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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/08/11 16:28
ショタ……それはまだまだ世の中を知らない純粋無垢な年頃。
薄汚れた大人社会を生きていると不意にあの美しさに触れたくなる時がやってきませんか?
手折ってはいけないと分かっていながらも……なんてその背徳感がなんともオイシイ!!
というわけで、今回はショタ特集!
そのなかでもちょっと感傷的な、エモいショタ特集です!
一口にエモいショタといっても、その属性は様々。
今回はその中から4作品をピックアップしてご紹介!ショタの世界の奥深さと魅力をお伝えします!!
サイボーグにされたのは妹想いのショタ
【あらすじ】
進藤が勤める会社では、とあるモノが造られている。
それは、生身の少年の身体を改造したセックスの為のサイボーグ。
試作品であるサイボーグの世話を任された進藤は、最初は嫌がるものの世話をしていくうちにサイボーグの少年に温かい感情を抱くようになり……。
【オススメ】
世話係のドンタッチミー系男性進藤が、イヤイヤ引き受けることになったセックスショタサイボーグであるとしおさんに対して、心砕き、絆され、そして特別な想いを抱いて行く過程が全編を通して丁寧に描かれています。
心の機微の表現が本当に繊細で美しい…!設定に驚いてしまう方も多い『錆のゆめ』ですが、読み進めていくうちに主役二人のピュアな関係に引き込まれていきます!
2人がキスをしただけで、ここまで胸が高鳴るBL作品はなかなかないのではないでしょうか…!
ショタ特有の純粋無垢による罪悪感がここでは「実験」という仄暗さも相まってもうたまらない!
進藤がとしおさんを人として接してくことでの、自分たちの認識と周りの認識が乖離した、「二人だけの世界」の空気感は絶妙です!
下巻の後半では、進藤がとしおさんを引き取ったその後の2人の日常生活がみれるのですが、料理を頑張ってみたり、玄関まで迎えに行ってかばんを持ったり等まさしく「幼妻」なとしおさんと、敬語を使って話し、としおさんの想いを尊重し、寄り添う進藤の、無垢で真っ直ぐな二人が紡ぐ愛に溢れた生活は蕩けます……。
なお現在『錆のゆめ』の続編である『錆のゆめ 右』がコミックシーモアさんで、『錆のゆめ 左』が『オリジナルBLアンソロジーCanna』で連載中です!
繰り返す過ちと、愛と、ショタ
【あらすじ】
幼い頃、近所のにいちゃんに手を出され、現場を母親に見られてしまったゆい。
それを境に、いつも遊び相手になってくれていたにいちゃんは姿を消し、
親からは過保護なまでの監視を受けるようになってしまった。
あれから時が経ち、にいちゃんを忘れられないゆいは、
ある日もあてもなく街を徘徊し、そして、ついに再会の日がくる――。
しかし、久しぶりに会ったにいちゃんは、昔のような優しいにいちゃんではなくなっていて……。
【オススメ】
ひと言で表すと、めちゃくちゃ業が深いショタBLです。
幼い頃、近所の「にいちゃん」に手を出されたゆいは、兄ちゃんのことが忘れられず、探し、再会し、そして「にいちゃん」の過去を知っていくのですが、「にいちゃん」という人物像の揺れ動きがゆいの心の描写と併せてグラデーションのように描かれています。
ショタ時代のゆいと「にいちゃん」の、無知ゆえの無垢と、健気さが胸を打ちますね……。
愛を求めて同じことを繰り返していた、傷ついた心が癒えぬまま大人になってしまった「にいちゃん」がとにかくいじらしくて、可哀想で、可愛くて……!
終盤の心の関係性がひっくり返る描写は圧巻です。
思いが通じ合った後のセックスでの「にいちゃん」の困ったような笑顔は最高に官能的!
周りから理解されず、受け止めてもらえず、ゆいの愛を素直に受け取りたくて、でも罪悪感がぬぐえなくて、クスリとタバコに頼ってしまう「にいちゃん」を見ると、その儚さに辛いながらも萌えてしまいます。
攻め受けが変わる、いわゆるリバ作品ですので苦手な方はご注意ください。
叶わない恋、遊郭の定めとショタ
【あらすじ】
真冬の夜に廓の前で拾われ、女郎達に育てられた清人。
運命に身を任せながらも清人は担当医への想いを幼い頃から人知れず胸に秘めていた。
伝えることが出来ぬまま、14歳で客を取らされ、16歳で店の稼ぎ頭となっていったが―――。
【オススメ】
時代物の遊郭ショタBLです。
遊郭BLあるあるだと思うのですが、水揚げを拒む描写は切なくなると同時にどうしても心の中の悪の腐女子が興奮してしまいますね……!
