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どぷっ♥ぐぽっ♥至高の中出しBL5選【最新】
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2020/01/13 14:26
突然ですが、皆さんはBLって今後どうなると思いますか?
誰も予想し得なかった2019年のBLの盛り上がり。2020年では、これまでの概念をぶち壊すほどの出来事が起きてもおかしくありません。
果たしてどうなるのか、気になって夜も眠れない…!
ということで今回、合格率1.6%という超絶狭き門を潜り抜けた腐のエキスパート・BLソムリエの方々に、
を聞いてきました!
大予想してくれるBLソムリエがこちら(順不同、敬称略)
<BLソムリエ>
きい汰 腐道の覇者。2020年注目作家は多賀先生と小東さと先生
みち0609 BLマスターロード。2020年注目作家は鈴丸みんた先生
ショコラファースト お腐り人間国宝。2020年注目作家は頼長先生
やとぅか ベーコンレタス王国帝王。2020年注目作家は夏野寛子先生
いるいる グランドチャン腐。2020年はいろんな解釈の鬼BLに期待
ぴよこ☆ カリスマ・オブ・ローズ。2020年注目作家は楢島さち先生とジツヤイト先生
<準BLソムリエ>
ウマコ ヤオイ界のサムライ。2020年注目作家は腰オラつばめ先生
ヴィーナス綾子 801の腐雲児。2020年は人気作の続編が豊作な予感
ぷれぱーる 薔薇の寵児。2020年注目作家は三田六十先生、犬居葉菜先生
司会者はちるちる記者の月町ぴょんでお送りします。
月町ぴょん:早速ですが、数多のBLを読みまくっているBLソムリエの皆さんにはズバリ「2020年流行するメガヒットジャンル」を予想していただきます!
まずはみち0609さんから、お願いします。
みち0609:2020年、ヒットしそうなジャンルは【ふわエロ】です!
月町ぴょん:ふわエロ…詳細知らずとも、なんだかそそる響きですね。
みち0609:2019年は絵が可愛いらしい作家さんを多く拝見したので、それらの作家さんが濃厚なHシーンを描いたりとギャップを突いてくる作品が2020年は多くなるのではないかと予想しています!
月町ぴょん:なるほど、ギャップ萌えですね! たしかにピュアな雰囲気の絵でエッチな作品を発見すると、いい意味で裏切られたような気分になります。ラッキースケベに遭遇したような感覚というか…
鈴丸みんた先生の『恋をするつもりはなかった』。ふわっとカワイイ絵柄とエロの両立がたまらない!
やとぅか:私は、『おっさんずラブ』のブームにともなって2020年は【身近な恋愛】というものが注目を集めると思います!
月町ぴょん:等身大ラブ、いいですね~!
やとぅか:オフィスラブ、幼馴染、学生などは昔から根強い人気ですが、それらが更なるブームを呼ぶのではないでしょうか。心情を細かく描き、登場人物の葛藤が見られるような作品が、今以上に人気を集めると予測します!
月町ぴょん:王道だけど定期的に摂取したくなるジャンルですよね!
京山あつき先生の『3番線のカンパネルラ』は、リアルなのにどこかロマンティック。心理描写が繊細で美しい…!
いるいる:私は、これからは「切ない」だけに留まらないような【悲恋で成就しない】作品の支持がどんどん増えるのかも…? と感じます。
月町ぴょん:夜明けの腐女子、闇の腐女子の主食ですね!大好物です。
いるいる:最後にはハッピーエンドへ繋がる死ネタも増えつつありますよね。目に見えるラブラブだけが全てじゃないんだなーと考えさせられるジャンルが台頭しそうな気がします。
月町ぴょん:これまでBLって、ハッピーエンド前提みたいなところありましたよね。そういう作品が増えたら、ストーリーの奥行も増していきそうです。
発売前から「ハートフル不穏」と話題だった、市梨きみ先生の『心中するまで、待っててね。』
ヴィーナス綾子:アラフォー以上のキャラが珍しくなくなってきました。
アンソロジーや広い層に受け入れられる人気作が出てメジャーになってきた【おじさん】が攻・受ともに更に盛り上がるかのではないかと思います。
月町ぴょん:おじさんの可愛さに覚醒するBLファン、多かったですね~!こちらも従来のBLの常識を覆してて、大変ワクワクする予想です。
にやま先生の『僕のおまわりさん』は、可愛いおじさん受けの代名詞と言っても過言ではないはず…!
