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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2018/12/23 13:25
「この作品がBLアワードにノミネートされなきゃ、死ぬ。アンケート」に寄せられた作品の中から今回ご紹介するのが、吹屋フロ先生の『仇椿ゆがみて歯車』。早速頂いたコメントを見てみましょう!
大河ドラマの幼少期から前半の盛り上がるシーンまでを一気に駆け抜ける爽快感。夏に訪れる中だるみの時期も元気にストーリーは快走し、結末にゴールする! BL色は確かに薄いという指摘もありますが、こんなにワクワクするBLって今まで私は見たことありません。
攻め受けのキャラももちろん立っていますが、私の愛すべきキャラはお父さんです!
お父さんのキャラが作り込まれているからこそ、メインの二人の関係がさらに美味しくいただけるのです。
確かに厚い本なのですが、このような形で出版してくれた作家さんと出版社さんには感謝しかないです!
明るく元気なワンコ・一馬と、悲しい過去を持つ美しい剣豪・間宮の心の通わせ合いが、武士らしさを損なわず男らしく描かれているのがmost of the 尊い!! 穏やかなシーンと緊迫したシーン、どちらも描かれているからこそ、感動もひとしおなんですよね……もう一回読もう……。
◇あらすじ
憎くて愛おしい、命をかけた剣と肉の交わり。稀代の剣の達人・間宮に押しかけ弟子入りした侍・一馬。その真の目的は父の仇討ちだったが、間宮の剣のすさまじい美しさと生き様の寂しさにどんどん惹かれてしまい… また間宮も一馬の目的を知りながら、その天真爛漫さに、自分が斬った彼の父親の面影を重ね心が揺れる。互いにどうしようもない激情で体を重ねてしまった二人。しかし無常にも仇討ち試合は迫り来る―!
何といっても見てほしいのが仇討ち試合のシーン!! 今までのBL作品ではカットされがちだった決闘シーンが、本作ではたっぷり描かれ、さらに2人の心の動きも胸に迫ってくるのです! BLファンだけでなく、少年漫画好きにも読んでもらいたいぐらい躍動感溢れる描写と、心揺さぶる武士の魂に、萌えだけじゃない熱いものが心にこみあげてきます……! なんと仇討ち試合のシーンは、7話~9話の計3話という濃密さ。剣と剣のぶつかり合いから通じ合う2人の愛に、「もはやこれはセックスシーンを超える情熱の交わり合いだ!」と思わずうっとりしてしまいます……♥
天涯孤独になり、人殺しを生業として生きてきた過去を持つ間宮。そんな間宮の過去のキーパーソンとなるのが、一馬の父・武雄なんです。多勢に無勢で生き倒れていた間宮を救いあげた武雄と、そんな武雄の豪胆で男前な優しさに次第に惹かれていく間宮。しかし間宮には隠さねばならない事情があって……。この2人の切なすぎる結末も、是非に是非に見届けて頂きたい! 涙なしには読めませんから……!!
ちなみに、この辛い過去が登場するのは物語序盤の方です! このストーリーの厚みの凄まじさったらもう、半端じゃないですよ~!
では、本作は具体的にどんな作品が好きな方におすすめなのでしょうか。ユーザーの皆様からいただいたコメントを参考に、テイストの似ている作品をピックアップしてみました! 以下の作品が好き、という方は要チェックです!
『仇椿ゆがみて歯車』同様に、受け・雪は人斬りの過去を持つキャラクターです! ある日血まみれで倒れていた雪を松庵が拾うところから物語はスタート。一緒に暮らしていく中で深まる絆と、シリアスな過去を乗り越えていく力強さに魅了されます……!
艶っぽくも男らしい雪と、不器用ながらも優しい村医者・松庵の穏やかでいて愛に溢れている掛け合いは、心に染み入る温かさ。高橋秀武先生の味のあるタッチも相まって、ストーリーの世界観をより深めています!
実はこちらの表題作『月は闇夜に隠るが如く』はラブシーンがほとんどなく、受け攻めも確定していません。 BLらしい恋愛要素は少なめですが、テツと信乃の間には特別な絆が確かに存在し、ストーリー全体から「愛」を感じる、珍しい作品となっています!
同時収録の『阿蘭陀カステラジャパネスカ』は、オランダ商館通訳の外国人・シンジュ×藩主の環の異国情緒満載な幕末BL。こちらの短編は中村春菊ファンからの人気も厚く、涙なしには読めないの恋物語です! 両作品とも、BLファン必見の作品ですよ~♪
担当BLソムリエ:月町ぴょん |
BLアワード2019の投票は来年の1月下旬から。例年は、年末までに得点が200ポイント以上の作品の中からノミネートされるていることが多いです。
評価の仕方はこちらをごらんください
作品の評価ボタンが、ページの真ん中ぐらいにありますので、ここで評価をします。
評価すると一石三鳥のお得
1:評価をつけることでAI(BLソムリエ)の精度がアップします。評価がついた作品は次回からAIのおすすめ対象から外れますので、常に新しい作品がAIから紹介されます。
2:誰でもくじびきが引ける!ひと月で作品評価ボタンを 5回以上押してくれたユーザーには誰でも参加できちゃいます。レビューお役立ちボタンを 月に15回以上押していただいた方も参加できます。
3:さらにレビューをつけると作品への注目度が集まりますし作家さんが見てくれることも。
レビューポイントがつくので、一定のポイントが貯まるとギフト券がもらえます。ポイントレースのご説明はこちら
新作ですとレビューで8Pもらえますのでぜひ挑戦してみてください。
ちるちる評価は
神=5
萌萌=4
萌=3
中立=2
趣味じゃない=1
となっています。
評価をつけてボタンを押すだけで評価が入ります。
トップページには直近30日間の得点ランキングが表示されます。
こちらにランキングされると注目度が一気にアップしますよ。
ぜひともおもしろい作品があったら評価をつけてみてくださいね!
先生への応援にもなりますし、毎年4月開催されるBLアワードに選出されますよ。
コメント4
匿名1番さん(1/1)
「仇椿ゆがみて歯車」すごく気になってはいるのですが
やはりページ数が気になって手を出せずにいます。
400ページ…。ブックカバーはまるかな?(笑)
匿名2番さん(1/1)
大河歴史ロマンという感じで、すごかったです。
BLではないですが、「BANANA FISH」「ベルサイユのばら」「BASARA」などの作品とも通じるものがあるような気がします、、、
匿名3番さん(1/1)
1000円超えてる本でも400ページなら2冊分ですね。Amazon情報では厚さ3.6cmでした。うひょー。
匿名4番さん(1/1)
最高でした…本屋さんに並んでいるときの分厚さにビビりましたが…!
目分量ですが厚さ的には2.5冊分はあります。1000円こえると個人的にちょっと勇気がいるのですが、
むしろお安く感じられます。 とにかく最高でした、こんな美しい物語があるなんて!