清人は14歳で水揚げですが、幼い手足をばたつかせて好きな人の名前を泣き叫びながら抵抗する姿はいじらしくて切なくて愛おしい!
身請けや、最後の我が儘、永遠の別れ……
どんなに好きな人がいても、決して一緒にはなれない切なさも遊郭BLの醍醐味ですね。
しかも清人はまだまだ直球な欲求に溢れている幼い年頃。それでもその運命を小さな体で受け入れる不憫さ健気さたるや、堪りません。まさに薄幸のショタです。
表題作のほかに、清人のその後を描いた『逃げ水』も収録されています。こちらでは清人は成長しておりショタではありませんが、第二次世界大戦を背景に、運命の渦に巻き込まれながらも懸命に生きる姿は必見です。
島で出会ったまっすぐ純粋なショタ
【あらすじ】
パンフレット用の写真を撮影するために訪れた離島で倉田は合という名の少年と出合う。
年月を重ね二人の仲は深くなるが、ある日倉田の口から語られたのは衝撃の事実だった・・・。
田舎の離島ならではの雰囲気を背景に描かれる二人の出会いから別れまでを描くラブストーリー!
【オススメ】
旅行会社の広報の倉田と、取材をしに行った先の島にいた、民宿の家族の合くんの物語です。
とにかく合くんがにこにこ笑顔が眩しい元気で可愛いショタ……!島の方言なのか、「~けん」という語尾が擦れていない純粋無垢さを強調していて、愛くるしい!合くんの、泳いでいるからか褐色に焼けた肌と下着の下の白い肌のコントラストも本当にエッチです……!
この作品のエモポイントはなんといっても「世界を広げてくれた出会い」です。倉田と出会うまで島だけが自分の世界だった合くんと、自分を偽り生きてきたなかで、真っ直ぐなひたむきさと純粋さを持つ合くんに出会った倉田。
だからこそ、最後の数ページ、美しすぎる島の自然の中に響き渡る音のない合くんの慟哭は本当に切なくなります。
ショタの決して手を触れてはいけない美しさ、手を出したことで得た甘露、そして最後に残る残酷さまでしっかりと描かれている作品です。
読後、帯の「世界の外れで幻想たのは、永遠の少年」の意味が分かった瞬間、涙が止まりません。
話それますが、合くんの英字プリントタンクトップはじめ、つくも号先生の描かれる男の子の服装はザ・ショタ!という感じでとても可愛らしいのでぜひ注目してみてください!
いかがでしたか?
今回はエモーショナルなショタということで感傷的なお話を多くピックアップしましたが、明るいショタ作品やお耽美なショタ作品など、ショタものは奥深し!まだまだたくさんあります!これを機会にショタへの扉を開いてみても楽しいかもしれません……!
担当BLソムリエ:おさかなふな |
コメント4
匿名1番さん(1/1)
このところ不健全図書に指定されているのが100%BLだとわかってて、この特集を組んだのですか?
ネットは全世界につながっていて、誰でもチェックできるってわかってますよね。
このサイトがつぶされたら困るよ。。。
匿名2番さん(1/1)
またショタ絶対許さないマンですか。
BLはだいたい不健全で危険ですよね。なんでショタの特集組んだだけでサイトが潰れると思うんですか。
匿名3番さん(1/1)
ロリもショタも児童ポルノ。
BL枠でショタ物を出さないで欲しい。
ただでさえ同性愛を取り扱ってるジャンルで警戒されてるというのに、その上児ポの問題が絡むとか、
ショタ物出してる出版社はBLを滅ぼしたいのかね?
ちるちるもショタ関連の記事には注意して欲しい。
児ポ関連のグッズ・書物は全て壊滅させるべき。
匿名4番さん(1/1)
まず、BLエロ自体を全部不健全図書として認定する事を押すのが順番じゃないですか。
別にショタ好きでもでもないし、時々気色悪い発言してる人間は引くけど
ショタの特集組む=サイトがつぶれるはさすがに杞憂です。
現段階で二次のエロの所持は違法では無いので前段階として法改正があり、
それをサイトが守っていなければ潰れる。という順序が正しいです。
違法でもないのに二次ショタを不健全だと言うのはBLは不健全だから壊滅すべきと同様です。
サイトに対して文句を言うのではなく、法を改正するべくちるちる以外で発言してください。