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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2015/08/24 13:24
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9月17日に発売される、はらだ先生の新刊コミックス『よるとあさの歌』。鮮やかな黄色の表紙カバーが印象的ですが、発売元である「竹書房Qpa【クパ】編集部」のTwitterで、カバーの色校正の画像が公開されています。
色校正とは、印刷物制作時にイメージどおりの色が出ているか確認する作業を意味し、その際に出力される試し刷りのことも指します。
Twitterの画像を見ると、カップルの頭の上に、印刷に何色を使っているかを示す円形が4つ見えます。通常、カラー印刷は「イエロー」「マゼンタ」「シアン」「ブラック」を掛け合わせて再現するのでその4色が並ぶのですが、『よるとあさの歌』の色校には青系の「シアン」がありません!
さらに、Qpa【クパ】編集部のツイートには「蛍光の黄色と普通の黄色を混ぜているので目にも鮮やか」とあり、黄色が2色使われていることが分かります。おそらく、蛍光の黄色は「特色」でしょう。
特色とは、「イエロー」「マゼンタ」「シアン」「ブラック」の4色の掛け合わせでは再現できない特別な色! 印刷の価格的にもお高くなります。もしかすると、マゼンタに見えるピンク系の色も、特色かも……!? カバーには珍しい色校正だったので、記事にしてみました。
なお、とらのあなで『よるとあさの歌』を購入すると、特典として「描き下ろし4Pリーフレット」がゲットできることが発表されています。おそらく、他店でも特典の発表が控えていることでしょう。
どこで買うか! シアンはないけど思案は必要かもしれません!
コメント4
匿名3番さん(1/1)
良い記事です!
匿名2番さん(1/1)
装丁に関する記事、とっても興味深いです!
まったくのド素人だけど、たまに「じつはうっすら全体に青をかけてます」とか「グロス加工にしてもらいました」
みたいな裏話とか、作家さんのツイートなんかで知ることがあって、装丁を見ることも楽しみの一つになったので♪
これからもこういう記事載せてください。あと凝った装丁の特集なんかも読んでみたいです!
制作の裏話的なネタ、大好きです。
匿名1番さん(1/1)
ピピン様。詳しく説明してくださり有難うございます!^人^
わたくし印刷関連の事は、まったく分らないので、勉強になりました。
はらだサンはスタイリッシュ作画でポップな印象です。素敵ですよね☆
ピピンさん
スミ版と、特色の蛍光イエロー、イエロー、特色のピンクの4版ではないかと、私は思います。ピンクがマゼンタのベタ刷りよりやや淡い感じに見えるので、特色ではないかと…。マゼンタの網掛けだったら、もっとキツい色合いになるんじゃないかなあ。
特色2版だったら、通常のカラー4版印刷より高額ですね。
でも、あえて3版に減らしてかえって凝ったカラーを作るのも、いいものなんですよ。
一方、最近BLのマンガや小説のカバーで、カラー4版+特色1版の5版印刷の表紙が多くなったなあと思っています。
(元印刷関係からでした~)