BLもノビノビ楽しめるでしょうか!?約7万人の女性を対象としたストレス指数チェック「ココロの体力測定」による、ストレス指数の低い
「ストレスオフ都道府県ランキング」というものを見つけました。この調査で、女性のストレス指数がもっとも低かったのは
鳥取県。それに続くのが和歌山県、岐阜県です。
鳥取の女性がストレスを感じにくいのは、「ママ友関係」「友人関係」「SNS」など、他県と比較して対人関係において友好的である傾向が見られるから。その理由として推測されるのが、整備された育児環境や、人口密度が低く競争が少ない、豊かな自然環境なんだそうです。
確かに、対人関係は疲れますよね。特にネットが発達した現代では、常に携帯しているスマホにさまざまな通知が来て、ああ、スルーしたい……、けど、無視しちゃ悪いし、ああめんどくさい!
そんなストレスに悩んでいるかもしれないみなさんに、女性のストレスオフTOP3
「鳥取県」「和歌山県」「岐阜県」に関係があるBLを探してみました。これを読むと、心に重くのしかかっていたストレスが、軽くなるかもしれません。
ちるちるに寄せられたレビューの抜粋とともに紹介。そそられたら、ぜひ読んでみてください!
鳥取BL漫画『フェイクファー』虫歯2015年12月に発売された、虫歯先生の初コミックス。
“T取県”にある日本のハワイ「はわい温泉」周辺を舞台としています。実は、攻めキャラである雨井の、悲しい思い出がある地なのですが、そこに「セックスもできる友達」烏星を連れて行って……!? 発売時の
インタビューで、漫画本文が見られます。
あらすじ
『セックスもできる友達』関係だった烏星と雨井。突然ハワイに行きたいと言い出した烏星を雨井が連れて行った先は、はわい町だった。小さな町の小さな家に辿りつくふたり。そこは、雨井が幼い頃、自分を置いて行った母親と暮らした家だった――。置いていかれても笑おうとする男と、自分と向き合うのが苦手な男は、少しずつ大きくなる自分の気持ちに翻弄され――!?
レビュー
エロもしっかりほぼ毎話あります。
雨井が地味男なくせに直球に愛を伝えてくるし、熱いとこもあって、そしてエロではムッツリなとこも有り。地味男のほうがエロではけっこうガツガツしてました^ ^
烏星はチャラい見た目を裏切る可愛さ。恥ずかしがり屋だし、ネガティブなとこあるし、涙もろいとこもギャップ萌えです。―――みんみさん
傷を抱えた大人同士が、関係を変える怖さを克服しながら、少しずつ距離を縮めていく物語です。
(中略)
本の8割くらいがこのカップルの話で、ページ数がたっぷりあって読みごたえがありました。展開が急すぎることもなく、説得力のある結ばれ方でした。ラストにはまたうるうるとしました。―――はるぽんさん
初めのほうでセフレから恋人に昇格する二人ですが、その後もお互いが葛藤に苦しんだり、切ない思いを抱えつつも、それらを乗り越えお互いが唯一の存在になっていく過程が非常にツボでした。―――ポッチさん
和歌山BL漫画『さみしがりやのラブレター』七ノ日2014年12月に発売された、七ノ日先生のコミックスです。和歌山BL、実は見つからなかったんですが、本作発売時の
インタビューで、七ノ日先生が
「私が住んでいる和歌山県は温泉が有名なのですが…」と回答されているので、『さみしがりやのラブレター』には
和歌山スピリットが含まれているかもしれない……! と思い和歌山BLとさせていただきました。
あらすじ
平凡な毎日に飽き飽きしている大学生の勇気。ある日、授業を終え帰宅をすると、鞄の中に謎のチョコレートの缶が入っていた。そこには「友だちがほしい」と書かれた差出人不明の手紙。冗談のつもりで返事を書くと、翌朝、新しい手紙が入っていて──…?
レビュー
胸がキュンキュンする最高の可愛さいっぱい詰まったラブストーリー(*uωu)
チョコレート缶からアイシングクッキーが飛び出してきちゃうみたいなラブリーさとキラキラ感☆にめちゃくちゃ癒されました!!
学生カップルメインなのもとても嬉しかったんですよ♪
表題作「さみしがりやのラブレター」は過去からお手紙が届いて文通をするお話です。
展開の読めるお話ではありましたが、ファンタジー要素のおかげでワクワクと心温まるお話に仕上がっていたように思います。
切なさや和みもあってふわふわキュンとなってしまいます。―――みんくさん
ほんわかしたファンタジーものかと思いきや、(中略)最後には涙までこぼしてしまうほど、心暖まるお話になっていきます。その他の二つのお話も可愛らしいほのぼのしたお話で、エッチはあんまりありませんが純粋に、相思相愛になれてよかったね♪と思える作品でした。―――マミィ。さん
岐阜BL漫画『笑い話のようだ』じゃのめ2012年7月に発売された、じゃのめ先生の初コミックス。
「泣き虫長身ヤンデレ × 男前バリバリ方言男子」というカップリングで、明確にどこの方言とは明かされていないようですが、レビューでは
“リアルすぎる岐阜弁”と驚くちるちるユーザーも。ということで、こちらを岐阜BLといたします!
あらすじ
ゲイで心底根暗な高校生、泉星太(いずみせいた)は親友の志野屋 都一(しのやといち)に恋をしてしまった。志野屋は泉と正反対で明るく周りから頼られる彼女持ち。進学を前にして泉は志野屋に触れる最初で最後のチャンスを貰う。志野屋と夢見るようなセックスをしたものの、親友の人生を狂わせてしまうのは絶対にダメだと言い聞かせて、恋を静かに殺していく泉の切なさ。そして、自ら求めたのに、その想いを否定されてしまう志野屋。好きな人にただ好きだと言うだけではいられない不器用な恋。
レビュー
登場人物が非常に訛っているんですが、その方言が気になって、ストーリーに集中しきれないという罠がw
「じゃん」「だら」「まい」が多用されているあたり、愛知県の三河弁かなぁ。とおもったんですが…岐阜県の南の方かも…う~ん。ネイティブじゃないのでよくわかんないw
たぶん、愛知か岐阜のどこかかなぁ。
あとがきによると『NEO日本のとある県』だそうですw―――ぴえぴえ3号
あまりにもリアルすぎる岐阜弁でびっくりしました。
自分の住んでる地方の方言BL読んだの初めてです。―――なかみさん
確かに切なさも溢れているんですが、とどのつまり超ヘタレ泣き虫男がヘタレのあまり自虐に陥って、突き抜けてしまっているような姿が見られてそのバランスが絶妙な抜け感を演出して、あ、何かコレいいかも♪という作品になっていました。
そして、受けになる男子が方言丸出しですw
・・・多分名古屋弁に非常に近い言葉です♪名古屋弁が身近な方、これ声に出して読んでみると非常に面白いです!―――茶鬼さん
さて、いかがだったでしょうか、女性のストレスオフTOP3「鳥取・和歌山・岐阜」BL! あらすじやレビューなどが琴線に触れたら、手に取ってみてはいかがでしょう。高まったストレス指数を、萌えで解消できるかもしれません! また、ほかに県BLをご存じでしたら、ぜひ教えてください。
コメント1
匿名1番さん(1/1)
おもしろい切り口。
確かに知らない土地の風景や言葉などは、物語に感情移入するきっかけになりますね。3作とも好きな作品です。