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前回の冬アニメの予想からはや3ヶ月。今年も気づけば春アニメの季節がやってまいりました。
このいい加減な覇権アニメ予想も地味に回数を重ねてきたのですが、ここにきてヒロシ社長、多忙のためまさかの覇権アニメ予想会欠席。

「なんてこった。これじゃすべて私の責任に…。」
毎度ヒロシ社長と無責任な予想をしていた狂舞詩はその事態を避けるべく、ちるちる女性記者、神谷浩未を共犯ピンチヒッターに指名するのでした.


＜http://uzurainfo.han-be.com/15sp.html＞

神谷：ちるちる20代女性記者。青果コーナーで季節の果物をチェックするのが日課
狂舞詩：ちるちる20代女性スタッフ。お菓子コーナーで新作のチ○ルをチェックするのが日課

神：私なんかでいいのかという感じなのですが…
狂：大丈夫大丈夫。この無責任な企画に関しては(私は)場数を踏んでいますからね。リードしますよ？(ﾄﾞﾔｧ)
神：お手柔らかにお願いします(笑)


狂：冬アニメの予想も厳しかったですが春もなかなかな…。
神：『銀魂』や『うたプリ』あたりの続編アニメは手堅い感じですよね。ルールとしては新規アニメで予想するから語れないのが惜しいですが…何か気になるアニメはありますか？
狂：個人的に推したいのは『終わりのセラフ』です！

☆終わりのセラフ


既に腐向けPixivタグが存在

狂：敵対する立場の主人公2人がいいですね。しかも二人はもともと親友だったというから『ガンダムSEED』や『コードギアス』と共通する部分があるのがポイントです。
神：たしかに対比する2人の主人公は腐女子的にとてもおいしいですよね。『テイルズ・オブ・ヴェスペリア』などもそうでした。セラ腐はばらばらだったチームがまとまって成長していく過程も素直におもしろいです。
狂：なんですか、「セラ腐」って(笑)
神：Pixivではすでにこのタグが存在しているんですよ(笑)先に注目していた人はすでにそのおいしい部分を見つけているということですね。
狂：それはますます期待が高まります！ただ「どこかラノベっぽい」という感想もチラホラ聞いたりするので、登場する女の子たちとどう関わってくるのか…。
神：アニメで主人公2人がどう描かれるかがカギかもしれないですね。

☆血界戦線

豪華声優陣の饗宴にも注目

狂：キャラクターは一見「ゴリマッチョとショタで決まりかな？」と思ってしまうのですが男性キャラが豊富なのでダークホースがいそうですね(笑)
神：ザップ・レンフロというキャラクターなんかは銀髪・褐色肌、おまけにチンピラだけど面倒見がいいという設定で萌え度は高そうですよ。
狂：チンピラなのに面倒見がいいはポイント高い！他のキャラクターもかなり個性的でいろんな意味で期待が高まりますね。
神：脚本にテレビドラマの『LIAR GAME』や『ガリレオ』を担当された古家和尚さんをあてているとのことでかなり固めてきた感じがします。
狂：監督の松本理恵さんは『プリキュアシリーズ』や『君に届け』、『京騒戯画』といった作品に携わってきているみたいで「何というギャップ！」という印象です(笑)。テレビアニメシリーズでは初監督らしいですが…色々気になりますね。
神：スゴくおもしろいですね。血界戦線はSFアクションということなのでプリキュアと似たジャンルと言えなくもないですが、今回の作品とのギャップ。
狂：新しい発見からの開拓があるかもしれない…

☆ニンジャスレイヤー

こちら向け要素もお願いします！

狂：元々は海外SF小説のようですね。日本では多方面でコミカライズされていますよ(公式HPをみせなふがら)
神：ほんとだ…(スクロール中)……。ひとつだけ妙につやつやしているものがありますがこれは…(笑)
狂：お。やっぱりそこで目が留まりましたね？『ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ』(B's-LOG COMICS)。私もそこに目を奪われました。
神：この明らかに明らかな感じは…完全にこちらを狙ったやつじゃないですか(笑)。アニメにこの雰囲気を取り入れてくるのかわからないのがもどかしい！アメコミ風の作画って好き嫌いが別れそうなのですが「タイバニ」の件もありますし期待しちゃってもいいのでしょうか？
狂：そうですね…私は正直期待しちゃってます(笑)。シリーズディレクター・シリーズ構成に『キルラキル』の雨宮哲さんがいらっしゃるのでアクション方面でも楽しめるかもしれません。
神：正直、ここで話をするまでノーマークだったのですが私の中で一気に注目アニメになりました。色々な可能性が見えたのでそれをどう発揮するか、ですね。

☆雨色ココア

今期唯一のアレな雰囲気

狂：このアニメは一体…2分枠！？
神：見逃したらほぼ間に合わないですね(笑)
狂：今期唯一、腐を狙ったような雰囲気のアニメは2分…いや、でも手軽に見れていいかも。
神：声優陣も豪華なんですよ。さっきPVを見たんですが一瞬だけしか映らないのに宮野真守さんのキャラがいかにも宮野真守さんぽくて(笑)
狂：キービジュアルも真ん中の受けくん(決定)の方に寄りかかってウィンクしてますし、彼からは可能性を感じますね。個人的には緑川さんが演じるキャラクターが気になりますが。
神：喫茶店ドタバタストーリーという日常もの、しかも2分の中でどれだけキャラクターたちの関係性を見せられるかが勝負ということになりそうです。

☆アルスラーン戦記

最強タッグで各方面に手堅い感触

狂：きましたねー、『アルスラーン戦記』！あの『銀河英雄伝説』の著者、田中芳樹先生の作品ですよ。
神：2013年に「ハガレン」の荒川弘先生がコミカライズ版を連載したことで一気に話題になりましたよね。それに期待を裏切らない漫画だと評価も高い。
狂：主人公の周りはイケメン揃いで妄想もはかどりそうですが、それ以上に両先生の作品は腐女子とは関係なく、どのジャンルの人からも根強く支持されているので…改めて考えると凄いタッグです。
神：そこにアニメ化で「黒執事 Book of Circus」の阿部記之監督が加わると…。
狂：どこをつつけばいいんですか…悔しい！(喜)
神：喜んでるじゃないですか(笑)素直に楽しみながら自分の萌えを発見していく楽しみがありそうです。


終わりに――

狂：今回もかなり絞られましたね。作品的には良質なものが多そうですが、最終的に覇権予想は？
神：私は『アルスラーン戦記』で。
狂：それじゃあ私も『終わりのセラフ』で。
神：さっきあんなに褒めていたのに！？
狂：それはそれ、これはこれ。初志貫徹です(笑)。
神：こんな感じの覇権予想会で良かったんでしょうか？
狂：いつもこんな感じなので、たぶん大丈夫です！(…しかし私、全然リードできてなかったね？神谷記者、恐ろしい子…！)