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人気ラーメン店「一風堂」がパリ出店、美味しいラーメン男子集めました



日本でも「人気ラーメン店といえば」で必ずと言っていいほど名前が挙がる『一風堂』。その一風堂がこの度フランスに進出。出店に伴いパリ店の制服をあの世界的日本人デザイナー『MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)』氏が手掛ける事になりました。
これ、普通に凄い豪華です…。

その事実もさることながら、まーーパリ店スタッフ着用イメージの写真がかっこいいのなんの…。
一風堂のイメージである赤を細部に使用し、制服のカラーはベージュに。一見長めにカッティングされたデニムジャケットはよく見るとシャツレイヤード風になっています。

ラーメン店の制服でありながら細かな配慮がなされたハイセンスなデザインと、デニムジャケットにバンダナという出で立ちのワークアウト感が、本場ガチフランス美男子着用により単に男くさいだけでなく非常に色っぽく仕上がり、ラーメン以上に本当にご馳走様です…といった具合。

行ってみたい！でも遠い！！（泣）

…という訳で今回はフランスに行かなくてもいつでも会える!!
題して食欲の秋！ ラーメンの秋!!

食欲以上にトキメキを満たしてくれる数あるBLの中でも、一定数を誇る「美食」「リストランテ」作品。さらに、主に「ラーメン屋」を舞台に取り扱ったすなわち「ラーメンBL」に焦点を当て、ちるちるに寄せられた読者レビュー(一部抜粋)と共にご紹介したいと思います!!


■ラーメン屋×レストラン＋幼なじみという黄金レシピ
『それでは今日もいただきます。』橋本あおい
（あらすじ）
両親が営む洋食屋で働く高匡と、やはり実家のラーメン屋で働く恵は、お向かいに住んでいる幼なじみ同士。
実は中三の夏休みにキスをしたことがあるけれど、二人とも何もなかったように振る舞っている。
でも、このところ恵の様子がおかしくて……？
食べごろスペシャル・ラブ・レシピ！
表題シリーズほか四篇を収録。

～いただきますってそっちだったの？
二人は幼なじみで、共に実家の飲食店を継いでいるのです。私は、「幼なじみ」というのがつぼに入ってしまったのですが、恵の恥ずかしい思い出を高匡が言うのに、押し倒されるときは立場が逆転するのには笑ってしまいました。
（レビュアー/御影さん）

～ほんわかしていて、読後感のいい作品でした。
エロに定評がある作家さんのようですが、私のようにエロがあってもなくてもいい派でも読みやすく、お気に入りの作家さんです。地元商店街、幼馴染みのラーメン屋とイタリアンの息子のお話と短編が少々。幼馴染みが、そのままの関係保ちつつ纏まるのいいですね。お互いの家、その他の仲間もほんわかしていて、読後感のいい作品でした。
（レビュアー/キリヱさん）


■目まぐるしく変化する多彩な味に舌鼓をうつ、珠玉のオムニバス
『ラーメン青島屋の死神くん－ドントセイバイ－』我守丸
（あらすじ）
突然現れた黒いスーツの死神に、７日後に死ぬと宣告されてしまったラーメン屋の店長・篤志。
「自分はやりたいようにやってきたから」と一応その発言を受け入れるが、自分を慕ってくれている従業員・直の事だけが心残りで－
魂の送り手がつむぐちょっと甘くて切ないストーリー。
その他、受攻を決める青春の攻防戦や、風俗店のすったもんだ作品を収録。

～死神の嫉妬は奥深い
作者の魅力が詰まった短編集なのだと思います、これは面白い！本当に何度も読んでしまう。ぜひぜひたくさんの人に読んでほしいです。強烈なのは、読んでいて心臓がバクバクしてくるような、色気のシャワーみたいな視線。なにかを見透かしたかのようでときどき胸がつぶれそうです。主要キャラは皆男前だけど、どこか抱きしめたくなるような可愛いさがあるというのがたまらない。笑いどころも満載で、声を出さずには読めません。
(レビュアー/詩雪さん)

～コミカルだけど淡白でキュンとする！
全体的に淡々とした作風ですが、個性的で味のあるキャラが見れるショートが沢山つまったバラエティパック。イラストは線が少なくてシンプルですが、キャラの表情をよく書き分けていて、セリフのないコマでも物を語る絵が描ける作家さんだと思いました。～（中略）～オリジナルの物語を作るセンスがすごくある方なのだな～という印象を持ったので、今後の活躍が非常に楽しみです！また、作家さんがダジャレ好きというのもすごく納得ができる内容というか…お笑い漫才をみてるような、テンポの良い会話がすごく読みやすくてよかったです。キャラの性格を表すような会話の組立もお上手！
(レビュアー/イチ。さん)


