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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2017/11/26 12:57
白いドレスの女性が迎えるのは、カウボーイ⁉
袖はどこに行ったの…と思わず突っ込みたくなる、ワイルドな出で立ち。実はこの男性たち、ストリッパーなんです。ストリッパーが女性の自宅に招待され、そこでショーをする。「出張ストリップ」とでもいうのでしょうか。私たちにはあまり馴染みのない光景ですが、アメリカでは珍しいことではないのだそう。
今回はストリッパーたちの人生を描いた映画作品をご紹介致します。
下着にお札が沢山挟まっている…まるでBL漫画のような光景。こちらの画像、今回ご紹介する『ラ・ベア マッチョに恋して』のワンシーンなのです!
ここまでの仕上がった筋肉はそうそうお目にかかれないですよね!日本人がここまでのマッチョだと若干違和感を感じますが、全くそれがなくむしろナチュラル(?)。
舞台はテキサス州ダラスにある、世界一の人気を誇るクラブ『ラ・ベア』。アングラでマイノリティゆえに、偏見を持たれがちなストリッパーにスポットを当てた今作。派手なパフォーマンスを披露するステージの裏には、高みを目指し肉体と精神を鍛える惜しみない努力があります。
こちらの予告を見る限り、セクシーコメディ調かと思いきやかなり真面目で深い内容に思えます。今作では仲間の死を経験してもなお、ステージに立ち続ける彼らの苦悩や葛藤、人生が描かれています。
筆者が今回予告編を見て注目したのは、客とストリッパーの距離感についてです。物理的な距離はほぼ0に等しいですが、精神的には適度な距離があるようです。女性に囲まれ過激なパフォーマンスで盛り上がりますが、あくまで「パフォーマーと客」。筆者の憶測ですが、トップダンサー・アンジェロの死は客との距離感を誤ってしまったことに関係しているのでは…?
「男は電子レンジ、でも女はオーブンなの。予熱の時間が長い」という客の女性が口にしたパワーワード。男性とは違い、体や筋肉はもちろんですが、女性はショーを重視しているようです。彼らストリッパーはそれを理解しているからこそ、予熱時間も楽しませてくれるパフォーマンスが出来るのでしょう。
「女は求められたい。(ストリッパーは)誰にでも優しいわ。」しかし、「ハグに1ドル渡すけど友達だと思えるの。」期待させすぎてはいけない。客との距離感、客への振る舞い。思わず見入ってしまうほどの過激なパフォーマンスゆえの、そういった配慮が人気ストリップ店として長く評判を博し続ける秘訣なのでしょうか。
今回メガホンを取ったのは、以前こちらでもご紹介した『マジック・マイク』シリーズのキャストである、ジョー・マンガニエロ氏。前作は反響が大きかったようなので、今作もかなり期待できそうです。
今作では「見せる側」であるストリッパーたちの、普段見せない姿を見ることができます。舞台上・舞台裏、両方の姿を見ることができるのは本作だけ! ショーの熱気を味わうには劇場で見るしかない!ですね。
2017年12月9日(土)公開 / 上映時間:91分 / 製作:2014年(米) / 配給:パルコ/ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほか
コメント1
雀影さん
見てきました。
インタビューにショーシーンをはさんだ、シリアスなドキュメンタリー映画でした。
マッチョなダンサー達の肉体は美しいし、お客さんたちもノリノリで参加して楽しんでいるので、全体の雰囲気は明るくて、エロさはないです。
ダンサーもお客さんも、とにかくみんな、みっちりと肉感的で、日本人って異様に痩せすぎなんじゃないかっていうのが一番の感想です(マツコ・デラックスレベルの人がザラザラ出てきて、渡辺直美レベルだとキュートなグラマー位ににしか感じられなくなってくるの)