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『月刊アクション』は、ホモ雑誌を目指すのか？

2014/09/29 06:24

9月25日「月刊アクション」で田亀源五郎先生の「弟の夫」が連載開始しました。

父親が玄関を開けると、いきなりベアハッグ！
父子家庭の一家に、ある日突然カナダ人の大男が乗り込んできました。
思わぬ来客に戸惑う父と娘。このあと一体どうなるのか？

事前にネタ的に盛り上がった「弟の夫」。その内容はいかに？というところでしたが、
さすがはクマのような鋭い観察力を持つ田亀源五郎先生。派手なシーンはないものの的確な描写と会話の絶妙の間で、話に引き込まれます。
実に続きが気になる展開に。適度に散りばめられた謎は、今後どう明かされるのでしょうか。まったくBLではないですが、名作の予感がします。

しかし実は「弟の夫」以上にホモっぽかったのは、次に掲載されているシモダアサミ先生の「中学性日記」です。

毎回登場人物が違うオムニバス形式ですが、今回は、男子中学生にフォーカスしています。
中学生の頃は、男子は大きな股間、しっかり生えそろったチン毛に憧れるもの？
そんな気持ちを扱ったちょっとホモいテイストがあります。

無邪気で天真爛漫さを残す中学生の思春期の悩みを、深刻にならずライトに描いており、笑えて泣ける漫画になっています。

ちなみにこの2作以外にBLっぽい作品はありませんどちらかというと、男子向けですが、高野苺先生の「orange」が掲載されるなど、幅広いジャンルを楽しめます。

今後は、腐女子層など幅広い読者をさらに取り込むために、ホモっぽい漫画を増やしていくのでしょうか。楽しみです。

おまけ　タイのフェイスブック「Single Gay Club」から、そして羊