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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2018/06/13 13:58
今回は「地編」第2巻「Prahlerei」(プラーレライ)に出演の間宮康弘さん(マモン役)×古河徹人さん(蓮見理人・倫役)と「天編」第2巻「Zorn」(ツォルン)に出演の竹内良太さん(ケムエル役)×山下誠一郎さん(ユーゴ役)のコメントをご紹介します! 読み応えのあるたっぷりのインタビューをぜひチェックしてみてください!
地編第2巻「Prahlerei」キャストコメント
左からマモン役/間宮康弘、蓮見理人&倫役/古河徹人
――収録の感想をお聞かせください。
間宮:久々にマモンを演じられて嬉しかったです。あまり普段こういった役柄を演じさせていただける機会が多くないので、楽しませていただきました。ありがとうございました。そして、倫と理人の二役を一発本番で見事に演じ切る古河くんは、やっぱり凄かったですね。
古河:今回も一人二役を同時に収録させていただいたのですが、前作よりも双子同士の日常会話が増えて、大変な半面ランナーズハイと言いますか、どんどん楽しくなっていきました。後ろで見ていた間宮さんからは「落語のようだ」との感想もいただきました(笑)
――再びキャラクターを演じてみていかがでしたか? 最初の印象から何か変化はありましたか?
間宮:前回よりもマモンが多少優しくなっていたように思います。それだけ彼の中で倫と理人がかけがえのない存在になり始めているということなのでしょう。色々な場面で生の感情を表に出すシーンが増えた分、以前より人間味が増していて、人物としての奥行きが深くなっていた気がしました。
古河:第1巻ではマモンに対して、かなり警戒心や敵対心を持っていた理人くんですが、今回に至るまでにすっかり丸くなり、いわゆるストレートで可愛らしいツンデレキャラになったと思います。そして倫くんは相変わらずブレませんね、芯の強い子です。
――収録中のエピソード、裏話的なことがありましたらお聞かせください。
間宮:マモンより兼ね役の〇〇モンの方が演じていて、生き生きしちゃったのは秘密です。古河くんにはすぐ見破られちゃいましたが(笑)。
古河:実は今回、マモンさんも一人二役で自身との会話を演じる部分があり、台本を見た時に「やった! 僕だけじゃない!」と妙に安心したのを覚えています。演じている間宮さんも熱が籠もっているというか、隣で見ていてすごくイキイキと楽しそうに感じられました。
――今回の CD の聞きどころを教えてください。
間宮:「一人二役×2」の戦闘シーンです。登場キャラが4人いるのにマイク前にいるのは2人。そして一発収録。戦闘シーンという事もあり、いつも以上に緊張感があって楽しかったです。二人の「早変わり」をお楽しみいただけたらと思います。
古河:より臨場感を出すために、Hシーンでの理人&倫くんの息遣いは少し長めに録り、それを後から合成してもらうようにしました。同時に二役の声は出せないけど、でもやっぱり同時に聞いてみたい! というわけで、編集さんありがとうございます。
――最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
間宮:お久しぶりです。マモンを演じさせて頂いております。間宮康弘です。時を経てまたこうしてマモンを演じることが出来ているのは、全て、ファンの皆様とスタッフの皆様のおかげです。本当にありがとうございます。今回のエピソードでは自分も一人二役を演じさせて頂いておりますので、そのあたりもお楽しみいただけたら嬉しいです。これからも「魔彼」をどうぞよろしくお願い致します。
古河:もし私のファンだという方がいらっしゃるのなら、タイプのまったく違う古河の声が一枚で聴けるのは、実にコスパが良いと思います。もちろん内容のパフォーマンスも充実です。どうぞよろしくお願いいたします。
天編第2巻「Zorn」キャストコメント
左からケムエル役/竹内良太、ユーゴ役/山下誠一郎
――収録の感想をお聞かせください。
竹内:楽しい激しい収録でございました。ユーゴとケムエルの出会いは最初から衝撃的で、途中ほんわかするシーンもありますが、要所要所に情熱的なシーンが入って参ります。収録時は良い緊張感で臨む事が出来ました。シーンごとに収録していくのですが、その終わりごとに僕と山下さんどちらも息切れしていました(笑)。全力です!
