「愛する人を愛する」という当たり前の権利を獲得する難しさ
以前、
ちるちるでも紹介したLGBTの結婚をテーマにした実録映画『ジェンダー・マリアージュ』。
話題が話題を呼んで、追加公演が各地で行われています。
今回、
『ジェンダーマリアージュ』上映会&同性婚を考える講演会が10月22日(土)に神戸で開催決定!映画を通してアメリカで実際に起こった同性婚裁判での裏側である当事者の苦難の道程を学び、現日本法律での同性婚を考えるというイベントになっています。
【
上映会+講演会「日本の同性婚を考える」】
日時:2016年10月22日(土) 10時~15時
会場:
plug078 スタジオBチケット:1,500円(軽食つき)
申し込み方法:
公式サイトへ
講演会:「日本の同性婚を考える」/なんもり法律事務所 南和行氏
本作が初めて日本公開されたのは2016年の1月30日。同性パートナーシップ制度が認められたばかりで、LGBTへの興味が集まっている時期でした。
海外に比べ、日本はまだまだLGBT理解が浅く、本作品はそんな「LGBTとは?」「同性で結婚?」などの疑問への教本になってくれたように思います。
かくいう筆者・冬桐も「愛する人を愛せる社会に」という、一見当たり前のキャッチコピーが印象的で、注目していた作品でした。
❝同性を愛する❞というだけの条件を加えただけで、今まで当たり前に得ていた権利が得られなくなる。その権利を再取得するのがどれだけ難しいのか。現在の法律で、どこまで権利が保障されているのか。実際に答えられる人はごく少数だと思います。
今回の取り組みは、それらを理解する為の内容になっているそうなので、一度は足を運びたいイベントではないでしょうか。
記者:冬桐