作家、編集者がBL黎明期を語りつくす『あの頃のBLの話をしよう』6/30発売6月30日に、BLインタビュー集『
あの頃のBLの話をしよう』が発売されます。ボーイズラブというジャンルが生まれた頃から活躍している作家や編集者たちが、それぞれのBLファーストインパクトなどを語るとのこと。
インタビューのラインナップには、よしながふみ先生やこだか和麻先生、松岡なつき先生と、現役BL作家のお名前が見られます。
よしながふみ先生は、ストーリーの巧みさや心情表現の鋭さにおいて高い評価を得ており、一時期休止していた同人活動も昨年から再開したため、今後の活躍も楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか。
こだか和麻先生は、BL作家としては珍しい少年誌出身のため、ダイナミックな作画がBL内では異彩を放っています。今年の3月には、新刊コミック『
BORDER 境界線 6』が発売されました。
海賊船の船長×タイムスリップしてきた高校生という特殊な設定のカップリングを描く、
松岡なつき先生の“大河BL”小説『
FLESH&BLOOD』シリーズは、昨年でついに
24巻がリリースしました。
この他にも、『
神様の子守はじめました。』の著者である霜月りつ先生や株式会社リブレ代表取締役の太田歳子さんへのインタビュー、同人誌研究などで有名な
三崎尚人さんによるコラムなどがあります。
BLが生まれた頃を知りたい方や作家ファンの方など、気になった方はチェックしてみてください!
BLインタビュー集『あの頃のBLの話をしよう』内容紹介
熱に浮かされたようにBLを書き、作り、読んでいた私たち――
ボーイズラブという言葉が生まれたあの頃。
激変する業界の渦中にあった作家・編集者が語る、それぞれのBLファーストインパクト!
インタビュー:よしながふみ、こだか和麻、松岡なつき、霜月りつ
太田歳子(株式会社リブレ代表取締役)
コラム:三崎尚人(同人誌生活文化総合研究所)
いまや当たりまえのように存在しているBL[ボーイズラブ]というジャンルにも
先行きなど何もわからなかった幼年期があり
作り手も受け手も熱に浮かされたように駆け続けた時期があった。
あの頃、作家はどのような衝撃を受け、あるいは情熱を持ってBLを創作したのか。
編集者は創作者や読者の思いをどうやって受け止めたのか。
稀有な作品を生み出し、他ジャンルでも活躍する才能を多く輩出するまでになった
BLというジャンルの黎明期を、渦中にあった作家、編集者が語りつくすBLインタビュー集!
表紙イラスト/ナツメカズキ