■イタリア×壮年で知られる作者が描く新境地
『ナカさんのながれ』basso
（あらすじ）
ラーメン店『ナカ』からふたりが始まって、そして、ふたりからたくさんの人に伝わるあたたかさ--。
健康を気にするお年頃のラーメン店長・ナカさんと、お客さんで恋人のマツシン君とふたりを取り巻く人たちの、すばらしき日常。
このほか、髪を気にする矢田さんの『くろぐろ』を同時収録した、ふたつのシリーズ作品集。
収録作品 : 「ナカさんのながれ（全話）」「くろぐろ（全話）」「屋台タツ」（ナカさんのながれ番外編）

～bassoさん名義での日本人ものって初めてじゃないでしょうか。
読んでいるうちに「ナカ」に集う人たちも一緒くたに愛しくなり、この商店街に行ってみたくてしょうがありません。「くろぐろ」の二人が入った立ち飲み屋「ジョーの店」は「ナカさんのながれ」のほうでも話に出ていたお店。ナカさんとマツシンが肩を並べて飲んでいたりします。屋台のラーメン屋のタツが新たに始める店も気になります。一番乗りの客を見てタツがどんな顔をするのか見たかった…。スピンオフでもいいから、この商店街のお話もっと読みたいです。
（レビュアー/イサヲさん）

～ドロドロ血液を気にするラーメン店主41歳
bassoさんといえばイタリア。もちろんオノナツメ名義では時代モノも描かれていますが、basso名義では初の日本が舞台になるのかな？日本でのラーメン店はファストフードとも言うけど、イタリアのトラットリアみたいなものかな？皆が集まってそこのラーメンを食べるのと同時に店主と世間話をしてみたり、ラーメン好きにも街の皆にも愛される店。07年頃から変則的にボチボチと掲載されていた作品なので、こうやって一冊にまとまると、あ、そうだったのか～とこの作品がとっても素敵なものだったことを再認識。もう、最初から最後までクスクス笑いが止まらない、とてもアットホームなその物語はやっぱり素敵でした！
（レビュアー/茶鬼さん）


…などなど、今回は「ラーメン×BL」というなんともおいしそうな「食BL」を3作、読者様の一部レビューと共にご紹介させて頂きました。
色んな意味で食指が動く作品があったら是非ぜひ、チェックしてみて下さい★

そしてそして～！
冒頭でもご紹介した『一風堂・パリ店』が送るミハラヤスヒロ×一風堂のコラボイベントの概要についてまとめてご紹介！

①ユニフォームデザイン！
MIHARA YASUHIROがパリ1号店のユニフォームを「赤」をテーマにデザイン。
コラボユニフォームのジャケットとエプロンは一風堂パリの店舗内装の木目と合うベージュカラーに。
仕事着のイメージが定着しているデニムジャケットにシャツレイヤードディティールを取り入れ現代のワークウェアのイメージを落とし込み、赤をキーカラーとして細部に使用。日本人らしく、スタッフが頭に巻くタオルも赤のタイダイ（絞り染め）柄を採用しました。

②ユニフォームを着たルノーカングーがお祝い走行！
MIHARA YASUHIROデザインのタイダイ柄ユニフォームをパリで「働くクルマ」の代名詞、ルノーカングーが身にまとい日本に上陸。ルノーが掲げるブランドスローガン「Passion for Life 好きを、走れ。」と、一風堂の「フランス文化の一部となり人々の生活を豊かにしたい」という想いが共鳴し、フランスの日常に一杯のラーメンをお届けしたいという想いを載せカングーが都内を走ります。

③一風堂スタッフもパリ店オープンを前祝い！
10月28日（水）、国内一風堂店舗においてパリ1号店オープンの前祝いとして、パリ店記念Tシャツを店舗スタッフが着用し、日本からパリへエールを送ります。また、パリ1号店の店舗コンセプトやメニュー展開などを掲載した、ルノー発行の季刊誌「RENAULT PRESSE」を無料で配布いたします。

―こちらコラボイベントの詳細は、10月28日（水）にグランドオープンのウェブマガジン『IPPUDO OUTSIDE』にて随時配信とのこと★



パリ×美男子×ラーメンという素敵コラボが日本にいながらも味わえるかも!?
気になる方は是非、ラーメンBLともどもチェックしてみて!!