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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/04/06 14:29
BLソムリエ1分勝負!
ちるちるスタッフが1分間の限定された時間で、オススメBLの魅力を完膚無きまでに伝えてくれる、忙しい人のためのレコメンド企画です。
今回は、楔ケリ先生の『狂い鳴くのは僕の番;β 2』をご紹介します。
とにかく苦しい! 読んでいると胸が締め付けられるこの作品!
愛し合っているのに、お互いのことを思うあまり気持ちを伝えられない鵜藤と雀部。やっと想いが通じ合ったと思ったら、雀部は別の人と番に……。 シリーズ3作品目となるこの作品は、心理描写がとても丁寧で、キャラたちの気持ちが分かるからこそ、思わず涙が出てくるほど切ない! 前作では、烏丸を"βにΩは救えない"と優しく見守り続けた鵜藤ですが、その鵜藤が今作で吹っ切れます。雀部が別の人と番になったと知った後も、傍にいることを決めた鵜藤。別の人と番になったが、鵜藤を忘れられない雀部。2人の想いが交わることは本当にもう無いのか、雀部の番になった白鳥もそろそろ動き出しそうな予感。次がクライマックスということで、今後の展開に注目です!
ただラブラブなだけの甘い展開に飽きてしまったという方や、シリアスなオメガバースが好きな方にオススメ!
好きだからといって、簡単には上手くいかないβ×Ωの恋。それでもどうしようもなく傍にいたいという、愛という言葉だけでは語れないほどの想い。読み応えも抜群ですので、まだ前作を読んでいないという方も、ぜひシリーズ1作目からチェックしてみてください!
あらすじ
烏丸の代替として会社の上層部から枕営業を強要され、雀部は徐々に体も心も壊れてゆく。
抑制剤が効かない肉体に変化していく絶望。
「信じている」と告げた鵜藤を裏切っている失望。
鵜藤を想いながらも"Ωの苦しみから逃れたい"と苛まれる中、彼を案じる取引先の社長であり恩人・白取と偶然再会し…。
一方、かつて烏丸を守れなかった後悔から"βにΩは救えない"と雀部に踏み込めない鵜藤。
その優しさは罪深いものだと、知っていたのならーー。