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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/10/19 13:27
「全米が泣いた」と謳われる映画を観に涙活をするのも良いですが、個人的にストレス解消には笑うことが1番だと思います。疲れたからだや脳には…小難しい話ではなく、スカッと笑えるBLがもってこい!
最近いろいろ詰め込み過ぎてリラックスできなかったかも、とお疲れの方にオススメしたいのが、ギャグファンタジーBL界の神・山田2丁目先生です! 今回はクスッと笑える3作品をご紹介いたします。
「悪のそしき」のボスがこんなにかわいいわけがない
◇あらすじ
魔法少女と戦う「悪のそしき」を率いる所長・黒石は、悪者なのに真面目で可愛くてお色気むんむん。そんな黒石が有能イケメン部下・赤屋と二人きりで、「セッ●スしないと出られない部屋」に閉じ込められてしまい…。この窮地、どうする――!? (するしかない!?)連載中から大好評のマジカル☆エロエロBL!
人間の欲を集める「悪のそしき」の街田支部長(ボス)・黒石と、欲を集める機械を作る技術担当・赤屋のお話です。
言ってしまえば悪役のお話なのですが、敵である魔法少女・ほのかちゃん(5歳)と遊んであげたり、とてもいい人たち。池袋のカフェでBL風を装い、腐女子を興奮させて欲を集めるなど、人を傷つけるのではなく喜ばせて欲をゲットします。
このお話の面白さは、何と言っても赤屋が開発する機械。人間の欲であれば食欲でも物欲でも良いのですが、赤屋は性欲にこだわり…オナホや「セックスしないと出られない部屋」、さらには触手まで開発! 二次創作でしか見られない、あの伝説の部屋が商業BLで見られるんです! ある意味感動さえ覚えます。
魔法少女からの攻撃で都合よく服だけ溶けたり、部下の目の前で触手に絡まれてどろどろになっちゃったり…かわいいボスが、すけべ展開に巻き込まれていく様子がおもしろかわいく描かれています!
巨ツノのおにみやば~い!
◇あらすじ
人間の方が希少な鬼の世界。
生物的にも社会的にも弱者である「人間」である日和は、付けツノをし鬼ぶった生活を送っている。
しかし、よりによってハイスペック鬼の穂高に、「ヒト」であることがバレてしまった…。鬼を惹きつける厄介な体質で、危機的状況!?
抗えない本能と快楽の行方は――
鬼がいる世界で巻き起こるスクールラブ!
本作の世界では、ヒトはオニが嗅ぐと美味しそうな匂いがし、キスやからだを舐めると美味しく感じるそう。オニで攻めの穂高は、ヒトで受けの日和の匂いをかぐと"ツノ痛(頭痛や発熱を伴うらしい)"が収まることが分かり、それ以降「食わせろ」とすけべなことをするようになります。
ツノの大きさは個人差があり、許可なしに触れてはならず、興奮すると大きくなるそう…それって、ねぇ。アレみたいですよね。!
穂高は日和の匂いを嗅いで、キスして舐めて噛んで…と学校内で"捕食"行為を繰り返します。日和はと言うと、ヒトはオニに食べられる時、防衛本能で快楽物質を分泌するため…まぁつまり、気持ち良くなってしまうのです。
最高の設定ですよね…!
日和は「食べられる」という行為にある裏側の穂高の気持ちを重視しますが、穂高は気持ちより「食べる」という行為自体を重視しています。やはり種族が違うと考え方も違うのでしょうか? この点について少しすれ違う2人ですが、最後はハッピーエンドですのでご安心を♥
ラッキースケベも止まらない
◇あらすじ
常にエッチなハプニングを招く「ラッキーすけべ」体質な南部。この体質で職を失ってしまった南部は、知り合いの惣菜屋で働くことに。ある日やって来た客の吾野に、水を浴びせたり転んで股間に顔を埋めたりとハプニング続出!!けれど吾野は、怒るどころか優しく南部を気遣う。そんな吾野に思わずときめいてしまうけれど!?
まさかのまさか。「ラッキーすけべ」がテーマの1冊です。
ラッキーすけべすぎるあまり職を失い、ラッキーどころかアンラッキーだと自身の体質を恨む南部。彼が恋したのは、ラッキーすけべな体質も優しく笑って気遣ってくれる吾野。本作は、この2人のドタバタラブコメです!
南部のラッキーすけべ体質は大変なもので…会う度こけて自然にハグ、ヤモリがでたら服の中に落ちてきて、吾野に手を突っ込まれ取ってもらい(ついでにヤモリだと勘違いして乳首をつままれる)…。まだまだこれは一例ですが、あり得ない不運なラッキーすけべが南部を襲います。見てるこちらとしては非常に愉快ですが…(笑)
フフフッと笑えるシーンがたくさん散りばめられているのですが、お互いが好きになった理由もしっかり描かれており、内容もバッチリ。ちるちる内のエロ度は"エロエロ"となっていますが、量的には標準ぐらいかな? という印象です。
ラッキーすけべで体を繋げない点が、個人的に素敵だと感じました!
以上3作品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回はファンタジックな作品を中心にご紹介しましたが、他にもまだまだ魅力的な作品をたくさんお描きになっています。どれもクスッと笑えるお話ばかりですので、こちらと併せてチェックしてみてくださいね!
担当BLソムリエ:ユメ |