きい汰:例えば、吾笠花先生の成長の早いトラの子と一緒に過ごす日々を描く『トラの子が♂なのに迫ってくる話』や末広マチ先生の恋愛感情に反応し発症する恋愛アレルギーについて描いた『dear signal』など、【作品オリジナルの特殊設定付きのお話】が増えていくのかなと予想します。
月町ぴょん:オメガバースなどの既存の設定じゃなく、先生がオリジナルで考えた設定の作品ですね!
きい汰:特殊設定を付けて一部お話に制限がかかることで、より作品の魅力が引き出されて、作品オリジナルの面白さを出していけるのかなと思います。
BL業界が活発になっている今、他とは少し違う、周りの目を引く作品オリジナルの魅力があることは、すごく強みになっていくと思います!
吾笠花先生の『トラの子が♂なのに迫ってくる話』は、無邪気なショタ期からのイケメン急成長にときめくオリジナル設定BL!
ぷれぱーる:2019年後期は人外BLが熱かったと思います!
鬼・人魚・天使・竜・神などなど細分化され、その中でもハイクオリティな作品が目立つようになりました。
そのため私は2020年は【人外BLが熱い!!】と予測します!
ウマコ:私も人外BL、流行ると思います。あとは家族をテーマにしたほっこり系、江戸時代をテーマにしたものも!
犬居葉菜先生の『狼への嫁入り~異種婚姻譚~』。デビュー作とは思えない完成度の高さに、驚愕する人続出!
月町ぴょん:ほかにも博士先生の犬神攻め『生贄のお勤めは、』や、こふで先生の時代モノ+鬼BL『べな』など、先生の個性が光る人外BL作品が多かったですね。
今後注目のジャンルになりそうです!
月町ぴょん:「2020年のBL業界はいったいどうなるのか」、BLソムリエの皆さんはどう予想しますか?
ぷれぱーる:実写・アニメともにBLは深夜枠が多いですが『おっさんずラブ』の様なヒット作があったので、2020年は家族で楽しめるBLメディア作品が増えていくのではないでしょうか?
やとぅか:最近では多くの人がアニメ、漫画に触れており、割とオープンになってきています。それと同じように腐女子も隠さなくなるようになってくるのではないかと私自身感じてます!
月町ぴょん:やっぱり去年のBL業界で見過ごせないのがドラマ『おっさんずラブ』ですよね! もともとBL好きな人だけでなく、老若男女に愛されたBLって、ほんとにすごい作品だったと思います……!
劇場版に第2期の放送も!BLファン以外にも大人気のドラマ『おっさんずラブ』
月町ぴょん:これまでは隠れ腐女子が多かったBLファン界隈ですが、人目を気にせずオープンに楽しめるようになったら嬉しいですね!
商業BLのアニメ化や映画化、実写化はどうなると思いますか?
ウマコ:今年は昨年以上にアニメ化が増えそうですよね!
みち0609:2020年2月には大人気作品『世界一初恋』の劇場版が公開されますね! 今後も大人気作品の映像化が進んでいくのではないでしょうか?
月町ぴょん:今決まっているだけで大量なBL作品の映像化がありますからね…!今から公開が楽しみですね!
2月21日、待望の劇場版続編公開!『世界一初恋~プロポーズ編~』
ショコラファースト:私は、盛んに行われたBL実写化・アニメ化の動き自体は、来年はある程度落ち着いてくるのではないかと思います。
月町ぴょん:たしかに2020年は『世界一初恋~プロポーズ編~』『囀る鳥は羽ばたかない』、春に『ギヴン』、夏に『海辺のエトランゼ』と、大量の実写化・アニメ化が決定しましたから、これ以上となると凄まじい量になりますね。
ショコラファースト:ですが、2020年は続々と公開がなされる年になりますので、BLの認知度は高まり、その浸透に伴って、BL慣れしていない層向けなどとして、ブロマンスや匂い系の需要も高まって来るのではないかという気がしています。
それが、がっつりBLよりもむしろ腐女子と腐女子予備軍を増やす働きをする…といいな。
月町ぴょん:まだまだどうなるか分からないですが、同士が増えてくれるのは嬉しいですよね!
