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理性が完全に切れた攻めのエチ行動6選
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2016/06/12 06:01
2018/03/01 06:01
指原莉乃さんも「BLが好きな人って踏み込まれたくない領域でもあるから、慎重に勉強していかなきゃと思う」と返します。 腐女子の事情を理解した制作を伺わせる発言で、好印象ですね。
「本能のぶつけどころを見つけた」影木栄貴先生
まず「LOVE STAGE」の作者・影木栄貴先生が登場。竹下登元首相のお孫さんでもある彼女は厳しく育てられたといいます。
ある時、元首相の部屋に忍び込み、週刊誌のエログラビアをそっと開き、そしてそっと戻したエピソードを告白。それが間接的にBLを意識するきっかけだったといいます。
モヤモヤした気持ちは「キャプテン翼」の同人誌に出会ったことで結実します。
「本能のぶつけどころを見つけた」という名言をいただきました。
BLのよさについて影木先生は
「少女漫画は女性にとってリアルすぎる」ところがあると説明。
よくあるシチュエーションで朝起きた時、隣に裸のオトコがいると「ムダ毛は処理しているの?」「下着上下揃ってた?」とリアルな心配が先に来てしまうというのです。BLのよさは、自分はオトコじゃないのでオトコのファンタジーが楽しめるところと分析。
「枯れてるクズ」がトレンド
つづいてMAGAZINE BE×BOY編集部の藤田早紀さんが登場。
今のBLのジャンルとトレンドについて語ります。紹介されたものは、テレビ向けということもあり、かなり攻めています。
クズ男アンソロジー「屑」をまずおすすめ。指原さんはクズ男好きと同調します。
枯れ専ジャンル「けむにまかれて」(市ヶ谷茅)の紹介でも指原さんはまたまた同調。「枯れてるクズ」が好きということを自覚?したようです笑。
さらに「ボコリ愛」ジャンルでは「ダブルミンツ」(中村明日美子)を「男夫婦」ジャンルでは「できちゃった男子」(御景椿)シリーズを紹介しBLの幅広さを伝えます。
「BLは20世紀最大の発明」溝口彰子さん
真打ちは「BL進化論」の作者:溝口彰子さん。BL進化の歴史について語ってくれました。
BLの発祥は70年まで遡り、「ポーの一族」「風と木の詩」で少年愛ジャンルに火が付き、「JUNE」が創刊されたことでジャンルが確立したというと、出演者の江川達也さんも「JUNE」について懐かしそうに相槌を打っていました。
そして溝口彰子さんは少年愛の転換点となった作品があると切り出した作品が「パタリロ」です。ギャグ漫画に少年愛を取り入れた作品で、一般層にも浸透したエポックメーキングな漫画でした。
「私は女の子が描けないんですよ」魔夜峰央先生
ここで作者の魔夜峰央先生もインタビューで登場。
「私は女の子が描けないんですよ。そこで思いついたのは男の子のカラダを持った女の子。その設定を思いついたとき描きやすくなりました」
と当時を振り返ります。
そして溝口さんは「パタリロ」と同時期に出版された革新的な作品に木原敏江先生の「摩利と新吾」をあげています。自身が同性愛者である溝口さんは、リアル傾向が強いこの作品に感情移入して読んでいたとのこと。
さらに「一番の収穫は中村明日美子さんの『同級生』」だと断言。
最後にエンターテイメントでありながら社会派でもある「BLは20世紀最大の発明」という名言をいただきました。
がっつりBLについての30分番組。
今回の番組は、ネットを見るとおおむね好意的に受け取られたようです。
昨年7月放送のバラエティ番組で、アイドルが自作のBLマンガを本人の前で公開。まとめサイトの煽りもあって炎上したことがありました。
アプローチの仕方の違いもありますが、もし1年前にこの番組が放映されていたら、まだ人前でBLを語ることに嫌悪感を訴える意見が多かったかもしれません。
あれから1年経っていませんが、もうその時の状況と隔世の感があります。今回NHKでの放映で世の中のお墨付きを得た感があり、BLは新たなステップに立ったと思います。
コメント6
匿名5番さん(1/1)
とても良かったですよねー。
なんだか、すごく嬉しかったです。
ほんとに数年前までは偏見に満ちた特集が殆どで、見るたびに不快でほっとけよ!と思ったものですが、NHKに、しかも好意的に放送されたのは凄いなァ〜と時代の流れを感じました。
匿名4番さん(1/1)
影木栄貴先生の男の子になった指原さんの生似顔絵もらってるのうらやまし過ぎた。
匿名3番さん(1/1)
え!魔夜峰央先生のインタビューだけでも見たかった!
vickyさん
枯れてるクズが好きとか、さしこは自分より
腐女子に向いてるなと思いましたw
匿名2番さん(1/1)
見逃したー!今日の夜だと思ってた…
再放送はなさげですね~
匿名1番さん(1/1)
「ポーの一族」の紹介文は解釈が違うなーと感じたし、
ボコリ愛にさっしーと江川達也が想像した内容は「ダブルミンツ」からはかけ離れていた気がしたけど、
トータルするととてもいい番組だったと思う。
「同級生」を読んでいた江川達也が「おもしろい」「絵がすごく綺麗」だと発言していたのが嬉しかった。