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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/12/27 15:35
「この作品がBLアワードにノミネートされなきゃ、死ぬ。アンケート」に寄せられた作品の中から今回ご紹介するのは、イイモ先生の『催眠術なんて信じない!! 』です! 早速頂いたコメントをご紹介いたします!
同時収録の「土中の繭」が神作です。ゲイと噂がある宇津井。何かと宇津井に絡んでくる問題児 葛西。2人に熱心に心を砕く新任教師の沢。表面上は問題を抱える生徒2人と爽やかな教師ですが、徐々に明かされていく闇。書き下ろしの「顔」は幼少期のお話で あぁ だからこんなサイコパスが…と。
かなり衝撃的な終わり方ですが 本人達にとっては心の安らぎ幸せなのかなと感じます。 傑作です。表題作との落差もありこの2作が1冊にまとまってる事もイイモ先生らしいです。(ろっこりーさん)
ありがとうございます。もっこりーさんに空目しました。すみません。コメントがすべてを表していらっしゃいます。本当に神作でした。それにしても表題作と『土中の繭』が一冊にまとまっているというイイモ先生のサイコパス具合(笑)表題作の『催眠術なんて信じない!!』は、三白眼課長がイケメンエリートに流されちゃう…!な光の腐女子大好物のハイテンポ&ハッピーポジティブなBL。流されやすく順応性が高い課長のおかげで、アッ♥という間に感じやすいカラダになり、エリート部下にやられてトぶ課長の顔は必見!意志の強そうな三白眼の目が細まり、汁を垂れ流して、眉を下げるのを見てるとゾクゾクします…!しかし、そこから滑り落ちるように深い闇のBLへ突入。闇の腐女子お待たせしましたと言わんばかりに暗黒な雰囲気が…。ケンカを吹っ掛けたがる問題児少年、堂々とした誘惑してくるゲイの少年を平凡な教師から見る思春期BLかと思いきや…先生!『顔』で先生のバックグラウンドの回収も素晴らしいです。
◇あらすじ
表題作『催眠術なんて信じない!』
社内の忘年会の後、気がついたら知らない部屋で部下の杉本に挿入されていた早乙女。酒のせいか前後の記憶がまったくなく、このことはお互い水に流そうと提案するが、杉本から思わぬ愛の告白を受け、更には叶わぬ恋と諦めていたのに早乙女から迫られ体の関係を持ったと告げられた!
このかみ合わない原因は前日の余興でかけられた催眠術のせいらしく!?
あいつのことばかり考えてしまうのも
触れただけで赤くなるのも
全部、催眠術のせいなんだ!!
同時収録作『土中の繭』
閉鎖的な田舎の学校。その独特な妖艶さから奇異な目に晒され孤立する生徒・宇津井と、彼を嫌悪し暴力を振るう葛西の間で、担任の沢は教師としてどうあるべきか自問する。そんな中、学校敷地内の林では不審者が度々目撃され「死体を埋めている」という噂まで立つが…。(イイモさんツイートより抜粋)
それでは、さっそくオススメポイントを紹介していきたいと思います!
『催眠術なんて信じない!!』『土中の繭』日本とブラジルの距離さながらのド反対作品ですが、どっちにも共通しているのが、トロ顔の淫乱メーターの振りきり具合。さっすがイイモさん! 分かってる。私たちはおっさんから少年までの男達の感じまくり♥の顔に興奮してしまう生き物なのだと改めて感じました。面目ない…。
『土中の繭』に注目した推しポ(推しポイント)です。まるで、叙情詩のような一言一言、誰かの独白がタダうつくしいだけではなく、大変納得できる言葉となっておるのです。そのため、これはただのBLの枠に収まってほしくない作品。先生は傍からみれば、二面性を持った精神異常者ですが、きちんと彼のバックグラウンドを持って教師として社会に出てきました。
ベスト納得できるセリフは『本能で異性が好きだとインプットされているからヒトは繁栄した。』うーん深い!このセリフをBLで聞かされるとは思ってなかった…。
では、本作は具体的にどんな作品が好きな方におすすめなのでしょうか。ユーザーの皆様からいただいたコメントを参考に、テイストの似ている作品をピックアップしてみました! 以下の作品が好き、という方は要チェックです!
深く考えさせられるタダモノじゃない作品ということで選びました。歪み、ヒトってどういう生き物?正しいとは何か?といったことを考えさせられます。優しいにいちゃんが主人公・ゆいに少しずつ性的な行為をし、とうとう手を出しそうになった時、母親に見つかってしまう。数年後再びゆいとにいちゃんは出会うのですが…。賛否両論ある『にいちゃん』ですが、読者が裏切られる想像もつかない歪な愛情と執着で息苦しい深い闇が読みたい方にオススメです!
こちらもBLという枠にとらわれず、深く考えさせられる作品ということで選びました! レトロで美麗な雰囲気とともに複雑な登場人物たちの思いが交錯します。父親から愛されず不安定な主人公・郁郎と主郁郎に従順な使用人と見せかけている典彦、知的障害を持つ郁郎の義兄・蘭蔵。サイコパス執着攻めとメスにされていく孤独な当主・郁郎のドロドロな愛のお話。体罰や差別なども含むので、苦しいお話でもあり。歪んだ愛情と執着の昼ドラBLが読みたい方にオススメです!
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BLアワード2020の投票は来年の1月下旬から。例年は、得点が200ポイント以上の作品を中心に各ジャンル40作品前後毎年ノミネートされます。
評価の仕方はこちらをごらんください
作品の評価ボタンが、ページの真ん中ぐらいにありますので、ここで評価をします。
評価すると一石三鳥のお得
1:評価をつけることでAI(BLソムリエ)の精度がアップします。評価がついた作品は次回からAIのおすすめ対象から外れますので、常に新しい作品がAIから紹介されます。
2:誰でもくじびきが引ける!ひと月で作品評価ボタンを 5回以上押してくれたユーザーには誰でも参加できちゃいます。レビューお役立ちボタンを 月に15回以上押していただいた方も参加できます。
3:さらにレビューをつけると作品への注目度が集まりますし作家さんが見てくれることも。
レビューポイントがつくので、一定のポイントが貯まるとギフト券がもらえます。ポイントレースのご説明はこちら
新作ですとレビューで8Pもらえますのでぜひ挑戦してみてください。
ちるちる評価は
神=5
萌萌=4
萌=3
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趣味じゃない=0
となっています。
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こちらにランキングされると注目度が一気にアップしますよ。
ぜひともおもしろい作品があったら評価をつけてみてくださいね!
先生への応援にもなりますし、毎年4月開催されるBLアワードに選出されますよ。