちゃしたと思う。
楽駆:100回以上したんじゃないですか? そりゃないか(笑)。
──ひゃっ……かい……?
白洲:100は盛ってるかもしれないけど……
楽駆:50回以上?
白洲:う~ん、体感それくらい?
──練習とかはなさったんですか?
白洲・楽駆:練習て!?(笑)
白洲:二人で……ってことですか?(笑) 練習は……してないですね(笑)。
──練習なしの本番であそこまで息の合ったキスが出来上がるんですね!
楽駆:(迅くんが)息を合わせてくれました。
白洲:お互いな。
楽駆:いやいやいやいや(笑)。
白洲:あっ、でも! 楽駆のお仕事上の……。
白洲・楽駆:ファーストキス!
楽駆:役者上で。
白洲:役者として初めてだったみたいですよ、キスするの。
──最後に、20秒でお互いのことを褒めちぎってください。
白洲:笑顔が可愛い、背が高い、実はスゴイ真面目、ご飯に行った後ちゃんとお礼のLINEをしてくる、その内容がきっちりしている、でも実際会ってみるといつもの砕けた感じで安心する
楽駆:真摯、優しい、カッコイイ、背が高い……えっと……まっすぐ向き合ってくれる……車を運転してくれる! あと心が広いところ!
インタビュー後の撮影では、リボンを本作のキーワード「白線」に見立ててポージングをリクエスト。さらに、原作ラストのあのシーンをその場で再現も……!
和気あいあいとした雰囲気のなかで行われた本取材。白洲さんと楽駆さんの仲の良さ、作品に対する情熱がひしひしと伝わってきました!
そしてこのインタビューを読んだ皆様、ドラマ本編は6月19日(金)から配信開始です! 動画配信サービス「Rakuten TV」と「ビデオマーケット」にて先行配信され、台湾の動画配信プラットフォーム「KKTV」、タイでは「WeTV」、アメリカやヨーロッパ、一部アジアにも展開するグローバルサービス「Rakuten VIKI」によって世界同時配信も決定しております。
萌えと感動の渦にのまれること間違いなし! 注目の感動作、どうぞお見逃しなく!!
白洲迅
スタイリスト:持田洋輔
ヘアメイク:生田アリサ
楽駆
スタイリスト:八木啓紀
ヘアメイク:中村兼也
第1話あらすじ
17歳―。下校途中の一人遊び「白線ゲーム」。そこで偶然出会った、生真面目な高校生・伊東晃(白洲迅)と無邪気な西夕希(楽駆)。いつしか自分が夕希に恋していることに気づいた晃は、同性への気持ちに戸惑いながらも、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚え咄嗟に夕希へキスしてしまう。 キスをしてしまった後悔で夕希を避ける晃だが、夕希は白線の上で待ち続けていた…。
出演
白洲 迅 楽駆
小島藤子 土居志央梨 長田奈麻 廻 飛呂男 シブリ 奥山佳恵
特別出演
遠藤大斗(TEAM ZENRYOKU) 三浦大輝(TEAM ZENRYOKU) 小松 笙(TEAM ZENRYOKU) 保土原壱成(TEAM ZENRYOKU) 鈴木悠介(TEAM ZENRYOKU) 中川昂星(TEAM ZENRYOKU)
スタッフ
原作:『Life 線上の僕ら』常倉三矢(芳文社刊)
監督:二宮崇(『ゆるキャン△』『運命から始まる恋~You are my Destiny~』)
脚本:山本タカ(くちびるの会)
製作プロダクション:スタジオブルー
製作著作:「Life 線上の僕ら」製作委員会
2020年6月19日(金)より、Rakuten TVとビデオマーケットにて先行配信スタート!(全4話)
公式サイト/公式Twitter
下校途中の一人遊び「白線ゲーム」で偶然出会った生真面目な晃と無邪気な夕希。恋に落ち、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚えた晃は 咄嗟に夕希へキスしてしまって……
高校生から大学生、そして大人へ―――。変わらない想いと、変わりゆく現実の狭間で誰しもが経験する、人を愛する喜びや苦しみ、葛藤を爽やかに紡ぐ。
高校生から社会人へ…2人の男の人生を、純粋に健気に描いた感動作。
(C)「Life 線上の僕ら」製作委員会 (C)常倉三矢/芳文社
取材:むきゃ、白米