ぴよこ☆:BL業界全体としては、原画展・コラボカフェなど読者が足を運ぶことができるイベント、舞台化・アニメ化・映画化などのメディア化も以前にもまして増えていくことでしょう!そして、出版社は新規読者をどう獲得・定着させていくかを、自社だけではなくほかの企業や媒体などと協力し合いながら、ノウハウを蓄積しつつ引き続き模索していくと思われます。
月町ぴょん:商業BLファンといえばインドアなイメージですが、最近は外で行われるBL関連イベントが増えてきましたね。多種多様な楽しみ方が出来るので、ぜひ推し進めてほしい動きです!
商業BLのコラボカフェ・原画展といえば「町田コミコミスタジオ」と「池袋虜」!
ぷれぱーる:電子派が増えている世の中で、まだコミックス先行販売の作品が多いです。
電子版を同時発売する方がレビューも盛り上がるし、BL作品を手に取る方が増えると思います。今後は、紙・電子同時発売が多くなっていくのではないでしょうか?
月町ぴょん:電子のデメリットの1つでもありますもんね…!同時発売になったら、電子派の私としてはとっても嬉しいんですけれど、書籍の売り上げの減少が気になっちゃいます。どっちも栄えてほしい…!!
ぷれぱーる:あと、BL作家さんの一般作品や、一般の作家さんのBL作品も増えていくと思います。
月町ぴょん:コミックス・小説両方ともに作家さんが一般作品を発表することが増えましたね。BL以外のジャンルでも最高の作品を生み出す先生方の実力…!素晴らしいですよね!!
一般の人気作家さんがBLを描いてくれるのも、どんな作品になるのか予想がつかなくてワクワクします!
BL小説界の大人気作家・凪良ゆう先生の非BL小説『わたしの美しい庭』は、読んだら優しい気持ちになれる名作!
いるいる:アニメ映画『囀る鳥は羽ばたかない』はR15、実写映画『性の劇薬』はR18を予定されているそうで…。
R指定の方が気兼ねなく大人の愉しみを味わえるという反応が増え、最近増え始めた18禁コミックスの販売がますます積極的に行われていくのかなぁと考えたりします。
月町ぴょん:エッチな描写が多い商業BLですが、人気の上昇にしたがって年齢制限される作品が増えていますね!18禁オンリーのレーベル『X-BL』の登場も記憶に新しいです。
表紙だけでも超エロい♥18禁BLレーベル・X-BL発行のねこ田米蔵先生『涙 はなみず ぐしょぐしょ男子』
月町ぴょん:BLCD業界の動向はどうなると思いますか?
みち0609:某ラップコンテンツで注目を集めた若手声優さんが続々とBLCDへ出演していくのではないかと予想しており、BLCD業界も盛り上りを見せてくれるのではないかと楽しみにしています!
月町ぴょん:今大人気ですもんね…!若手の人気声優さんたちが演じてくれたら、購買層にも変化がありそうです。
ヴィーナス綾子:去年はBLやゲイがBL業界の枠を越えて隆盛した年でしたね! 2020年もこの傾向が続きファン層が広がる一方、アンチが表面化する懸念も……。ファンにより節度ある行動が求められると思います。
月町ぴょん:メディアミックスでBLの認知度や人気度がアップすることで、BLファンの行動にも注目が集まる可能性があるということですね。これまで以上に気を引き締めて、ネチケットや現場のマナーを遵守する必要がありそうです。
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さて、今回BLソムリエの皆さんに今後のBL業界の動向を予想してもらいましたが、いかがでしたか?
個人的には、新人イケメン俳優さんの登竜門のうちの1つに、BL作品が加わったらいいな~なんて密かに思っております(笑)
みなさんは2020年のBL業界、どうなっていくと予想しますか?