山下:今まで何度かBLCDのお仕事をさせていただきましたが、今回もまた特別な経験が出来たように思います。「天使と人間」という特殊な、不可侵な関係性をどう掘り下げてゆくのか、台本を読みながら色々と考えました。何気ない日常でのやり取りも多く、演じるのがとても楽しい時間でした。
――それぞれが演じるキャラクターについて、どのような人物だったか教えてください。
竹内:「内面の気持ちは表に漏れ出す程度」でしょうか……。ケムエルさん、傲慢で人間を見下す態度や言動が多いのですが、実は……器が大きい。その大きさを9割行動で示し、残りの1割をふとした台詞で伝える。嗚呼、なんて罪深き天使なんだケムエルさん……。ギャップ天使です。ずるい! ですので、その1割の台詞を、山下さんのお芝居を感じつつ、大切に演じさせていただきました。
山下:ディレクターさんから、「普段から日陰にいそうな人」という的確なアドバイスをもらい(笑)、ユーゴという人物が出来上がっていきました。最初はもっと元気というか、「普通」に演じてしまっていたんですね。しかし、ユーゴは心に抱えている深い業・傷がありそれ故に神父として生きています。その儚さ・切なさのようなものを前面に出して表現しました。難しかったですが、ケムエルとのやり取りが進むにつれて少しずつ分かってきたような気がします。
――相手役のキャラクターの紹介をお願いいたします。
竹内:神父のユーゴさん。神に祈りを捧げる日々のユーゴさん。民の為に薬を作るユーゴさん。穢れなきユーゴさん。自分よりも相手の事を第一に考えるユーゴさん。過去の罪を背負い続けるユーゴさん。ケムエルさんと出会い少しずつ変わっていくユーゴさん。そんなユーゴさんをケムエルは出会った直後に……。お楽しみにです。
山下:ケムエルは「天使」でありながら横暴で、初登場から大変なドSぶりでしたが、非常に人間味溢れる男ですね。ユーゴとケムエルのやり取りは「腐れ縁」のような印象で、求めるものは違えど、分かり合える2人なのだと思います。一方で演じる竹内さんは本当に優しくて気さくな方で、そのギャップに内心萌えていたのは内緒です(笑)。芝居でも引っ張っていただきました。
――今回の CD の聞きどころを教えてください。
竹内:ケムエル率いる天使の軍と死霊との戦いからラストまで。ここからはケムエルに対するユーゴの想いや、ケムエルの本心が分かるシーンとなっております。2人の距離が身体だけじゃなく、心までもが縮まっていく……。そして、今まで2人が出さなかった「表情」が、ここで初めて出て参りますので、ここはぜひ聴いていただきたい所です!
山下:本来、出逢うことのないであろう2人の物語であり、種族が違うからこそ生まれる葛藤や感動があります。ユーゴからすれば、信じ敬愛していた「神」に近い存在と出逢うという体験があり、そこがドラマチックだなと思いますね。ファンタジー要素もふんだんに、実に2人らしい関係が描かれているので、そこを大事にして頂ければと思います。
――最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
竹内:神父(人間)と天使の考え方の違いや、真逆とも言うべき性格の違い、そんな2人が本当の意味で心を通わせた時、あの「表情」を見せます……。ぜひ楽しんでいただけると幸いです。2人の行く末をどうぞ見守って下さいませ。
山下:すでにシリーズ化している『魔彼』への参加を嬉しく思います。普段なかなか演じることのないような役柄で、考えることも多く大変だった分、素晴らしい作品になりました。ファンタジーな非日常の世界に、存分に浸っていただけたら幸いです。応援宜しくお願い致します!
発売日:2018年6月29日予定
予定価格:3,000円+税
イラスト:篁ふみ
シナリオ:桃野真幸
CAST:間宮康弘、古河徹人ほか
発売:GRISEDGE
≪あらすじ&キャラクター紹介≫
人間界で平和に暮らしていたマモンに、突然の呼び出しがかかった。マモンは理人と倫を連れ、魔界へと帰還する。双子たちは初めて訪れた魔界に興味津々。そんな二人を自分の屋敷に置いて、マモンはパンデモニウムへと向かう。議会から持ちかけられた話は、マモンの待望でもあったのだが……。
「ここにいると、お前が遠い気がする──」
「僕も兄さんも、マモンさんの味方ですから」
しかし、マモンが結論を出すよりも先に事は動き出してしまい──?
・マモン(人間名:ヴィクトル・バッキンガム) (左、CV.間宮康弘)
強欲を司る高位の魔族。人間たちの監視をするため、人間界で医師として働いている。物腰は柔らかく紳士的だが、その実、支配欲が強い。理人と倫を眷属としてからは、三人で暮らしている。
現在、最も玉座に近い男と言われており、議会にも太いパイプを持っている。
・蓮見理人(はすみ りと) (中央、CV.古河徹人)
倫の一卵性双生児の兄。魔族とのハーフで、母は淫魔のリリス、父は人間。ごく常識的な性格の持ち主で、いつもマモンと倫に振り回されている。マモンに惹かれているものの、倫への恋心があるがゆえに、その気持ちを素直に認められずにいる。
・蓮見 倫(はすみ りん) (右、CV.古河徹人)
理人の一卵性双生児の弟。明るく素直で、誰にでも好かれるタイプ。ふわふわとおっとりした雰囲気のわりに、奔放で思い切りがいい。恋愛面に関しては特に、理人よりもよほど積極的。マモンと理人の二人に恋情を抱いていることになんの疑問も持っていない。
『魔彼 ~魔は来たりて彼を堕とす~ 地編』